その他オーディオ機器の選び方

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その他オーディオ機器の選び方

価格.com ユーザーが編集するその他オーディオ機器の選び方のガイドです。その他オーディオ機器選びに必要な基礎知識、用語解説はこちらでチェック!

概要編集する

オーディオ機器は、音源(CDやレコードなど)を電気信号に変換するプレーヤー、電気信号を必要に応じてさまざまな機器に振り分けたり、信号を増幅させるアンプ、アンプから送られてきた電気信号を音に変えるスピーカーで構成されています。

プレーヤーは、かつてはカセットテープやレコードが中心でしたが、いまでは音源がデジタル化されていることもあり、CDやパソコンのほか、ネットワークオーディオプレーヤーなど新しい機器も登場しています。

一方で、レコードや真空管などのアナログ機器を好む方も多く、さまざまな関連機器が販売されています。

最終更新:サテラビュー 2014/06/04 14:17:35

選び方のポイント編集する

オーディオ機器では、メインとなる機器に接続して使う、いろいろな機器が発売されています。特長として、アナログメディアとデジタルメディアの双方に対応している、ワイヤレスを含めたネットワークに対応している、スマートフォンに対応しているといったことがあります。

製品種類

ネットワークオーディオプレーヤー
ネットワークオーディオプレーヤー

家庭内で有線・無線で接続されたネットワークを利用して、NAS(用語集参照)やパソコンに保存してある音楽ファイルを楽しむネットワークオーディオ。ネットワークオーディプレーヤーは、その中心的な機器で、NASやパソコンに保存されている音楽ファイルを選んで再生したり、デジタル信号をアナログ信号に変換して、既存のコンポなどのオーディオシステムに出力したりします。

カセットデッキ
カセットデッキ

カセットテープを使った録音・再生ができる機器です。かつての勢いはありませんが、いまでも手がけているメーカーはあります。近年のカセットデッキのなかには、カセットテープに録音された音楽を再生するだけでなく、CD-Rに記録したり、USBメモリにMP3フォーマットで記録したりするなどの機能を持ったものもあります。

チューナー
チューナー

FMやAMのラジオ番組を視聴するための専用機器です。特にFM放送ではクリアな音質を楽しめます。

レコードプレーヤー
レコードプレーヤー

アナログレコードを再生するためのプレーヤーです。通常は、1分あたり33 1/3回転(3分で100回転)のLP盤と、同45回転のシングル(EP)盤の両方に対応しています。CDよりも音がよいと主張するマニアも多く、いまでも根強い人気があります。

プリアンプ
プリアンプ

パワーアンプ(メインアンプ)の前段階(プリ)にあるアンプで、フォノイコライザー機能(これがないものもあります。後出の「フォノイコライザー」を参照)、音量や音質の調整、CDやレコードなどの音源の選択などを行います。コントロールアンプともいわれます。

パワーアンプ
パワーアンプ

プリアンプの信号を、スピーカーを鳴らせる大きさに増幅させるのがパワーアンプ。メインアンプともいわれます。ハイエンドオーディオの世界では、プリアンプとパワーアンプを別々に揃えるのが一般的です。

なお、プリアンプとパワーアンプの機能を1台にまとめたものを、プリメインアンプやインテグレーテッド(統合)アンプと呼びます。

CDトランスポート
CDトランスポート

CDプレーヤーは、CDに記録されたデータを読み取る「CDドライブ」部と、読み取ったデジタル信号をアナログ信号に変換する「D/Aコンバータ」部に分かれます。

CDトランスポートは、この「CDドライブ」部のみを独立させて、単品の製品に仕上げたものです。CDからデータを読み取ることだけに機能を絞った設計や部品の投入ができ、高音質を求めるハイエンドユーザーに人気があります。

なお、取り出したデジタル信号は、デジタル入力があるAVアンプや「D/Aコンバータ」に接続します。

フォノイコライザー
フォノイコライザー

レコードは、RIAA(アメリカレコード協会)カーブといわれる周波数特性に従って、低音域を抑えて高音域を強調した状態で録音されています。それは原音のままではレコードの溝の幅が大きくなり収録時間が短くなるためです。そのため、プリアンプのイコライザー(EQ=音声信号の周波数特性を変更する機器のこと)で、RIAAカーブと逆に低音域を強調し高音域を抑える補正を行っています。

