省エネ性マーク(緑)と
多段階評価点

省エネ性マーク(緑)と多段階評価点

省エネ性能を数値で評価した環境ラベル

製品やサービスが環境負荷の低減にどのように配慮しているかを教えてくれる「環境ラベル」。そのひとつである「省エネ性マーク」は、法律で定められた製品種別ごとの省エネ基準を達成した製品に表示されるマークです。
また、「多段階評価点」は法律で定められた基準で省エネ性能の高さを段階的に示した指標で、高い方から5〜1で表示しています。

省エネ性マーク
とは

feature 01省エネ基準達成率100%以上

エネルギーをたくさん使う製品は、「省エネ法」という法律によってエネルギー消費効率(省エネ性能)の向上が義務づけられています。また、それぞれの品目には、メーカーに努力義務として省エネ性能の基準(トップランナー基準)が定められており、その基準をどの程度達成しているかを表しているのが「省エネ基準達成率」です。この省エネ基準達成率の達成度合いを判別するのに便利なのが「省エネ性マーク」です。マークが緑なら基準を100%以上達成、オレンジなら達成率100%未満ということを表しています。
このしくみにより、メーカーはトップランナー基準を超える省エネ性能の製品を開発する、消費者はより省エネ性能が良いを購入する、という好循環を生み、さらなる省エネ化の促進につながります。

省エネ性マーク(緑)、(オレンジ)
feature 02省エネラベリング制度
トップランナー基準が達成された高効率の機器をより普及させていくためには、消費者に対する情報提供が重要になります。そこで、2000年8月にJIS規格として制定されスタートしたのが省エネルギーラベリング制度です。
省エネルギーラベルの表示内容は、省エネルギー基準の達成度合いを示すシンボルマークと、省エネルギー基準の達成率、エネルギー消費効率、目標年度の4項目です。
カタログや製品本体に省エネルギーラベルを表示することとされており、メーカーのカタログ等で積極的に活用されています。
省エネルギーラベル 表示内容

多段階評価点
とは

evaluation 01わかりやすい星評価

省エネ法で規定される、省エネ性能の相対評価が「多段階評価制度」。これは、特定の品目の省エネ性能を、市販されている製品の省エネ基準達成率の分布状況に応じて、評価しようとする制度です。多段階評価では、省エネ性能の高い順に、製品が5〜1で評価されるので、消費者は客観的な指標で評価された省エネ性能を、ひと目で確認できるのです。

統一省エネラベル 多段階評価
evaluation 02統一省エネラベル

出典:経済産業省資源エネルギー庁「機器の買換で省エネ節約」

家電等のうち、とくに消費電力の大きなエアコン、テレビ、電気冷蔵庫、電気冷凍庫、温水洗浄便座、照明器具、ガス温水機器、石油温水機器、電気温水機器の9品目には「統一省エネラベル」が表示されます。このラベルには、省エネ性マークや省エネ基準達成率はもちろん、先に解説した多段階評価も表示されるので、他社の製品などとの比較がしやすくなっています。
なお、電気冷蔵庫、電気冷凍庫、照明器具、温水洗浄便座の4品目は2020年に、テレビ、ガス温水機器、石油温水機器、電気温水器機の4品目は2021年にラベルが変更。多段階評価が市場の製品の性能が高い順に5.0〜1.0の41段階で表示されるようになり、より比較がしやすくなりました。一方、エアコンは旧基準のままです。今後変更される予定ですが、ラベルを確認する際には注意しましょう。
統一省エネラベル(新・旧)

制度運営
ついて

誰が運営しているか?

省エネ性マーク(緑)を含む省エネラベリング制度や、多段階評価点を含む統一省エネラベルは、経済産業省が運営している制度です。

administration 01設立の背景

出典:経済産業省資源エネルギー庁「トップランナー制度 世界最高の省エネルギー機器等の創出に向けて」

メーカーが法律で定められた省エネ基準を達成するために努力するだけでなく、消費者に省エネ性能をきちんと伝えていくことが重要ということで、2000年8月にシンボルマークなどが正式に制定され、省エネルギーラベリング制度が開始されました。
また消費者との直接の接点である小売事業者にも、2006年4月に施行された改正省エネ法において、情報提供に係る努力義務が規定されました。これを踏まえガイドラインが策定され、小売事業者は店頭で、省エネ性マークや多段階評価が表示された「統一省エネルギーラベル」を用いて情報提供を行うことになりました。
administration 02認定基準は?

出典:経済産業省資源エネルギー庁「トップランナー制度 世界最高の省エネルギー機器等の創出に向けて」

トップランナー制度については、省エネ法の関連法規として、「法律施行令」(政令)、「法律施行規則」(省令)、「告示」により構成されています。告示において基準値や測定方法等の具体的な判断の基準が示されています。
まずどのような機器を対象とするかの範囲を決め、どのような基準で判断するか、何を表示しなければならないか、エネルギー消費効率の測定方法などを定めています。 対象の区分や目標年度ごとに、目標基準値及び達成判定方法が規定されています。
例えば、エアコンといっても、家庭用か業務用か、その中でも直吹き型なのかダクト接続型なのか、冷房能力はどれくらいかなどで分けられており、それぞれの区分で定められた目標年度での目標基準とその達成の判定方法が異なります。
また、この制度において「エネルギー消費効率」とは個別に省令で定められており、国際規格や日本工業規格(JIS)に準拠しています。(該当する規格がないような場合は独自に測定方法を策定する場合もあります。)

省エネ性マーク
(緑)の製品
を探す

ここまで、省エネラベルの特徴について解説してきましたが、具体的にどのような製品に緑色の省エネ性マークが表示されているのでしょうか。製品カテゴリごとにどのような基準で評価しているかと合わせて紹介します。

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