Accuphase P-7500 価格比較

P-7500

Accuphase

P-7500

メーカー希望小売価格:-円

2022年3月下旬 発売

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ステレオ・パワーアンプ
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P-7500 のレビュー・評価

(2件)

満足度

4.50

集計対象2件 / 総投稿数2件

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  • 発売(2022年4月)と同時に購入し、1年ほど使用してのインプレッションになります。聴く前は電源を一週間ほど通電しています。また、レビューはあくまで以前使用していたP6100×2(バイアンプ使用)とP7500×2(バイアンプ使用)との比較になります。プリはC3900、CDはP1000&C1000、スピーカーはタンノイGRFメモリーHWとピエガCAX711です。 P7500は音の抑揚感(強弱・濃淡)を前後の遠近感で表現。立体感のある音。左右の広がりはより広く、奥にある音はより奥に、迫る音はよりメリハリをつけて迫って来ます。音の立ち上がりも早い。バイアンプのお陰か、タンノイでも音場がものすごく広がり、ピエガでは包み込まれるほどに。P6100は陰影(明瞭やくすみ)で表現。P6100はP7500と比べればしなやかな音だが、音を細部まで拾い上げ、細かい音がみっちりと敷き詰められ空間が埋められます(MOS-FETの特性か)。しかしその分ボリュームを上げると分離できなくなり音が混濁ぎみに。P7500は幾分スッキリ感が強いが、音量を上げた時に音が飛びメリハリ感があって分離し混濁感が無い。そして実在感(より写実的)があります。が、P6100で感じた弱音部(A級動作域?)での音の粒立ちの良さや、官能的に迸るような表現には弱い。音数が決して少ないと言う訳ではないが、それは微弱音(余韻)が続かないからか…(これはP6100のMOS-FETの音質に慣れたせいかも) ダンピングファクター1000(以上)の効果?か、ピエガのリボン同軸ユニットにおいても音の飛びやキレ、ハリ、そして浮遊する様が十二分に味わえます。まるで音が掴めそう。綺麗な音の中にも張りがあり、改めてピエガを見直す日々。リアルで音楽が生きています。 ただ、正直に言えばピエガにはミスマッチとも思う。このアンプはタンノイやJBLの大型ウーハーや、超強力なマグネットを備えたスピーカーで生き返ります。高能率(でなくてもOK)で大口径ウーハー、そしてホーンツイーターでこれぞとばかりに生き生きと鳴り、音は更に良く飛んできます。我が家のGRFメモリーも水を得た魚のように!快感! アキュフェーズも試聴室でファインオーディオを取り入れてるようですが、音決めにも影響を与えている様に感じます。 P6100はA級とAB級の良いとこ取りに加え、MOS-FETの特性も手伝ってか質感の高いアンプですが、悪く言えば中途半端(比べれば)。P7500と比較すると明瞭度も足りず立体感も落ち、一段下がっての性能評価と言わざるを得ない。がしかし、ある一定のボリュームまでは、音の陰影感や楽器の鳴り方(濃淡)において濃艶でもある。弦の艶やかさなどは最高です。P6100は良いアンプなので現在ご使用の方はP7500を聴かない方がいいでしょう。いい所もあるけど失う部分も少なくありません。私はP7500を聴かずに購入してしまったけど、すべてにおいて満足している訳ではなく、実は若干後悔も(これが本音かなぁ)。プリを3800〜4000、CD900〜950〜1000と変えた時には満足感しかなかったけど… P6100も買った時からすべてにおいて満足していた訳では無いし、だから追加購入しバイアンプにしました。普段は普通のボリュームで聴き、たまの休日の大音量にも破綻なく応え、夜間など音量を抑えた時にA級のようになみっちりとした楽器のリアルな質感に没入し感動する。願わくばそんなP6100のアップグレード版が欲しかったけれど、それは商品設定として許されないのでしょう。だったら値段もほぼ同じだしA300にすればいいじゃんって思う方も居ると思うけど、私の考えが古いのか、どうもパラ駆動のモノラルは駆動差があると言うかなんというか(あくまで個人的な意見です)…だからステレオのダブル使用(バイアンプ)に拘ってきたのだけれど… もう少しして我慢出来ない時はA300を考えようかなぁ…と思いつつ、こっちもP7500を聴き慣れた時には何か足りなく感じる部分が出るのかも知れません。 P6100は個人的には名機だと思います。今使ってる人は代えない方がいいと思う。(リレーとかの交換は必要になるけど) もし間違って?私みたいにP7500に入れ替えてしまった人(違和感のある人)は、深夜など低いボリュームで聴く際には入力ゲインを最小(-12db)にし、プリアンプ(我が家はC3900)の能力にお世話になるのも良いかも知れません。音のキレや飛びは後退するものの、質感や空間表現は若干補えます。 あと、P7500もAB級とは言え電源を入れて1〜2時間ではこの実力を発揮しません。特性が表出するには良くても半日、もしくは休日に楽しむなら前日から電源は入れておいた方が良いでしょう。このご時世、それなりに電気は食いますが、それでもA級に比べたら罪悪感?は低いんじゃないかな〜(私は長い休日とかは入れっぱなしです。個人的には一週間ほどで音が安定しベストかと…) 熱さに関しては、A級ほどは熱くならなものの、P6100と比べても凄く熱くなります。アイドリング電流(無負荷)ではP6100(170W)よりも低いけど(P7500は142W)、8Ω負荷定格出力時はP6100の440Wなのに対し、P7500は1050Wと鳴らし込むほどにバンバン熱くなります 最後に、P6100はA級動作が広いと言われるけど、アキュフェーズさんに聞いたらP7500も1.25W(8Ω)までA級動作だそうです。MOS-FETとパワートランジスタの違いはあるけど(これが大きい)、感度の高いスピーカーで普通のボリューム?なら、ほぼA級動作で聴けるんじゃないかな〜。1Wでも結構な音量だからね〜 我が家のピエガやタンノイなら、あくまでメーターを見る限りだけど、夜はほぼA級動作です。 長々と書きましたが、あくまで私個人の主観的なコメントですので、P7500に興味のある方はショップで実際に聴くことをお勧めします。あまり参考にならないかも知れませんが…足からず。

