2018年4月6日掲載
基礎知識
カードローンの必要書類

カードローンには審査があります。審査を受けるためには、「本人確認書類」や「収入証明書」などの必要書類を用意しなければなりません。ここではどのような書類を用意しなければならないのかを詳しく解説します。
カードローンの申込みに必要な書類
カードローンの申込みに必要な書類は本人確認書類だけです。ただし、希望限度額や現在の借入れ状況などに応じて収入証明書が必要になる場合があります。
本人確認書類
カードローンに申し込む際は本人確認書類の提出が必要です。
本人確認書類は以下のような書類です。
- 運転免許証
- 健康保険証
- パスポート
- 特別永住者証明書
- 在留カード
- 個人番号カード(マイナンバーカード)
運転免許証は、公的機関が発行しており、「氏名」「生年月日」「現住所」「顔写真」が記載されているため、カードローンの申込手続きの際に本人確認書類として提示すると手続きがスムーズに進みます。
運転免許証を持っていない方は、健康保険証やパスポートを本人確認書類として提示しましょう。健康保険証は、職業などによって国民健康保険証、組合健康保険証などさまざま種類がありますが、どの保険証でも本人確認書類となります。
提示する本人確認書類と現住所が違っている場合は、別途以下の書類を提示する必要があります。
- 電気、ガス、水道などの公共料金の領収書(直近のもの)
- 所得税・住民税の納税証明書
- 社会保険料の領収書など
窓口への提出や郵送だけではなく、インターネット経由で提出を行ったり、FAXで提出を行ったりすることができるローン会社もあり、ローン会社によって提供されるサービスが異なります。くわしい手続きについては、公式サイトの「申込みの流れ」や「必要書類」などの項目を確認するか、事前に問い合わせるとよいでしょう。
場合によっては、勤務先で発行が必要な書類や、公共機関にて発行手続きが必要なものを提示する必要があります。事前にどのような書類が必要か把握しておくと、スムーズに手続きできます。
収入証明書類
カードローンの申込みを行うと、収入証明書の提出を求められるケースがあります。 収入証明書は、原則借入金額が50万円以上の場合もしくは他社と合わせて100万円以上の借入れをする場合に必要になりますが、銀行カードローンの場合には借入金額にかかわらず提出を求められるケースもあります。
収入証明書は、以下のような書類を指します。
- 源泉徴収票
- 給与明細書
- 市民税・県民税額決定通知書
- 所得証明書
会社員の場合は源泉徴収票が最も一般的な収入証明書となります。源泉徴収票は、12月の給与明細とともに発行されることが多い書類です。確定申告書や納税証明書は、お近くの税務署や国税庁のHPでオンライン請求できます。
自営業者の利用者は、収入証明書類に加えて確定申告書や課税証明書の提出を求められるケースが多いようです。
必要書類一覧(一部商品)
商品名 | 必要書類 |
---|---|
三菱UFJ銀行カードローン バンクイック |
@ご連絡の際、ご案内する申込書 Aご本人さまを確認できる書類のコピー Bご本人さまの収入を証明する書類のコピー |
三井住友銀行 カードローン |
・お申込みには、ご本人さまが確認できる書類が必要です。ご本人さまが確認できる書類(運転免許証・個人番号カード・パスポート・住民基本台帳カード(顔写真付き)等)各種健康保険証等。 ・上記以外の本人確認書類については、カードローンプラザ(0120-923-923)までお問い合わせください。 ・50万円を超えるお申込みには、ご本人さまのご年収が確認できる資料が必要。 |
重要書類を紛失したときの対処法
ローンカードは、上記のような本人確認書類や収入証明書を提示しなければ発行されない重要なカードです。紛失には十分注意して扱いましょう。
ただし、万が一紛失してしまったらどうすればよいのでしょうか?
ローンカードを紛失したら警察に届け出る
ローンカードを紛失したら、最寄りの警察署または交番で、遺失届出書を作成しましょう。すぐに遺失届出書を出さないと不正利用された場合に、損害額が補償されない可能性があります。また、カードをなくしたと気付いたら、すぐに電話でカードローン会社に利用停止手続きを取りましょう。
ローンカードは再発行できる
ローンカードを紛失、破損させてしまった場合は、再発行の手続きを取りましょう。カードの再発行には手数料がかかる場合があります。
まとめ
カードローンを申し込む際には、免許証などの本人確認書類が必要です。場合によっては、源泉徴収票などの収入証明書も提出が求められます。申し込む前に準備しておくと、スムーズに審査に進めます。
カードローンを契約したら、ローンカードや契約書など重要書類を受け取ります。万が一紛失してしまわないよう十分注意するとともに、紛失してしまったら正しい手順でカードローン会社や警察に連絡しましょう。