電気毛布・ひざ掛けの選び方
電気毛布・ひざ掛けは、就寝時の布団の中を温かくしてくれたり、エアコンの暖房だけではカバーしきれない足元の冷たさを解消してくれたりと、非常に便利なアイテムです。選ぶ製品も就寝時やデスクワーク中など、場面に応じてさまざま。寒い冬に欠かせない、電気毛布・ひざ掛けの選び方を解説します。
2025/1/8 更新
目次
電気毛布・ひざ掛けカテゴリには、就寝時に体を温めるために電気毛布として使う「敷き毛布」、「掛け毛布」、「掛け・敷き毛布」のほか、体の一部を温めてくれる「ひざ掛け」、「足温器」、「あんか」など、さまざまな種類があります。製品を選ぶ際には、使用するシーンをしっかりと想定し、目的に合った製品を選びましょう。
就寝時に使うのなら「敷き毛布」や「掛け毛布」、「掛け・敷き毛布」が最適です。「敷き毛布」は、敷き布団の上に敷いて、体を下から温めるタイプで、「掛け毛布」は体の上から掛けても温めるタイプ。「掛け・敷き毛布」は、敷く使い方に加えて、体の上から掛けても温められるタイプなので、上下どちらでも使用したい場合に選ぶとよいでしょう。
「掛け・敷き毛布」と「敷き毛布」は、それぞれサイズが異なります。体の上にも掛けられる「掛け・敷き毛布」のサイズは、縦180〜190cm前後、横幅が130〜140cm前後が中心。敷き布団の上に敷いて使用する「敷き毛布」の場合、横幅は敷き布団サイズの80cmが中心ですが、130cm以上の幅の製品もあります。縦の長さは130〜190cmまでレンジがあるため、身長に合ったサイズを選びましょう。
横幅から選ぶ
縦の長さから選ぶ
体を部分的に温めるタイプには、下半身に掛けて使用する「ひざ掛け」のほか、足を覆うタイプの「足温器」、布団の中で足元を温める「あんか」、手のひらサイズの「充電式カイロ」などがあります。一般的に、暖房の気流は上昇するので足元は冷えやすいため、これらの部分暖房器具を上手に組み合わせると効果的です。
ひざなどの下半身を温めたい人に!
ひざを中心に、下半身を温めることができるタイプです。デスクワーク中やテーブルに座っているときなど、足元が冷えやすい人に最適。ショールとして利用できるタイプもあります。
足をしっかりと温めたい人に!
スリッパやルームシューズのように履いて足を温めるタイプのほか、座布団のような形の本体に足を突っ込んで温めるタイプもあります。受付仕事などの最中でも、足をしっかり温められて便利です。
外出先でも冷えた手を温められる
充電して繰り返し使える電気式のカイロ。手のひらサイズのコンパクトなモデルが多く、外出時の手が冷えるときなどに便利。温度調節できるモデルや、誤作動を防止する機能を搭載したモデルもあります。
電気毛布・ひざ掛けを使う際は基本的に電源が必須です。家庭用電源コンセントを利用するタイプに加え、パソコンのUSB端子やスマートフォン用のモバイルバッテリーから電源を取ることができる、USB電源に対応した製品もあります。
敷き毛布や掛け・敷き毛布を中心に、多彩なマイクロファイバーの電気毛布をラインアップ。室温センサーや温度調節など、便利な機能を搭載したモデルが多いのも特徴です。ほかに、ひざかけやあんかなど、幅広く展開しています。
掛け・敷き毛布、敷き毛布はもちろん、かわいらしいデザインのあんかを多数展開しています。特に「あんか」のラインアップが豊富。昔ながらのスタンダードスタイルの「平形あんか」から「大きめサイズのあんか」まで幅広く扱っており、手ごろな価格も魅力です。
敷き毛布や掛け・敷き毛布を中心に展開するYAMAZEN。ラインアップも豊富で、着たまま動ける電気毛布「くるみケット」シリーズや、毛布を掛けたまま手を自由に出せるハンズフリー電気毛布など、ユニークな独自製品も人気です。
電気毛布もひざ掛けも機能としては同じです。
いずれも、電気の力で、体を温めるものです。大きな違いはサイズと用途です。就寝中に体全体を覆う必要がある電気毛布のほうが大きいのが一般的です。また、電気毛布は就寝中に使用するものなので、タイマーなど機能が充実している傾向にあります。
洗濯できるものが大半です。
ただし、洗濯方法に制限がある場合が多いため、毛布やひざ掛けに付いている洗濯表示タグを必ず確認するようにしてください。たとえば、パナソニック製品の場合、洗濯用ネットに入れて「毛布洗いコース」を搭載した縦型洗濯機で洗うように表示されています。
室温センサー
室温を感知して、温度を自動調整する機能のことです。体を適温に保つことができるほか、電気代の節約にも役立ちます。
ダニ対策
電気毛布を強く発熱させて、ダニを死滅させる機能です。