再生対応ディスク
規格によって書き込み回数、書き込み容量が異なる
▼BD(ブルーレイ)
[書き込み回数]
1回:BD-R、BD-R DL、BD-R XL
複数回:BD-RE、BD-RE DL、BD-RE XL
[書き込み容量]
25GB:BD-R、BD-RE
50GB:BD-R DL、BD-RE DL
100GB:BD-R XL(3層)、BD-RE XL
128GB:BD-R XL(4層)
▼DVD
[書き込み回数]
1回:DVD-R、DVD+R、DVD-R DL、DVD+R DL
複数回:DVD-RW、DVD+RW、DVD-RAM
[書き込み容量]
4.7GB:DVD-R、DVD+R、DVD-RW(片面)、DVD+RW、DVD-RAM
8.5GB:DVD-R DL、DVD+R DL
9.4GB:DVD-RW(両面)、DVD-RAM(両面)
▼用語解説
R:書き込み可能
RW:書き換え可能(約1000回程度)
RAM:書き換え可能(約10万回程度)
+、-:ほとんどの製品で相互に再生は可能ですが、
記録や録画を行う場合は対応した製品を選ぶ必要があります。
DL:2層
XL:3層または4層
※1層あたりの書き込み可能データ容量:
DVD 約4.7GB、ブルーレイ 約25GB
4K対応
4Kの映像信号を出力することができる。中にはアップスケールして送る機器もある。
Ultra HD Premium
4K再生の映像品質を保証するプログラムの名称。メーカーや映画会社などで構成される団体「UHD Alliance」により認証される。解像度、ハイダイナミックレンジ(HDR)、最高輝度、黒輝度、色域など一定基準をクリアした製品に付与されるロゴマーク。
2017年5月8日 17:05掲載
ソニーは、4K解像度とHDR(ハイダイナミックレンジ)信号に対応した「Ultra HD Blu-ray」の再生が可能なUltra HD ブルーレイ/DVDプレーヤー「UBP-X800」を発表。6月24日より発売する。
高精細な4K解像度(3840×2160ドット)に加え、広いダイナミックレンジの輝度情報を持つHDR信号に対応した次世代高画質メディア規格「Ultra HD Blu-ray」の再生に対応したブルーレイ/DVDプレーヤー。BT.2020の色域にも対応することで、従来のブルーレイディスクやテレビ放送では表現できなかった色再現が可能になり、映像本来の明るさやコントラスト、鮮やかな色を再現。奥行き感や立体感のある美しい映像を楽しめる。
また、映像圧縮方式にHEVC(High Efficiency Video Codec)を採用し、圧縮効率を2倍に高めつつ、よりノイズの少ない映像を実現。画質を左右するビットレートでは、ブルーレイディスクが最大約54Mbpsに対し、Ultra HD Blu-rayでは最大約100Mbpsで収録可能だ。最新の音声フォーマット「Dolby Atmos」に加え、「DTS:X」にも対応しており、それぞれのフォーマットに対応したAVレシーバーと接続することで、4K HDRの映像を、シアターのような臨場感あふれる音環境で視聴できる。
さらに、天面を金属板化することで、スピーカーの音圧による振動を最小限に抑制できるディスクドライブを新たに開発し、AVアンプ用の剛性シャーシなどを使用することにより、音質に影響する振動を極限まで抑えた。FLAC、WAV、ALACなどのハイレゾファイル再生に加え、DSDは最大11.2MHzまで再生でき、より原音に近い臨場感ある高品位な音質を体感できる。また、DSEE HXにも対応しており、さまざまな音源を高音質で楽しめる。
このほか、従来の4KテレビやプロジェクターでもHDRコンテンツの魅力を最大限に楽しめる新技術を搭載。テレビ用に5段階、プロジェクター用に5段階の計10段階の変換レベルを設定でき、テレビやプロジェクターの輝度に合わせた最適な明るさのレベルを選択可能だ。なお、「Sony | Music Center」対応で、家のさまざまな場所でワイヤレスで音楽が楽しめる。
主な仕様は、消費電力が15W(待機時0.35W)。本体サイズは430(幅)×50(高さ)×265(奥行)mm、重量が3.8kg。
市場想定価格は45,000円前後(税別)。