ステレオ
左右2本で構成するスピーカー。
センター
前方の中央に設置し、セリフやボーカルをくっきりと再生するためのスピーカー。
ステレオ/センター
ステレオスピーカーとしても、センタースピーカーとしても利用できるタイプ。
ウーファー
主に低音域を担当するスピーカー。
ツイーター
主に高音域を担当するスピーカー。
2.1
左右2本のスピーカーとサブウーファーの、計3本のスピーカーで構成されたセット。
3.1
「2.1」に、さらにセンタースピーカーを加えたセット。
5.1
計6本のスピーカーで構成されたセットで、映画館のような臨場感が得られる
6.1
「5.1」に、さらに真後ろのセンタースピーカーを加えた、計7本構成のセット。
WAY
1WAYは「フルレンジ」1本だけのスピーカー、2WAYは「ウーファー」と「ツイーター」のように2種類のスピーカーユニットを使ったものです。さらに「ミッドレンジ」が加わると3WAY、「スーパーツイーター」などが加わると4WAYとなります。2本以上のスピーカーユニットで構成されたスピーカーは、マルチウェイといわれます。
搭載ユニット数
スピーカーに搭載されている、スピーカーユニットの数です。フルレンジであれば 通常1本のみですが、2WAYでは2本(ダブルウーファーの場合は3本)、2.5WAYでは3本が一般的です。WAY数が大きくなるほど、搭載されるスピーカーユニット数も多くなります。
インピーダンス
スピーカーが持つ電気抵抗の大きさを表す数値で、Ω(オーム)という単位で表します。かつては32Ωや16Ωというものもありましたが、最近のスピーカーでは4〜8Ωのものが増えています。なお、インピーダンスと音質との関係については諸説ありますが、一般的な使い方であればあまり神経質になる必要はありません。
許容入力
スピーカーが壊れずに耐えられるパワー(容量)で、W(ワット)で表します。
2016年12月2日 11:32掲載
JVCケンウッドは、JVCブランドより、すぐれた音響特性を持つ「木」を振動板に採用した「ウッドコーンスピーカー」搭載のスピーカーシステム2機種を発表。フルレンジモデル「SX-WD9VNT」、11cmウーハーと2cmツイーターを搭載した2Wayモデル「SX-WD7VNT」を12月中旬より発売する。
いずれも、人工熟成響棒などのさまざまな音響技術を搭載し、単品スピーカーモデルとして新たに開発したというモデル。具体的には、キャビネット内部に配置した響棒のひとつに、特定条件下の加熱処理を行って経年木材の音質向上効果を付加する「人工熟成処理」を施し、音場空間の拡大など、より高い音楽表現力を実現するという。
また、本体背面にあるスピーカーターミナルの固定用ネジ4本(鉄/ニッケルメッキネジ)のうち、左上のネジをステンレス素材に変更することで、音の輪郭が鮮明になり、より広い音響空間を実現。メイプル材チップ吸音材を再調整するとともに、内部配線の処理方法を変更し、解像度と音楽表現をさらに向上させた。
「SX-WD9VNT」は、9cm異方性振動板を採用したフルレンジウッドコーンスピーカーを搭載したモデル。躍動感のある低域再生を実現する大型マグネットとウッドブロックも使用。豊かな空間表現を実現するチェリー無垢材を使用したキャビネットや独自の内部構造を採用する。
主な仕様は、定格入力が12.5W、最大入力が50W、定格インピーダンスが4Ω、再生周波数帯域が55Hz〜30000Hz、出力音圧が82dB。本体サイズは120(幅)×161(高さ)×264(奥行)mm(スピーカーターミナル、サランネット含む)、重量は2.2kg。
「SX-WD7VNT」は、11cmウーハーと2cmツイーター搭載の2Wayスピーカーを採用したモデル。チェリー材のウッドブロックとメイプル材の木製チップ吸音材を使用したほか、広い音楽空間表現を追求したキャビネット構造も採用する。
主な仕様は、定格入力が25W、最大入力が100W、定格インピーダンスが4Ω、再生周波数帯域が55Hz〜50000Hz、出力音圧が81dB。本体サイズは149(幅)×262(高さ)×249(奥行)mm(スピーカーターミナル、サランネット含む)、重量は4.2kg。
価格はオープン。