30年以内に震度6弱以上の地震発生確率が高い地域
政府 地震調査研究推進本部全国地震動予測地図2020年版(2021年3月発表)より
2023/5/31 更新
災害時は、通話が集中して電話がつながりにくくなります。SNSサービスや災害用伝言ダイヤルを上手に活用し、家族の安否を確認してください。
災害用伝言ダイヤル171
お住まい地域の避難場所と避難経路は、各市区町村が作成する「防災情報マップ」で確認を。下記より事前にダウンロードし、家族で共有しておきましょう。
国土交通省ハザードマップ ポータルサイトhttps://disaportal.gsi.go.jp/
落下物や転倒物から離れ体を守る姿勢をとります。キッチンなどで火を扱っていても無理に火を消しに行かず、身の安全を第一に行動しましょう。まずは身の安全を第一に考えよう!
揺れがおさまったら火元を確認し、家族の安全や室内の被害を確認します。このとき、足元に落ちているガラスなどの飛散物に注意が必要です。揺れがおさまったら火元をチェック! 足元の飛散物にも注意!
津波や火災、建物などの倒壊の恐れがある場合はすぐに避難します。そうでない場合は近所に困っている人がいないか声を掛け合いましょう。避難前にブレーカーをオフ!ガスの元栓もしめる。
防災グッズは避難所生活と自宅避難、どちらも想定しておくことが必要です
危機管理教育研究所代表。女性として、生活者の視点で防災・防犯・事故防止対策を提唱している。おもな著書『サバイバルブック―大地震発生その時どうする?』(日本経済新聞出版社)など。
備えのポイント:飲料水はできるだけ多めに用意します。一人あたりの必要量は1日3Lといわれ、これを最低10日分備えるのが理想です。長期間の被災生活で水しか飲むものがないと飽きるので、野菜ジュースやスポーツドリンク、そのほか自分の好きな飲み物を一緒に用意しておくとよいでしょう。
備えのポイント:食料も10日分は準備します。食べる順番は、冷蔵食品、冷凍食品、野菜、果物、常温保存食品、そして長期保存食品です。栄養バランスを考えながら、卓上コンロなども活用してできるかぎり日常に近い食事を心掛けましょう。
備えのポイント:災害時には両手が空くヘッドライトが便利です。電池が切れても使えるソーラー式や手動発電式のライトも備えておきましょう。手回し式はジージー音がうるさいため、避難所で使う際は周囲への配慮を忘れずに。
備えのポイント:テレビやインターネットが使えないときはラジオが活躍します。充電方法は1つに絞らないこと。たとえば、「乾電池+ソーラー」など併用できるタイプを選びましょう。防災情報が手軽に入手できる防災アプリも重宝します。
備えのポイント:災害時には、落下物や破片、瓦礫、粉じん、気温変化などから身を守る装備を揃えておきましょう。両手がふさがらないよう、雨の日はカッパを着るようにしましょう。
備えのポイント:貴重品の管理は、耐火・防水対応ケースだと安心。停電でキャッシュカードが使えなくなることを想定し、現金も用意しましょう。小銭が多めだとレジが使えないときに自販機で購入する際に便利です。
備えのポイント:大規模な災害がおきればケガをする、という前提で応急手当て用品は必ず用意しましょう。応急用のセットは、誰でも簡単に使えるアイテムが重宝します。慢性的な持病のある方は最低7日分の薬を用意します。
備えのポイント:災害時には水の供給が止まる可能性もあります。断水時も使える衛生用品を揃えておきましょう。トイレやおむつなどのごみは消臭袋に入れてにおいを防ぎます。
備えのポイント:コンタクトレンズや入れ歯など、個人の特性に応じて必要なアイテムも非常時の備えに加えておきましょう。好きな香りのアイテムやおもちゃなど、お気に入りの品物は心を安らげてくれます。
ベビーフードやおむつなどは、普段と同じ使い慣れた品物を購入しておきます。母乳育児でない家庭や混合育児の家庭は調乳の必要な可能性も。着替えは多めに用意しましょう。ワンサイズ大きめのものを用意しておくと、将来使えるのでむだになりません。
赤ちゃんがいるファミリーの防災セットを探す子供のサイズに合った防災グッズを用意するのはもちろん、日ごろから非常時の対応について教えておくのも大切です。親子で防災訓練や、防災グッズを使う練習をしておきましょう。
子供用の防災セットを探す日ごろお薬を飲んでいる方は、すぐに処方薬が尽きてしまわないよう、日ごろから余裕をもって受診しておきましょう。高齢者でも食べやすい食品を用意し、非常時でも栄養不足にならないよう気をつけてください。
介護用品を探すペットも一緒に避難する際はケージを使用します。普段からケージに慣れさせておきましょう。ペットの好きなおもちゃも用意して、いつもと違う環境でも落ち着けるようにケアしてあげましょう。
スキンケアアイテムや生理用品は、日常的に使っているものを多めに購入しておきましょう。カップ付きキャミソールは避難所で干すときに男性の目があまり気にならないメリットがあります。
女性用の防災セットを探す災害現場や避難所生活で本当に必要とされるもの・役立つものを知り尽くした国崎さんが、さまざまな防災グッズの中から厳選した防災アイテム9点を紹介します。
非常時こそおいしく栄養バランスのいい食事が大切です。ここでは、数ある非常食の中から厳選した食品5点をご紹介します。おいしい食事で元気を出しましょう。
ライフラインは、その名のとおり生活の生命線。被災後は供給のストップが予想されるため、非常時に対応できるだけの備えが大切です。以下、ライフライン断絶に備える防災グッズをご紹介します。
ライフラインの被害は、震度の大きい地震ほど広範におよび、なおかつ復旧にも時間がかかります。震災がおきてしばらくは電気・水道・ガスは使えないものと考え、いざというとき味方となる防災グッズを確保しておきましょう。
被害状況や地域によっては長期の停電も予想されます。より長持ちさせるためには、乾電池より持続可能な電源を備えること。電気は非常用電源まで考えた備えを意識しましょう。
飲用水だけで一人あたり1日3Lは必要とされる水。トイレや手洗い、お風呂、洗濯などの生活用水の確保となれば、それだけでは足りません。支援物資が届くまで生活に困らない程度の水の確保が必要です。
ガスは完全開通まで最も時間を要するライフラインです。ガスの供給が止まったままだと生活にも不便をきたすため、長期の備えに対応できる防災アイテムを選んでください。