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住宅設備・リフォーム

ガスコンロの選び方

ガスコンロの選び方

  • KG67BEL 12A13A [クリームベージュ]
  • repla PD-509WS-60CV 12A13A
  • piatto Light N3WS5PWAS6STE 12A13A
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ガスコンロとIHクッキングヒーターのメリット・デメリットや、「据え置き型」「ビルトイン型」など、ガスコンロの種類の違いをわかりやすく解説。そのほか、使用するガスの種類、コンロの口数、火力、トッププレート幅など、製品選びのポイントを紹介します。

2022/11/1 更新

製品選びの前に

ガスコンロの種類は、大きく分けて3つ

家庭用のガスコンロは、大きく分けて3タイプに分類されます。コンロ台に置く「据え置き」型、システムキッチンに組み込む「ビルトイン」型、そして鍋を食卓で温めるときなどに用いる、持ち運び自由な「カセットコンロ」の3つです。リフォームなどの工事を伴わないかぎり、基本的に「据え置き」型のコンロ台を「ビルトイン」型に交換することはできません。ですので、コンロ台があるご家庭では「据え置き」型を、システムキッチンのご家庭では「ビルトイン」型の製品を選ぶようにしましょう。

据え置き:キッチンのコンロ台に設置するタイプ

PA-S42H-R 12A13A

コンロ台の上に設置するタイプで、ガステーブルとも呼ばれます。ご自宅のガス栓とコンロとを専用のゴムホースでつないで接続します。接続は、取扱説明書に従って行えば、ご自身でも可能です。

据え置きタイプを探す

ビルトイン:システムキッチンに組み込む一体型タイプ

repla PD-509WS-60CV 12A13A

システムキッチン内に組み込むタイプです。そのためキッチン全体になじみやすく、見た目の一体感が出ます。なお、設置やガス管との接続には工事が必要になります。

ビルトインタイプを探す

カセットコンロ:持ち運べて便利、アウトドアや震災時にも活躍

カセットフー プチスリムII CB-JRC-PS50

ガスボンベを利用するコンパクトなコンロです。本体が小型なため持ち運びでき、食卓の上での鍋料理時や、キャンプで火元が必要な時、また震災時の調理補助道具としても活躍します。防災グッズとして利用する場合は、ガスの復旧が遅れることも鑑みて、ガスボンベを備蓄しておくとよいでしょう。

カセットコンロを探す

ガスコンロとIHクッキングヒーター・IHコンロの違い

ガスコンロは、直接火にかけられるので、火力がわかりやすいのがポイントです。一方、IHクッキングヒーター・IHコンロは鍋などの底面だけを電気で温める仕組みのため、火の消し忘れやガスの元栓の閉め忘れといった心配がありません。

ガスコンロとIHの比較表

ガスコンロ IHクッキングヒーター・IHコンロ
メリット IHクッキングヒーター・IHコンロに比べてランニングコストがかからない。炎が目視できるので、火力がわかりやすい 火の消し忘れや、ガスの元栓の閉め忘れの心配がない。平面構造なので手入れが簡単
デメリット 火を使うので、衣服が燃える危険性がある IH対応の調理器具以外は使えない

ガスコンロ

RB32AM5H2SVW 12A13A

ガスコンロを探す

IHクッキングヒーター・IHコンロ

火加減マイスター HT-M8STF

IHクッキングヒーター・IHコンロを探す

選び方のポイント

使用するガスの種類をチェック

ガスを利用する製品を選ぶ際は、自宅で使用するガスの種類に対応した製品を選ぶ必要があります。そのため、購入前に自宅のガスの種類を確認しましょう。ガスにはメタンを主成分とする天然ガスを採用している「都市ガス」と、プロパンなどを主成分とする「LPガス」があり、それぞれ自宅にガス管が届いているか、ボンベが置いてあるかで種類を判別できます。

ガス管が引かれている家は「都市ガス」

ガス管が引かれている家は都市ガス

ガス導管を経由して各建物に供給されているのが「都市ガス」です。

都市ガス対応製品を探す

敷地内にボンベがある家は「LPガス」

地内にボンベがある家はLPガス

マイナス42度で液体になる「LPガス(=液化石油ガス)」を写真のようなガスボンベに詰めて、事業者が各利用者へ配送しています。

LPガス対応製品を探す

カセットコンロならカセットボンベ

カセットコンロならカセットボンベ

家庭用カセットコンロで使うガスボンベには、ブタンやプロパンが使われています。コンロにボンベがきちんとセットできるのであれば、ブタンとプロパンのどちらも利用できます。

設置スペースの幅に合わせて製品を選ぶ

据え置き型とビルトイン型のコンロサイズは、それぞれ2種類の横幅(トッププレート幅)に統一されています。特に気をつけたいのが据え置き型の場合です。コンロ台に比べて極端に小さいサイズのコンロを設置してしまうと、コンロ台との間に大きな隙間ができてしまい、ゴミが落ちやすくなり手入れも面倒になります。隙間を少なくするためにも、設置スペースに合った製品を選ぶことを心掛けましょう。

