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ECSTASY BLUE のレビュー・評価

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    2022年11月27日 投稿

    ハイエンドアンプメーカーであるBognerが初のエフェクターとして発売したモデルのうちの1台です。 名アンプ「Bogner Ecstasy」のサウンドを元にしたEcstasy Blue、Ecstasy Red、そしてハイゲインアンプ「Bogner Uberschall」の音を元にしたUberschallの3種類。本機はこのうち、EcstasyアンプのBlueチャンネルの音を作るペダルです。 発売当初、最も人気が高かったのがRedでした。Blueはその影で少し地味な存在となっていましたが、今逆に評価が高まってきています。デザインも風格があり、多彩なコントロールやスイッチを搭載していて、幅広い音が作れそうな雰囲気が出ています。5つのノブは、左からVolume、Treble、Middle、Bass、Gainとなっていて、上部のトグルスイッチは左からVariac、Mode、Pre eq、Structureとなっています。 ノブの方は分かりやすくて、3バンドEQとVolume、Gainコントロールですね。トグルスイッチはちょっと複雑で、まず「Variac」は電圧を下げてコンプレッションと歪みのフィーリングを切り替えるスイッチ、「Mode」は、Bogner Ecstasyアンプの元になったMarshallアンプ風「Plexi」モードと、Ecstasy Blueチャンネルの音とする「Blue」モードを搭載。「Pre eq」は高域を3モードで微調整するスイッチ、そしてStructureは歴代Bogner Ecstasyの「100、101、20th Anniversary」のサウンドを切り替えられるスイッチとなっています。 2つのフットスイッチは、右がエフェクトのON/OFF、左がBoostとなります。 olumeとGainノブの下にははBoost ON時のVolume、Gain設定があります。 入出力端子は、Input、Outputと中央のRemote。そしてアダプター端子です。RemoteはTRS(ステレオ)ケーブルを用いてエフェクトのON/OFF、およびBoostのON/OFFを外部フットスイッチやスイッチャーで制御するための端子です。これにより、ラックにペダルを入れて使うこともできるようになっています。 アダプターは9Vセンターマイナス。他に電池でも駆動させることができ、さらに電池が切れかけたりして電圧が低下すると全てのLEDが点滅し、その後ペダルをバイパスにする「Low Battery Indicator」という機能も搭載。Low Battery Indicatorはオーディオ信号から完全に独立したデジタル回路となっています。この電圧低下を知らせる回路の電流消費が多いというのが初期Bognerペダルの欠点でもあり、それゆえ電池よりもアダプター駆動の方が良かったりします。 このペダルの基本的な音についてですが・・・最初につないでONにした瞬間は、意外に普通な感じだな、と思いました。しかし弾いているうちにこのペダルのすごさがだんだんと分かってきました。それは、このペダルの音があまりにも「アンプの音」のため、最初は地味に感じます。あまりにアンプサウンドなのでエフェクター特有の癖が全く感じられず、逆に「普通な音」と感じた、というわけですね。このペダル、試奏するときはアンプのすぐ前だけでなく、アンプの横からも聞いてみてください。すごさが分かると思います。 次に気付いたことは、非常にノイズが少ない事。さすがにブーストしてゲインを高くすれば、当然少しはノイズが出ます。しかし、同等のゲインの他のペダルを考えると、圧倒的なノイズレスを実現しています。ローゲインなセッティングなら、ノイズの出やすいストラトでも、音を出していないときはそのまま無音になっているというほどでした。 ゲインはBoostオンも含めると、ほぼ完全なクリーンブーストからディストーションまで、本当に幅広いゲイン設定が可能です。 イコライザーも非常に使いやすいです。極端に可変幅が広かったり狭かったりすることもなく、全バンド最小から最大のセッティングまで、どんな設定にしても「とんでもない音」になることはありません。個人的には積極的に、可変幅をフルに使って音作りが行えます。サンプルサウンドではミッドレンジを強めに出す、スタンダードなオーバードライブサウンドを目指してセッティングしています。 このペダル、本当になんでも出来てしまいますね。さすがにメタル用ハイゲインやファズサウンドみたいなのは作ることができませんが、たいていのオーバードライブ〜クラシックディストーション程度なら、これ1台でも十分対応できます。ストラトとかだと若干ゲインが低めになるので、ディストーションまで完全網羅ってわけには行かないかも知れませんが、それでもたいていのオーバードライブサウンドなら問題なしです。しかもアンプそのものかと思うほど自然な音なので、使いやすさも抜群に良いです。

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