デジタルフォトフレームの選び方
「どんな機能に注目して選べばいい?」「メーカーごとの特長・傾向ってあるの?」など、デジタルフォトフレーム選びの際に浮かぶ疑問を解決できるのが選び方ガイドです。デジタルフォトフレーム選びに必要な基礎知識、用語解説はこちらでチェックしましょう!
2025/4/2 更新
目次
デジタルカメラやスマホで写真を撮影して、データで保存するのが主流となった今、デジタル画像を写真立てのように表示できるデジタルフォトフレームが便利です。デジタルフォトフレームは、プリントした写真を入れる写真立てとは異なり、複数の写真を切り替えて表示したり、映像を流したりと、デジタル機器ならではのメリットが多々あります。製品選びの際は、画面のサイズや表示の美しさに関わる画素数のほか、搭載している機能をチェックしましょう。
画面サイズは幅広くラインアップされていますが、主流は7〜8インチです。広い部屋で、どこからでも見えるようしたいのであれば、10インチや15インチといった大型サイズを選ぶのもよいでしょう。また、アスペクト比(横縦比)は15:9や4:3などの製品があります。
画像はドット(画素)の集合で構成されており、1枚あたりの画素数が多いほど鮮明に表示されます。近年デジカメなどの撮影機器では解像度(画素の密度)の高いものが増えているため、高解像度の画像を表示したいのであれば、対応する画素数が大きいデジタルフォトフレームを選ぶとよいでしょう。
デジタルフォトフレームでは、内蔵されたメモリーに画像データを取り込んで画面に表示させます。内蔵メモリーの容量が大きいほど、より多くのデータを取り込めます。また、機種によっては本体に内蔵メモリーを持たず、SDカードなどの外部メモリーをセットしてデータを読み込むタイプもあります。
内蔵メモリーで選ぶ
音楽ファイルの再生が可能で、画像を音と同時に楽しめます。ほとんどの機種がMP3形式には対応しており、中にはWMA形式に対応する機種も存在します。また、波音など自然の音を収録しているものもあります。
動画ファイルの再生ができる機種です。ほとんどの機種でMotion JPEG(ファイル名がaviやmov)形式に対応。上位機種にはフルハイビジョン動画に対応しているものもあります。
本体の置き方を縦や横に変えると、それに連動して写真が自動的に回転する機能です。
曜日や時間帯で、自由に電源のon/offを設定できる機能です。毎回電源を操作する手間が省けるうえ、節電にもつながります。
リモコン対応であれば、本体電源のon/offや詳細な設定などがリモコンで行えます。
画像を鮮明に映し出す液晶パネルに定評のあるメーカー。USBやSDカードなどさまざまな外部入力にも対応した製品が多く、多くの支持を得ています。カレンダー・時計表示が可能なモデルや、広視野角なIPSパネルを採用したモデルが人気です。
本体の安さに加え、LEDバックライトを使用したエコ設計により1か月約18円とランニングコストも経済的な製品が人気です。基本機能に加えて、記念日設定機能などプレゼントとしても喜ばれる仕掛けを搭載したモデルもラインアップしています。
SDカードなどです。
本体に内蔵メモリーがない場合、デジカメで撮影した画像が保存されているSDカードなど外部メモリーを本体に挿入して使います。
あまり多くありません。
乾電池や内蔵の充電池で表示できるデジタルフォトフレームもありますが、残念ながら数は限られています。また、電池では写真を表示できる時間が短いので、常に写真を飾っておきたいという方は、家庭用コンセントに対応した機種を選ぶほうがよいでしょう。