横幅(トッププレート幅)は、2パターンが主流

据え置き型は、56cm幅と59cm幅

KG35NBKR LP [ブラック]

据え置き型のトッププレート幅は、56cmか59cmです。トッププレート幅が59cmの製品は、実際には幅59.5cm前後の製品が多く、60cm幅と呼ばれることもあります。

トッププレート幅で探す

ビルトイン型は、60cm幅と75cm幅

piatto Light N3WS5PWAS6STE 12A13A

ビルトイン型のトッププレート幅は、60cmと75cmの2タイプで、据え置きタイプより横幅が大きくなります。幅の違いで変わることは、左右のバーナー間の距離。75cm幅のほうが、2〜5cm広くなります。

トッププレート幅で探す

火力が強いバーナーの位置をチェック

通常、コンロは左右どちらかが強火力バーナーになっています。見分け方は製品の型番で、最後が「R」になっているものは右が大火力、「L」になっているものは左が大火力になります。どちらの製品を選択するかは、ご自宅のコンロ台の壁が左右どちらにあるかが基準になり、壁と反対側に大火力バーナーが来るように製品を選びましょう。これは、大火力によって火事や壁の傷みを防ぐための対処法でもあるので、必ず守るようにしましょう。

※製品によってはどちらも同じ火力の製品もありますので、ご確認ください。

コンロ台の左側に壁がある

右側が大火力バーナーの製品を選びましょう。

右側が強バーナーの製品を探す

コンロ台の右側に壁がある

左側が大火力バーナーの製品を選びましょう。

左側が強バーナーの製品を探す

コンロ台が壁から離れている

どちらのタイプも使用でき、ダブル大火力タイプのコンロでも大丈夫です。

両側が強バーナーの製品を探す

コンロの口数で選ぶ

トッププレートの材質で選ぶ

ガスコンロの天板部分のことをトッププレートと呼びます。この材質によって、見た目や機能、価格が異なります。基本的には、汚れが付きにくく掃除しやすいような素材が使われていますが、材質ごとに特徴が異なります。最も高いのがガラストップで、安いのがホーローになります。

グリルの種類で選ぶ

グリルの種類で選ぶ

グリルには、両面焼きと片面焼きがあります。両面焼きの場合は、上からだけなく、下からも火が出るため、魚などの食材をひっくり返す手間が不要です。予算に余裕があるなら、両面焼きタイプを選ぶといいでしょう。また、「水有り・水なしの違い」も理解しておきましょう。水有りタイプは、調理の際に水を張る必要があります。手入れは面倒ですが、比較的安価な製品が多いです。いっぽう、水無しタイプは、水を張る必要がないためグリル内に水蒸気が発生せず、食材に付着することもありません。当然、手入れも簡単です。

グリルタイプ別に探す

ゴトクの種類をチェック

汁受け皿なし

受け皿がないので噴きこぼれた際の拭き掃除が簡単です。トッププレートを平らにできるので見た目がスッキリしています。

汁受け皿なしの製品を探す

汁受け皿あり

たくさん噴きこぼれてしまった場合でも皿で受け止められます。掃除する際のパーツが多いので、作業に時間がかかるのがネックです。

汁受け皿ありの製品を探す

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主なメーカー

リンナイ(Rinnai)

RB32AM5H2SVW LP

ダントツの知名度がある老舗で、高いシェアを獲得しています。ビルトインも据え置きタイプも両方ラインアップし、多数のモデルを販売。サンマを丸ごと焼ける広いグリルや水入れ不要なグリルなど、開発力に定評があります。

リンナイ(Rinnai)製品を探す

パロマ(Paloma)

エブリシェフ PA-370WA-R LP [ブラックプラチナ]

1911年に創業された老舗メーカー。ビルトインも据え置きタイプも多くラインアップしています。「ナチュラルホワイト」や「ブラックプラチナ」、「きらめきゴールド」など、美しい色合いのデザイン性の高いモデルが人気です。

パロマ(Paloma)製品を探す

HARMAN(ハーマン)

piatto DW36S6WAAFBAE LP

ビルトインコンロ、テーブルコンロなど、操作性、機能性を兼備した豊富なラインアップを展開するメーカーです。家庭用コンロとしては最大級の火力を提供する「超高火力」など、コンロ性能も魅力です。

HARMAN(ハーマン)製品を探す

ノーリツ(NORITZ)

piatto Light N3WS5PWAS6STE 12A13A

日本で初めて両面焼きグリルやダッチオーブン機能などを搭載したメーカーです。なお、日本で初めてビルトインガスコンロを作ったハーマンは子会社です。こちらも、ビルトイン、据え置き型の両方をラインアップしています。

