iPhoneの最高の相棒Apple AirPods Pro

イヤホン・ヘッドホン 2020/3/25
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iPhoneの最高の相棒Apple AirPods Pro

充電ケースのフタを開けた瞬間、iPhoneが"待ってました!"と前のめりにペアリングを促してくる。この開・即・音のコンボを知ってしまうと、ほかのイヤホンを選びにくくなってくる。一気通貫でハードもソフトもサービスも作り込むアップルの強さ、ここにあり。

大ヒットにつながった組み合わせの妙

レコード、CD、iPod、スマートフォン・・・・・・と、オーディオのトレンドは移り変わってきました。音を鳴らすアイテムも、スピーカーから有線イヤホン・ヘッドホン、そしてワイヤレスイヤホン・ヘッドホンといったように、音楽との接し方の変化に伴いメインストリームが変遷してきました。

現代のトレンドは、完全ワイヤレスイヤホンほぼ一択。デジタル技術に強い新興メーカーが多く参入し、アナログの技術を極めてきたメーカーもこのジャンルの製品を手掛けてきています。しかし、圧倒的なシェアを持つのはApple。そう、Appleです。

2016年に登場したAirPodsの初代機は1万6,800円という価格ながら世界中で大ヒット。アンテナ・バッテリー部の形状から「耳からうどんを垂らしているみたい」と揶揄されましたが、気がつけば右を向いても左を向いてもみんなうどん大好きっ子ばかりに。

音質で比較するともっといいヤツはたくさんあるんですよ。細かいニュアンス表現にたけたモデルもたくさんあるんですよ。

しかし、iPhoneと組み合わせたときの体験がすばらしすぎ。Bluetoothの設定画面を開いてー、機器を選んでー、ペアリングしてー、という一連の面倒さが一切ない。一部の他社製品と比較して、満員電車や、乗降客数世界No.1の新宿駅でも音切れが少なくめっちゃ快適。だからでしょう。2019年リリースの第2世代機も売れに売れています。

他メーカーからしたら卑怯だ! と言いたくなるでしょうね。でもこれはプレーヤーであるiPhoneも作っているAppleだからこそのストロングポイントだし、仕方ありません。

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Appleの凄み全開! 装着状態テスト

同シリーズの最新モデルとなる「AirPods Pro」も、これがまたいい。なんといってもアクティブノイズキャンセリング機能を採用したことが大きい。ご存じ、周囲のノイズを消して音楽に没頭できる機能です。

ノイズがカットされることで耳の負担がより低くなって、アルバム1枚分&プレイリスト1本分のリスニングも最後まで気持ちいい。音楽は二の次という人にもおすすめ。周囲の音を遮ってくれるから、仕事時や勉強時の集中力がグッとアップします。気がつけば1時間以上も作業に没頭していた、なんてこともザラです。

逆に、一緒にいる人の声を聞き取るための外部音取り込みモードもAirPods Proは備えています。駅や電車内のアナウンス、オフィスでの会話時、ショップでの買い物時など、周囲の音を聞きたいというシーンは意外と多いもの。イヤホンを装着したままでの会話は嫌がられることも多いかもしれませんのでTPOの考慮は必要ですが、イヤホンを外す手間をかけずに応対できるメリットがありますね。

そして目立たないけど、「これこそアップルだ。席を立って拍手を送ってもいいですか。」と思える機能がイヤーチップ装着状態テストです。

イヤーチップを使うカナル(耳栓)型のイヤホンは、自分の耳穴のサイズとマッチしたイヤーチップを付け、正しく装着しなければなりません。隙間があると音漏れするわ、周囲のノイズは盛大に侵入してくるわ、ノイズキャンセリングの効果がなくなるわ、百害あって一利なし。

しかしです。この点をなおざりにしていた人が多かった。楽器を演奏したり、DTMで音楽を作り上げたりしているミュージシャンですら、サイズ合わせと耳装着時のセッティングをないがしろにしていた人もいたほどです。

イヤーチップ装着状態テストは耳穴内の密閉具合を調べてくれる機能であり、セッティングがミスっていることをやさしく教えてくれるもの。耳穴内の反響状態から調べているようですが、こういうデジタル技術を自然に溶け込ませて誰でも使えるようにしてくれるアップルの強みというか凄みがありますね、ここには。

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ヒアラブルデバイスの先駆者に

iPhoneのSiriとの連携もAirPods Proが得意とするところ。ハウジングに触れてSiriを起動してもいいし、「Hey Siri」としゃべって呼び出してもよし。再生したい音楽トラック、プレイリストの選択はもちろんのこと、届いたメールやニュースを読み上げてもらえば、iPhoneの画面を見ずに最新の情報を取得できます。

むしろSiriを積極的に活用してこそ、AirPods Proの本領を発揮できるといえるでしょう。

面白いのが、iPhoneのマイクで得た音を聞くライブリスニング機能もあること。離れた場所の音を聞くことができ、遠隔集音器として使えます。たとえばテレビの近くにiPhoneを置いてライブリスニングをセット、AirPods Proで音を聞くようにすれば、テレビ側のボリュームをそう上げずとも好みの音量で音声を聞くことができます。

もしかして、AirPods Proって、ユニバーサルな補聴器として使えるようになるかも? 必要な周波数帯域を選択的にボリュームアップできるなど、いろいろと微調整できる機能を備えたらイケるんじゃないでしょうか。

今後は他メーカーのガジェットとの連携も期待されます。トランスフォームデジタルカメラのInsta360 ONE Rは、AirPodsシリーズをマイクとして使えるファームウェアの公開を予定しており、ビデオブロガー・YouTuberにとっても使えるアイテムとなるようですよ。

既存の完全ワイヤレスイヤホンのほとんどは、音楽を聴くための"イヤホン"という役割にとどまっていましたが、AirPods Proは違います。iPhoneとあなたを結びつける、ユーザーインターフェイスですし、ユーザーの耳を活用する"ヒアラブルデバイス"としての可能性を示唆するものでもあるのです。 価格.com

文:武者良太 写真:佐藤竜太

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Apple AirPods Pro

本体質量: 約5.4g×2
通信方式: Bluetooth 5.0
連続音声再生時間: 最大4.5時間/最大5時間(NCおよび外部音取り込みモード OFF)
連続通話時間: 最大3.5時間
充電時間: 充電ケースでの5分間の充電で約1時間の再生または連続通話が可能
充電ケース: Qi規格の充電器とLightningコネクタに対応
耐汗耐水性能: IPX4
アクセシビリティ: オーディオのライブリスニング
主な特長: アクティブノイズキャンセリング、外部音取り込みモード、アダプティブイコライゼーション

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