HDMIケーブルの選び方

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選び方ガイド 自分に最適な製品選びをサポート

「4Kに対応しているの?」「スマホと接続できるの?」など、HDMIケーブル選びの際に浮かぶ疑問を解決できるのが選び方ガイドです。HDMIケーブル選びに必要な基礎知識、用語解説はこちらでチェックしましょう!

HDMIケーブル選びの前に

HDMIケーブルとは?

「HDMI」とは、High-Definition Multimedia Interfaceの略です。HDMIケーブルは、HDMI端子を持つ機器同士をつなぐケーブルで、映像と音声をデジタル信号のまま転送するので、美しく高品位な映像・音声が求められるAV関連機器で欠かせません。また、従来のアナログ機器などでは映像・音声それぞれにケーブルが必要でしたが、HDMI端子を持つ機器同士ではHDMIケーブル1本で済みます。さらに、最近ではイーサネット(LAN)ケーブルの機能もあわせ持つ製品が発売されており、イーサネット対応機器と接続すれば、LANケーブルを用いることなくインターネットに接続できます。

イーサネット対応製品を探す

HDMIケーブルとは?

なお、HDMIケーブルには、「スタンダード」「ハイスピード」という2種類のカテゴリーと、「プレミアム ハイスピード」という認証があり、保証されるデータ転送速度がスタンダード・ハイスピード・プレミアム ハイスピードの順に大きくなります。スタンダード製品を使用した場合、1,080p、Deep Color、3D、4Kといったデータ量の多い映像が正しく表示されないことがありますので、古いケーブルの使い回しや中古品を購入する際は注意が必要です。現在販売されているHDMIケーブルは、ほぼすべてがハイスピード製品かプレミアム ハイスピード認証を受けた製品なので、新品を選べばこのような問題はほとんど防げるでしょう。

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HDMIケーブルの選び方のポイント

HDMIケーブルを選ぶときは、映像が思ったとおりに映らない、接続できないということがないように、バージョンやコネクタの形状をあらかじめ確認しましょう。また、長さはある程度ゆとりがあるものを選ぶと安心です。

バージョンをチェック

HDMI規格には複数のバージョンが存在しますが、コネクタ形状は同じなので対応バージョンが異なるものでも機器への接続は可能です。しかし、コンテンツ視聴の場合は機器・ケーブルともに目的にあったバージョンでないと、バージョンが下位のものに制限されてしまいます。たとえば、4K非対応のVer1.4のケーブルで4Kテレビとブルーレイレコーダーを接続しても、レコーダーに4K解像度で映像を出力できません。

帯域幅 主な解像度とフレームレート ケーブルの種類 備考
Ver.1.2 4.95Gbps 1,920×1,200・60p スタンダード
Ver.1.3 10.2Gbps 2,560×1,440・75p ハイスピード ・Deep Colorに対応
Ver.1.4 10.2Gbps 4,096×2,160・24p
3,840×2,160・30p
・3D映像に対応
Ver.2.0 18Gbps 3,840×2,160・60p ・4Kに対応
・アスペクト比21:9に対応
Ver.2.0a 18Gbps 3,840×2,160・60p プレミアム ハイスピード ・HDRに対応
Ver.2.1 48Gbps 7,680×4,320・60p
3,840×2,160・120p
・8Kに対応
・10K解像度もサポート

Ver.1.4

3D映像を楽しみたい人はこのバージョンから

3,840×2,160の高解像度に対応。3D映像の鑑賞をする人はこれ以降の規格でなければなりません。また、家庭用LANと同じネットワーク規格であるイーサネットに対応しているため、1本あればLANケーブルなしにインターネット接続も可能です。

Ver2.0

よりなめらかな4K映像を楽しみたい人向け

3,840×2,160の4K画質を60pのフレームレートでなめらかに映し出すことができます。また、アスペクト比が21:9に対応しているため、4Kテレビでホームシアターを楽しみたいという人にも適しています。

Ver2.0a

HDRのダイナミックな映像が楽しめる

Ver2.0と同等の解像度とフレームレートに加えてHDR(ハイダイナミックレンジ)にも対応。Ultra HD Blu-ray規格のコンテンツを存分に楽しむことができます。

Ver2.1

8Kコンテンツをいち早く楽しみたい人向け

7,680×4,320の8K画質を60pのフレームレートで伝送できる、高画質・高フレームレートに対応。8K映像をいち早く楽しみたいならこのバージョンを選びましょう。解像度は10Kまで対応しています。

コネクタ形状をチェック

コネクタ形状は大きく3つのタイプがあります。変換コネクタも販売されていますが、接続先機器の端子をあらかじめ確認したうえで選ぶようにしましょう。

HDMI⇔HDMI

接続対応機器:テレビやレコーダーなど

HDMI⇔HDMI

Type-Aケーブルともいわれ、両端が通常のHDMI端子になっています。もっとも基本的なタイプで、テレビにレコーダーやパソコンを接続するときに使用します。

HDMI⇔HDMI製品を探す

HDMI⇔HDMIミニ

接続対応機器:デジカメやビデオカメラなど

HDMI⇔HDMIミニ

Type-Cケーブルともいわれ、一方の先端がHDMIミニ端子になっています。デジタルカメラやビデオカメラをテレビなどに接続し、写真や動画をテレビに映し出すことができます。

HDMI⇔HDMIミニ製品を探す

HDMI⇔HDMIマイクロ

接続対応機器:スマホやタブレットなど

HDMI⇔HDMIマイクロ

Type-Dケーブルともいわれ、スマートフォンやタブレットなどに採用されている規格です。スマートフォンやタブレットの写真や動画の鑑賞はもちろん、ゲームをテレビ画面で楽しむこともできます。