ノーリツ(NORITZ)製品を探す

機能やスペックについてもっと詳しく

コンロタイマー

時間を設定すれば、自動的に消火してくれる機能です。ゆで時間なども、キッチンタイマーなしでぴったり調節できて便利です。キッチンタイマーを多用している人におすすめです。

コンロタイマー対応製品を探す

高温炒め

高温で炒めたりあぶったりする際に、鍋なし検知や焦げ付き消火などの機能を解除して大火力を利用できるようにする機能です。高温で料理をしたい人に向いています。

高温炒め対応製品を探す

自動炊飯

鍋でご飯を炊く際に、炊飯の火加減をワンタッチで調整してくれる機能です。30分ほどでご飯を炊けます。土鍋などでの炊飯に関心のある人は要チェックです。

自炊炊飯対応製品を探す

湯沸かし

お湯を沸かす際、沸騰したら知らせてくれたり、自動的に消火してくれたりする機能です。空焚きすることもなく安心です。お茶やコーヒーを入れるたびに、お湯を沸かしている人には便利です。

湯沸かし対応製品を探す

オートグリル

メニューで焼き加減などを設定することで、切り身や干物など魚をきれいに調理できます。消し忘れや焼きすぎといったミスも防げます。複数の料理を同時にする人はチェックしましょう。

オートグリル対応製品をを探す

ダッチオーブン対応

ダッチオーブンと呼ばれる鍋に食材と調味料を入れて、煮たり焼いたりするアウトドア定番の調理方法に対応した製品。ガスの両面焼きグリルでスピーディーに料理できるモデルもあります。

ダッチオーブン対応製品を探す

グリルタイマー

ピザやローストビーフなどを焼く際に、動作時間を設定しておけば失敗を防げます。いろいろな料理を同時にする人はチェックしましょう。

グリルタイマー対応製品をを探す

中火点火

大火力バーナーでも、点火時には中火にしてくれる機能です。いきなり大きな火が出ないので、思いがけずヤケドしたりする心配がありません。

中火点火対応製品を探す

安全性能をチェック

消し忘れ消火機能

点火してから一定時間経過すると、コンロやグリルの火を自動的に消火する機能です。火の消し忘れを防ぐことができます。製品の中には、自動消火時間を任意で設定できるものもあります。

消し忘れ消火機能搭載製品を探す

鍋なし検知

コンロの上に鍋があるときだけ点火する機能です。鍋を置いていない場合は点火しない設計が施されているほか、点火している状態でも鍋が離れると弱火になり、そのまま1分ほどで自動的に消火するものもあります。

鍋なし検知対応製品を探す

感震停止

地震など突然の揺れを感じると、自動でガスを消火する機能です。震度4〜5以上の揺れを検知すると消火するように設計されています。

感震停止搭載製品を探す

チャイルドロック

子どもが誤って触れたり、いたずらで操作したりしても、点火ボタンが作動しないようにロックする装置です。

チャイルドロック搭載製品を探す

よくある質問と回答集

現在使用しているガスの種類が転居先でも同じであれば、そのまま使用できます。

ガスの種類には、プロパンガスや都市ガス(12A・13A)などがあります。種類が同じであればそのまま使えますが、異なる場合は使用できません。引っ越しの際にはあらかじめ、転居先のガスの種類を調べておきましょう。

ガスコンロの寸法は業界標準で規定されているので、ほとんどの場合問題ありません。

万が一、コンロの周辺に隙間ができる場合にも、隙間を埋める部材で調整することができます。

屋外にガスボンベが設置されている場合は、LPガス(プロパンガス)です。

また、ガスメーターやガス会社との契約書、ガス料金の明細書でも確認することが可能です。「LPガス」と記載されていればプロパンガス、「12A」や「13A」と記載されていれば都市ガスのことです。

一般的には据え置きタイプのガスコンロが5〜7年、ビルトインコンロは7〜10年程度で不具合が発生する可能性が出てくるといわれています。

なお、修理部品は製品の製造終了後5年間は提供されます。

用語集

カロリー

発生する熱量のことで、コンロの火力の目安となります。

乾電池

コンロに点火するために乾電池を利用します。約1年で交換となります。電池交換サインが出る製品もあります。電池がなくなってくると、点火する際のぱちぱちという音が遅くなります。

ゴトク

鍋などの調理器具を乗せるための台。素材には、ホーローやステンレスなどが採用されています。

システムキッチン

ガス台と流し台、調理台などが一体となっているキッチンのことです。

Siセンサー

平成20年から、すべてのガスコンロに立ち消え安全装置や調理油過熱防止装置、消し忘れ消火装置などが搭載されています。このセンサーは英語で"Safety&Support&Smile&intelligent"という言葉から、「Siセンサー」と呼ばれます。

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