名作図鑑 Vol.31:アーペーセー(A.P.C.)

A.P.C. Jeans アーペーセー ジーンズ

Vol.31 A.P.C. Jeans アーペーセー ジーンズ Vol.31 A.P.C. Jeans アーペーセー ジーンズ

今シーズン人気再燃のジーンズ。星の数ほどのブランドが展開するアイテムですが、ファッショニスタから圧倒的支持を得ているのは、何といっても『A.P.C.』です。没個性的なルックスがはく人の個性を引き立てる、不思議な魅力を持つ『A.P.C.』のジーンズを今回はご紹介します。

Photo_Yukihisa Ishii

vol.31

フランスパンのような風合いのデニム生地で仕立てた、はく人の個性を引き立てる没個性的なジーンズが人気

デザイナーのジャン・トゥイトゥが1987年にフランスで創業した『A.P.C.』。
モダンなフレンチルックを得意とする『A.P.C.』は、定番アイテムとして展開されているジーンズも同様に、流行に左右されないクリーンなデザイン。はく人の個性を引き立てる没個性的なルックスは、美しいシルエットが際立ち、着る人のセンスを強調してくれるので、ファッショニスタから愛されているのです。
また、もう1つの大きな特徴がデニム生地。使用される生地は、ブランド創生期にデザイナーが日本の生地生産地を足しげく回った末にたどり着いたモノ。「フランスパンのような風合い」と表現されるこの生地は、表面はゴワゴワと固く、中はフワッと柔らかいのが特徴です。

PETIT STANDARD プチスタンダード

脱・ロックなタイトジーンズの代表格といえば、このモデル

股上が浅く、ヒップやレッグはよりスリムに仕立てられた細身のストレートジーンズ。原宿やNYのローワーイーストサイドにいるようなロックスタイル好きがはくジーンズではなく、独自のタイトジーンズという提案で新定番となった1本です。日本人の体型に合ったモデルとして人気が高く、セレクトするサイズによってノーマル/タイト/バギーでの着用が可能。はき込むことで、写真のような色落ちも楽しめます。写真は筆者私物。

名作ZoomUp!

  1. 01 一目で『A.P.C.』の1本とわかるのは
    ウエスト最上部のトップボタンだけ

    ブランド名を模したデザインが入ることの多い、ヒップポケットのステッチさえも省く『A.P.C.』。ミニマルさを追求するここが、唯一個性を発揮するのがトップボタン。リベットにもオリジナルの刻印が入るものの、『A.P.C.』の1本とわかりやすいのはここ。

    一目で『A.P.C.』の1本とわかるのは<br>ウエスト最上部のトップボタンだけ
  2. 02 マニアにはたまらない赤耳は、
    旧式の織機で織られた証拠

    オールド・リーバイスに用いられていた旧式の織機で作られる『A.P.C.』のジーンズは、生地末端のほつれを無くし、ねじれにくい赤耳を採用。ヴィンテージマニアにはたまらないこのディテールは、ロールアップ時に好アクセントとも活躍してくれます。

    マニアにはたまらない赤耳は、<br>旧式の織機で織られた証拠

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    ここの美しいシルエットはそのままに、股上を深めに設定した新モデル

    新型のテーパードスリムストレート。他モデルと比べて股上がやや深めで、ウエストや太ももまわりがゆったりしており、裾にかけて徐々に細くなるテーパードシルエットが特徴。ローライプズが多い『A.P.C.』ですが、股上は深めの方が落ち着くという人に穿いていただきたい1本です。

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    デニム初心者から玄人までハマる、ブランドのド定番モデル

    ブランドを代表するフラッグシップモデル。ストレートレッグのスタイルを実現させるため、裾には軽いテーパードがかけられています。クセの少ないシルエットは多くのファッショニスタから支持されており、玄人から『A.P.C.』のジーンズが初めての方まではいていただきたい大定番モデルです。