フォノイコライザーは、レコード再生になくてはならない機能で、かつてはプリアンプに必ず搭載されていましたが、レコードの衰退とともに、この機能を持たないものも増えています。

通信機能

機能特徴
Wi-Fi無線通信を利用してデータのやりとりを行う、無線LAN規格の1つです。Wi-Fiに対応した他の機器に収録されている音楽を再生したりできます。
AirPlayAirPlayとは、アップル社のネットワーク機能で、PCのiTunes、iPhone、iPod touch、iPadに収録されている音楽をワイヤレスで他の機器から再生できる機能です。
DLNADigital Living Network Allianceの略で、家庭内でさまざまなメーカーの機器を相互に接続することを目的に作られた業界団体です。DLNA対応の機器では、異なるメーカーであっても、例えば書斎にあるPCに保存された音楽をリビングにあるオーディオ機器を使って再生することができます。

最終更新:価格.comスタッフ 2018/06/20 21:01:35

FAQ(よくある質問と回答集)編集する

Q:イコライザーとフォノイコライザーは何が違うのですか?

A:音声信号を任意に変化させられる機器がイコライザー、フォノイコライザーではRIAAカーブに従ったイコライジングを行います
フォノイコライザーはレコードプレーヤーに対応したプリアンプでは必ず搭載されていますが、オーディオ機器のイコライザー(グラフィックイコライザーや略してグライコとも)という場合は、低音から高音までの幅広い周波数帯域において、500Hzや1kHzなどさまざまな周波数ごとの音を個々に強めたり弱めたりできる機器のことをいいます。

周波数ごとに細やかな調整ができるので、部屋の特性(部屋の形状が原因で特定の周波数の音が出にくいなど)に応じた音の調整ができます。通常は、プリアンプとパワーアンプの間に接続して使います。

Q:レコードプレーヤーにあるカートリッジって何ですか?

A:レコード針の動きを電気信号に変換する機器です
レコードプレーヤーは、カートリッジ、レコードを乗せて回転させる機器のターンテーブル、カートリッジを取り付けるパイプ状の装置のトーンアームなどの部品で構成されていますが、このなかで最も音質に影響を与えるのがカートリッジです。

レコードには細かな溝が刻まれており、カートッジに取り付けられたレコード針(スタイラス)が溝をトレースし左右に動きます。この動きを電気信号に変える装置がカートリッジです。カートリッジが、レコードの溝に刻まれた音をどのように再現できるかで、音の良し悪しが決まるといっても過言ではありません。

最終更新:サテラビュー 2014/06/04 14:19:44

用語集編集する

オーディオ用電源システム

オーディオ機器は家庭用電気を使いますが、家庭用電気にはさまざまなノイズ成分が含まれています。音にこだわるハイエンドユーザーのなかには、こうしたノイズを嫌って、家庭用電気をノイズのないきれいな電気に変える専用の電源システムを機器ごとに導入しています。

ヘッドアンプ

カートリッジの出力を大きくするための専用アンプです。カートリッジにはMM型やMC型などさまざまなタイプがありますが、タイプによって出力される電気信号の大きさが異なります。

MM型などは一定以上の出力があるので、レコードプレーヤーをそのままプリアンプのPHONE端子に接続できますが、音がよいと評価するファンが多いMC型は出力が小さいため、そのままではスピーカーから十分な音量が出せません。

そこで、レコードプレーヤーとプリアンプの間にヘッドアンプ(同じ効果が得られる昇圧トランスを使う場合もあります)を接続し、出力を上げて使用します。

ハイレゾオーディオ(ハイレゾ音源)

音楽CDを大きく上回る高音質サウンドのことをいいます。ハイレゾオーディオに対応した機種なら、ハイクオリティなサウンドをそのまま楽しむことができます。なお、音源は専用のサイトから購入します。

NAS

Network Attached Storageの略で、ネットワークオーディオで使う機器の1つです。購入、またはCDから取り込んだ音楽データを保存・管理するハードディスク装置です。

最終更新:サテラビュー 2014/06/04 14:18:35

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