  • 5

    2023年1月5日 投稿

    アキュフェーズのステレオAB級パワーアンプP-7X00シリーズには、以前から鮮度の高い音質と俊敏な立ち上がりと言った良さがあり、一音一音のエッジに丸みを伴ったA級パワーとはまた違った魅力があります。 一代前のP-7300は音数が多くナチュラルに整いながらも音の骨格にピントが当たるストレートで明瞭な描写、骨格の陰影が浮かび上がり、やや筋肉質な側面も併せ持った力強い音でした。 比べてP-7500は弱音から強音の全ての音の中で、湧き上がるエネルギーに充足された生々しい音場、弱音はシルキーな質感です。 また強音部は懐の深い躍動感、よりナチュラルで抑揚のある音が滑らかにつながっています。 P-7500はP-7300の力強さを内包しつつも、充足するエネルギーが3次元的に拡がってゆく感覚、そして骨格を含む音楽の全体像がエネルギーに包まれた「オーラを纏った音」です。 ステレオAB級パワーアンプとしては同社のトップモデルに位置づけられる同シリーズはP-7100、P-7300と進化を続け、ここにきて堂々たる魅力を提示できるシリーズとして花開いた気がします。 【デザイン】 前機種と比べ、違いを見つけることは難しいですが変更点はいくつかあります。 アキュフェーズのAB級パワーアンプのシンボルともなっているパワーメーターは最小の指標値が-50dBへと変更され、微弱の音にも動きやすくなりました。 またインジゲーターの数が減り表示はシンプルに、フロントパネルのハンドル部の横幅が少し広く、電源ボタンも少し縦方向に大きく、ロータリースイッチのフロントパネル縁部には溝加工が施されました。 【フィーリング】 前機種の電源スイッチの押し込みは軽めのフィーリングでしたが、P-7500では少し重みを増し、電源投入時のリレー音も低めへと、より高級機らしいフィーリングです。 またヒートシンクの仕上げもザラザラした感じから、毛の短いベルベット生地のような質感へと変わっています。 【進化(DF等)】 前機種を含め、近年のアキュフェーズはS/N比とDF(ダンピングファクター)の向上に力を入れ製品開発を行っています。 DFは1,000を保証していますが、既にP-7300以来の実力値は2,000を超えるとも言われ、1,000以上を刻む表記は同社では行わない方針にしているようです。 方針の理由は定かではありませんが、実際にはSPケーブルを含めた場合には、全体のDF値は簡単に数百程度へと落ちるものです。 そういう現状からも過度なDF値のアピールは避けるため、1,000以上の表記を控えているのかもしれません。 一方、実力値上ではP-7500は更に進化を遂げ、同社にとってDF値は大切にしている要素であることは間違いないようです。 個人的にも定量的な要素の向上を地道に積み重ねる先に本質的な音への向上があるものと思っています。 前機種に比べ保証出力は2.4倍(8Ω時:125W→300W)となりました。 出力増加に伴う電圧増加分も加味しなければなりませんが入力アンプ部等で低ノイズ化の改善も利いて、Dレンジは5dB(GAINスイッチMax時:130dB)の拡大となりました。 また、ノイズレベルの低減は11%(18μV→16μV)と成熟した感のあるアナログアンプで驚異的な定量的改善です。 【電力】 以下は私の実用範囲の話となります。 P-7500の電力はP-7300と比べ大ざっぱに100VA程度増え、筐体もより熱くなりました。 