鳥取県の電力会社・電力自由化

鳥取県の電気代は電力自由化でどれくらい安くなる？

例1：中国電力と契約中の3人以上の世帯の場合

例2：中国電力と契約中の2人世帯の場合

例3：中国電力と契約中の1人暮らしの場合

鳥取県の電力事情

山陰地方の東側を占め、鳥取砂丘で有名な鳥取県。人口は全国で最も少ない58.9万人です。

2012年度の総消費電力量は55.3億kWhで47番目。県内には電子機器や食品などの工場もあり、産業用（農水・鉄鋼・化学・機械など）の消費電力量は26.2億kWhで39番目となっていますが、民生用では家庭用が14.6億kWh、業務用（商業・金融・公共サービスなど）は14.4億kWhと国内で最も少ない47番目となっています。

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鳥取県の冬は厳しく豪雪地帯としても知られますが、鳥取市の1世帯あたりの電気料金は103,834円で15番目、ガス（都市ガス+プロパンガス）の料金は57,383円で18番目、灯油代は15,188円で33番目と、それほど消費量が多いとは言えません。

鳥取県の再生可能エネルギーへの取り組み

鳥取県では、豊かな自然環境を保全する活動を進めるとともに、風力、太陽光、バイオマスなどの再生可能エネルギーの活用に積極的に取り組んでいます。

また、太陽光発電以外でも、薪ストーブやペレットストーブ（おがくずやかんなくず等を圧縮成型した木質ペレットを燃料とするストーブ）、小型風力発電などの導入時に補助制度が利用できる市町村もあります。中でもバイオマス燃料発電への取り組みは積極的で、再生可能エネルギーの固定価格買取制度がスタートした2012年7月以降では、7.6万kWのバイオマス発電設備の認定を受けており（2015年7月現在）、これは全国で11番目にあたります。

鳥取県の電力会社

鳥取県で電力小売事業の開始を表明している新電力（PPS：特定規模電気事業者）も登場しています。電力自由化後には、電力会社間の競争が激しくなり一般家庭に向けた新たな電気料金プランやサービスの登場も期待されています。

• ※電力消費量と人口は資源エネルギー庁の「都道府県別エネルギー消費統計調査（2012年度の推計値）」を、主要都市の1世帯あたりの電気、ガス、灯油などの料金は総務省の家計調査（2014年度の年間の数値）を参照しています
• ※平均電気代、ガス代の小数点以下の金額は切り捨ています