充電池・充電器の選び方
価格.com ユーザーが編集する充電池・充電器の選び方のガイドです。充電池・充電器選びに必要な基礎知識、用語解説はこちらでチェック!


選び方のポイント
充電池には、タイプや形状、容量などの異なるさまざまな種類があります。乾電池形の充電池であれば、基本的に乾電池の代わりにそのまま使うことができますが、それ以外の充電池では電圧や容量、対応する接続端子のタイプも異なります。それぞれの機器に適した充電池をうまく使うことで、経済性や利便性を生かすことができます。
また、充電池の容量が機器に適したものを選ぶことも重要です。リモコンや時計の消費電力量はあまり多くありませんが、デジカメやスマホは多くなります。このような機器に、容量の小さな充電池では力不足です。スマホには1500mAh以上、iPadでは6000mAh以上の容量のバッテリーが搭載されています。こうした機器には大容量の充電池でなければなりません。使っている機器に搭載されているバッテリー容量を知ることも大切です。
充電池 | 充電器 | 充電器・充電池セット |
---|---|---|
![]() | ![]() | ![]() |
充電することで繰り返し使うことができる電池で、二次電池や蓄電池ともいわれます | 充電池を充電するための機器です | 充電器と充電池がセットになったものです |
ソーラーチャージャー | モバイルバッテリー |
---|---|
![]() | ![]() |
太陽電池を使って充電できるタイプの充電池です。AC電源やUSBからも充電できるものが便利です | 主にスマートフォンなどを充電するための持ち運び用の充電池です。大容量のものが多いのが特徴です |
バッテリー容量
mAh(ミリアンペアアワー)という単位で充電池に表記されているのがバッテリー容量で、スマートフォンを何回充電できるかという指針になります。5400mAhの充電池では、5400mAの電流を1時間流すとちょうど電気がゼロになることを示します。
最大出力電圧
充電池が出力できる最大の電圧で、V(ボルト)という単位で表示されます。乾電池形の充電池は1.5V、モバイルバッテリーに多いリチウムイオン充電池では、3.6Vか3.7Vのものが一般的です。使用する機器に合ったものを選びましょう。
最大出力電流
充電池が出力できる最大電流で、mA(ミリアンペア)という単位であらわされます。この数値が高いほうがより早く充電することができます。
USBポート数
充電池(充電器)をスマートフォンなどに接続するための端子です。複数のポートを使って同時に数台の機器を接続できるものもあります。
電池形状
単一/単二/単三/単四
乾電池式の充電池は通常の乾電池と同じ形状です。なお、バッテリー容量は、電池の形状が大きくなるほど(例えば単三よりも単二)大きくなります。
充電端子(電源→充電池)
乾電池形の充電池であれば、機器にそのままセットできるので気にする必要はありませんが、モバイルバッテリーは、出力端子の形状が、自分が使いたい機器に対応している必要があります。
USB/MicroUSB/MiniUSB
USBとは、Universal Serial Busの略で、パソコンやその周辺機器だけでなく家庭用電気機器などにも採用されている接続端子です。端子の形状には、USB-A・B、MicroUSB-A・B、Mini-USB-A・Bなどがあります。
AC
家庭用のAC100Vをそのまま充電できる端子です。
iPhone/iPod
アップルのiPhoneやiPodが接続できる充電端子です。
docomo/softbank携帯電話
ドコモやソフトバンクの携帯電話に接続できる充電端子です。
au携帯電話
auの携帯電話に接続できる充電端子です。
DSi/DSiLL/3DS
任天堂のDSi・DSi LL・3DSに接続できる充電端子です。
DSLite
任天堂のDS Liteに接続できる充電端子です。
PSP
ソニーのPSPに接続できる充電端子です。
Qi(チー)規格
Qi規格とは、無接点充電ともいわれ、ケーブルを接続しなくても給電できるワイヤレス給電の国際基準規格です。Qi規格に対応した機器では、充電台に置くだけで充電することができます。
ウォークマンポート
ソニーのウォークマンと接続できる出力端子です。
給電端子(充電池→機器)
充電池に給電するための端子で、家庭用のAC100VやUSBからの電気を使って充電するのが一般的です。自動車内で充電をする場合は、シガーソケットに対応した機種を選びましょう。
AC
家庭用のAC100Vに接続し給電するタイプの充電池です。
USB/MicroUSB/MiniUSB
USB-A・B、MicroUSB-A・B、MiniUSB-A・Bなど、さまざまなUSB端子に接続し給電するタイプの充電池です。
シガーソケット(アクセサリーソケット)
自動車のダッシュボードにあるソケットで、電気を取り出すことができます。アクセサリーソケットから電気を取り出すには、アクセサリーソケットに差し込む「カーチャージャー」や「シガーチャージャー」といわれるグッズが必要になります。
最終更新:guide_man 2019/12/02 14:12:11


FAQ(よくある質問と回答集)
Q.充電池は使い切ってから充電しないといけないというのは本当ですか?
A.ニッケルカドミウム蓄電池やニッケル水素蓄電池ではメモリー効果により一時的に電圧が低下する場合があります
完全に電池を使い切らない状態で充電を行うことを“継ぎ足し充電”といいます。継ぎ足し充電を行うと、一時的に電圧が低下することがあります。継ぎ足し充電を開始した付近で低下することから、こうした現象はメモリー効果と呼ばれています。一般的に、こうした現象は、一度電池を最後まで放電して再び充電する“リフレッシュ”を行うことで回復します。なお、携帯電話やデジカメなどに使われているリチウムイオン蓄電池は、一般的にメモリー効果が生じないといわれています。
Q.モバイルバッテリーで充電回数3回とかありますが、どのような意味ですか?
A.フル充電した充電池で、スマホなどの機器が何回フル充電できるかをあらわしたものです
例えば、バッテリー容量が4500mAhの充電池で、1500mAhのバッテリーが搭載されたスマホを充電する場合、4500÷1500=3で、3回の充電ができる計算になります。しかし、実際には充電時のロスなどもあるため計算通りとはなりません。充電池の性能や、充電する機器、測定方法によって異なりますが、実際に充電できる回数は、充電池の容量の60〜70%程度が目安になります。
最終更新:サテラビュー 2014/02/18 15:32:17


用語集
Wh表示
一部の充電池では、バッテリー容量をmAhではなくWh(ワットアワー)という単位で表示しています。WhをmAhにするには、電圧で割って1000を掛けることで算出できます。例えば、5.25Whの充電池の場合は、5.25Wh÷3.7V(リチウムイオン充電池などの場合)×1000=1419mAhとなります。
リチウムイオンポリマー充電池
リチウムイオン充電池の一種ですが、通常のリチウムイオン充電池よりもエネルギー密度が高いため、さらに小型・軽量化がはかられています。携帯電話やスマホ、タブレットPCなどへの採用が増加しています。
最終更新:サテラビュー 2014/02/18 15:30:43
- 2022年5月のトレンド情報です
充電池・充電器 なんでも掲示板 -充電池・充電器に関する話題ならなんでも投稿できる掲示板-
タイトル | 返信数 | 最終投稿日 |
---|---|---|