HDMI⇔HDMIマイクロ製品を探す

ケーブルの長さをチェック

ケーブルは機器間の距離を考えて少し余裕がある長さのものを選ぶと良いでしょう。しかし、品質にもよりますが、長ければ長いほど伝送損失が大きくなります。10mクラスとなると信号補償が必要な場合もあるので注意が必要です。

ケーブルの長さから選ぶ
ケーブルの長さをチェック

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HDMIケーブルの主なメーカー

エレコム(ELECOM)

エレコム(ELECOM)

PC周辺機器メーカーならではのラインアップで人気

PC周辺機器を幅広く扱うメーカー。HDMIケーブルにもそのノウハウは十分に活かされています。たとえば、HDMIを通して転送されるデータを無線化できる周辺機器なども販売しており、PC環境に親しんだユーザーにも人気があります。

エレコム(ELECOM)製品を探す

パナソニック(Panasonic)

パナソニック(Panasonic)

配線をスッキリさせるフリーアングルプラグが人気

角度が可変するフリーアングルプラグ採用のケーブルは、狭くなりがちなテレビ裏の配線をすっきりさせてくれます。また、AV機器の知識があまりなくても、薄型テレビ「ビエラ」のオーナーであれば、機器に合った規格が探しやすく、純正品としての安心感もあります。

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ホーリック
(HORIC)

ホーリック(HORIC)

高品質ながら格安で人気のメーカー

確かな品質ながら、パッケージの簡素化などの企業努力により低価格で商品を提供しています。端子のカラーリングも豊富で選ぶ楽しさがあります。

ホーリック(HORIC)製品を探す

TFTEC JAPAN

 TFTEC JAPAN

長さの種類豊富なVer.1.4シリーズ

通販オンリーのPC周辺機器メーカー。ラインアップはVer.1.4のケーブルのみで、数mから20mまで展開しており、選びやすくなっています。

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サンワサプライ
(SANWA SUPPLY)

サンワサプライ(SANWA SUPPLY)

環境に合わせて形状を選べる

フラットタイプや極細、巻き取り式など、さまざまな形状のケーブルを展開。環境に合わせて選べるラインアップが魅力です。

サンワサプライ(SANWA SUPPLY)製品を探す

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FAQ(よくある質問と回答集)

Q3D機器対応のケーブルはどれを選べばよいでしょうか?
A伝送帯域が340MHz以上のハイスピード対応ケーブルを選びましょう。
3Dは単純に2Dデータの約2倍の容量があるので、スタンダードケーブルの伝送帯域では表示できません。より大容量を伝送できる、340MHz以上の伝送帯域をもったハイスピードケーブルを選ぶ必要があります。
Q長さが同じなのに、高価なケーブルは低価格なケーブルと何が違うのでしょうか?
A対応するバージョンと使用されている素材に差があります。
バージョンの違いで価格に差が出るため、高価なものはバージョンが新しい傾向にあります。また、バージョンが同じであれば、ケーブルに使われている素材の違いにより、伝送品質や耐久性に差が出ます。
QHDR対応のケーブルはどれを選べばよいでしょうか?
AVer.2.0a以降を選べば基本的に問題ありません。
HDRではデファクトスタンダードとなっている「HDR10」という規格に加え、より高画質な映像が楽しめる「Dolby Vision」や、従来のHDR非対応機でも表示可能な放送用の「HLG」、シーン単位で輝度設定でき輝度スペックの低いテレビでも映像美を楽しめる「HDR10+」といった規格も存在しますが、いずれの規格でもVer.2.0a以降のHDMIケーブルを選べば問題ないといわれています。なお、Dolby Visionについては対応をうたった高品位な製品も登場していますので、万全を期したい方はこういった商品を選ぶのもよいでしょう。

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用語集

伝送帯域
伝送帯域とは信号を送るために使用する電気の周波数のことで、数値が大きいほど一度に多くのデータを送信することができます。HDMIにはスタンダードケーブルといわれる75MHzのものと、ハイスピードと呼ばれる340MHzの2種類があります。
走査線
映像はデータを画面横方向に走る細かい線にして順次送信することで表示されており、その一本一本を走査線と呼びます。たとえば画面解像度が1,024×768であれば走査線は768となり、走査線の数値が高いほど高解像度になります。
コネクタタイプ
コネクタの形状別に分類されています。タイプAは一般的なHDMIコネクタ、タイプCはHDMIミニコネクタ、タイプDはHDMIマイクロコネクタのことを指します。
HDR
High Dynamic Range(ハイダイナミックレンジ)と呼ばれる高画質技術。明るさの幅である輝度レンジを従来比100倍まで拡大することで、より人間の視覚に近いリアルな映像を楽しむことができます。
ARC
ARC(Audio Return Channel)とは音声データを双方向送信できるHDMIケーブルの規格です。HDMIケーブルはもともと、送信側から受信側へと一方向にデータを送るものです。したがって、HDMIケーブルでテレビにAV機器をつないで音を鳴らしたい場合、別途光ケーブルなどを使用する必要がありましたが、ARC対応のものはデータを双方向で送信できるため、1本でテレビの音声をアンプやスピーカーに伝送できます。また、オーディオケーブルが不要になるので、配線が絡まることがなくなり、スッキリするという利点もあります。
HEC
HEC対応のHDMIケーブルは、映像データと音声データに加えて、家庭用LANと同じネットワーク規格のイーサネット信号を送受信できます。したがって、LANケーブルなしでインターネットに接続できます。Ver.1.4以降のケーブルに対応している機能です。

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