周囲温度などの影響もありますが私の環境では無音で280VA程度。 加えて、音楽信号が変化しても皮相電力があまり変わらなかった前機種に比べ、P-7500では弱音と強音の差で軽く100VA以上変動します。 以上から、ほぼ一定の電力を必要とするA級パワーアンプなどよりもP-7500が要求する電源環境はよりシビアと考えるべきで、要求する電力に確実に追従可能な出力インピーダンスの低いクリーン電源との組み合わせが理想的だと思います。 【進化ための技術】 ここではP-7300からの進化を中心に、より技術的な側面へと踏み込んだ話にしたいと思います。 専門的な内容になってしまい、以下はご興味のある方は読んでいただければと思います。 トランスは外観ケースこそ同じですが巻き線等中身は変更され、静電容量を高めた平滑コンデンサを含め、主要パーツが一新されています。 また全回路はリファインされ、特に信号入力部のユニットは美麗で整然としたレイアウトになりました。 S/N比向上のポイントとして、パワーアンプを信号入力部と電力増幅部とで分けると、信号入力部側でできる限り利得を稼ぐことがS/N比向上に寄与します。 これまでもS/N比向上の手法として、同社で信号入力部と電力増幅部とのゲイン配分を変える試みが行われてきました。 P-7100からP-7300で信号入力部が12dBから22dBへと大幅に引き上げられ、P-7500もこの比率が保持され、信号入力部で必要な振幅を得るため電源電圧±30Vとし、そのためP-7500の信号入力部もディスクリート構成です。 P-7300の信号入力部はPNP差動回路による2段増幅の電圧帰還が採用されていました。P-7500では上下対称エミッタ接地2段増幅回路から2段ダーリントンのA級SEPPバッファへとつなぎ、初段エミッタへ電流帰還を掛ける回路へと改善、PNP差動回路採用の回避によりS/N比向上に貢献しました。 入力アンプ後の信号は、バランスでV/IとI/V変換回路を経て出力段へと送られます。P-7500もこれらを2並列用意しノイズを約30%(1-1/√2)低減させています。 出力段の10パラのAB級SEPPのトランジスタは2SC5200N、2SA1943Nと前機種同様の素子を採用しているものの、出力段への印加電圧を±65Vから±85Vへと大きくしました。 同社は以前より、出力回路のスイッチにメカニカルリレーではなく機械動作のない超低ON抵抗エンハンスメント型NチャネルMOS-FETが採用されています。 P-7500はTK160F10N1からXK1R9F10QBへの変更により、2.0mΩから1.6mΩへと低抵抗化により、さらなるDFの実力値に余裕を持たせています。 またP-7300同様、MOS-FETのDS間の寄生ダイオードによる半波信号漏えい防止対策で逆向き2個直列配置としています。

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P-7500 のクチコミ

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P-7500 のスペック・仕様

基本仕様
製品種類 ステレオ・パワーアンプ
消費電力 800 W
サイズ・重量
幅x高さx奥行 465x238x515 mm
重量 49 kg
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