選ばなきゃ、ナンセンスHisense 50E6800

薄型テレビ 2020/1/29
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選ばなきゃ、ナンセンスHisense 50E6800

価格.comの薄型テレビで売れ筋ランキング上位に君臨するのは中国メーカーであるハイセンスの「50E6800」。低価格ながら性能は国産や韓国メーカーと互角かそれ以上ともいわれ、コスパの高さは突出している。東芝の映像関連事業を買収し、日本市場で存在感を強める同社製品の秘密に迫る。

脅威のコスパ、国産の半値近い製品も

「中国製はちょっと……」というのは、2年前までの話。白物家電は基礎研究や文化が大きく影響するため、まだ「日出ズル国」日本が先行している。でもコンピューターをはじめAV機器などのデジタル家電は、世界的に性能がボーダーレス化している。なぜなら製品の性能を左右するLSIは標準化され、これさえあれば標準的な製品が作れるからだ。スマホを見れば一目瞭然。製造国が違っても機能に大差なし。大型液晶テレビは、その傾向がとくに強い。「日本製」だから「中国製」だからというのは、もうナンセンス。テレビは製造国じゃなく、ほかより一歩進んだメーカーで選ぶ時代になっている。

筆者がオススメするのは中国の「ハイセンス」。もともと中国国内のテレビ市場をほぼ制圧していた同社だが、2017年末に東芝の液晶テレビ事業部を買収。地上波の2K放送の映像を、4K液晶パネルでキレイに緻密に表現するための「映像エンジン」を手に入れた。それからの発展はアクセル全開! 2019年には日本国内の映像評論家も認める高画質テレビメーカーとなった。極論すれば中国で作られた東芝REGZAと言ってもいい。 注目すべきはハイセンスの製造ラインと品質管理。筆者は日本で初めてハイセンスの工場を見学させてもらったのだが、一般的な中国メーカーと違い「日本専用の製造ライン」を持っている。この専用ラインは、エキスパートの作業員のみで構成され品質を担保しているのだ。作業員も日本向けラインに立てることが誇りとなっていて、モチベーション向上にもつながっているという。

そしてもちろん価格面も文句なしだ。大手日本メーカーの4K43インチ液晶テレビは最安値で見ても6万6,000円ほどだが、かたやハイセンスはそれより44%も安い約3万7,000円という驚異的な低価格を実現している。50インチでも大手日本メーカーの最安値は約6万円なのに対し、ハイセンスは4万5,000円程度と25%も安い。(※)※2020年1月下旬時点

最高のコスパ、ハイセンス

筆者がハイセンス「オシ」なのは、東芝相当の映像エンジンを持ち、他の中国メーカーとは一線を画する品質管理の下、最高のコストパフォーマンスを提供しているからだ。寒いと言われてもあえて声を大きく叫びたい!「ハイセンスを選ばないのはナンセンス」だと。

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技術に驚愕! 眩しい白に鮮明な映像

液晶テレビでの明るさを決めるのはバックライト。ハイセンスのE6800シリーズは、明るいLED直下型を採用し、さらにハイセンス独自のバックライトブーストフィルムを搭載している。これは、画面中で暗い部分がある場合にそこで使われなかったバックライト光を近くの明るい部分にフィルムで反射させ送り込み、白をよりまぶしい白にブーストしてきわ立たせるもの。日当たりのいい場所にテレビを設置してもコントラストの高いクッキリした映像を映し出すことができるので、テレビの置き場所が広がる。

白をきわ立たせるにはバックライトのLEDをより輝度の高いものに替えるのが、国産のアプローチ。しかし安価なブーストフィルム1枚を入れることで、同等の機能を実現するところがハイセンスであり、コストパフォーマンスの裏側なのだ。ただ安価な部品を使う他の中国メーカーとも一線を画す点がそこにある。

さらに、HDR(ハイダイナミックレンジ)との併用により、白はより白く、黒はより黒く映し出すことができる。ゲームでは暗闇に隠れる敵を素早くインサイト→ダウンでき、映画では夜景に溶け込む主人公のシルエットをハッキリ捕らえ涙するだろう。

バックライトブーストフィルムで、きわ立つ白

東芝と共同開発した映像エンジン「NEO ENGINE」は、東芝の「REGZA ENGINE」と同等の映像補正を行い、高精細で低ノイズの映像を作り出す。単純に2Kから4Kへ引き伸ばすのではなく、周囲の映像からディティールを補完描画し、鮮明に映し出すのだ。とくに地上デジタル放送やブルーレイなどの2K映像を再生すると画質の違いが一目瞭然。風に揺れる女性のロングヘアや、草原の葉の1枚1枚、木の葉の揺らぎに驚かされるだろう。

使いやすいメニューでテレビ以外のコンテンツも欠かさずチェックできる

動きの速い映像をハッキリ映し出すSMR(Smooth Motion Rate)も搭載。一般的な液晶テレビだと人物がブレたり、溶けて流れたりしてしまうスポーツの映像でも、バックライトを高速点滅させストロボスコープの要領で、一瞬だけ動きを静止画にする。これにより選手の細かな動きやボールの行方などをハッキリ映し出せるのが特徴だ。2020年はオリンピックの年、歴史に残る瞬間をブレのない鮮明な映像で目撃できるのだ。またSMRはゲームを優勢にしてもくれる。シューティングやアクションゲームなど、動きが速い敵をハッキリ映せるのでスコアアップのバディとなるだろう。

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予算そのままで周辺器機を高性能化

ハイセンスの50E6800なら、今後もしばらく続く地上波放送やブルーレイディスクなどの2K映像を、緻密かつハイコントラストで明るいワンランク上の大画面で楽しめる。もちろんBSやCSの4K放送にも対応している。となると、録画しておきたい番組も増えてくるのが必然。50E6800ではレコーダーなしでも別売のUSBハードディスクを接続すれば録画できるのでお手軽だ。とはいえ、もっと機能のすぐれた本格的なレコーダーがいい、という声もあるだろう。50E6800ならテレビ本体の価格を安くおさえることができるため、その分をレコーダーの購入費用に充てることが可能だ。

リモコンで話題の動画をすぐに見れる

映画やアニメ、ネットの4K映像を楽しみたいなら、浮いたお金でドルビーサラウンド対応のサウンドバーを購入して、本格的なシアター環境をいきなり整えることだってできる。より臨場感のある音とリアルな4K映像で、大自然の中や宇宙空間、時には銃弾の飛び交う戦場にいるような錯覚を覚えるだろう。 有料動画配信サービスの月額利用料に予算をまわして、楽しめるコンテンツ量を充実させ、どっぷりと映像コンテンツにつかった暮らしを楽しむのも悪くない。

一歩進んだハイセンスでどっぷりと映像コンテンツにつかった暮らしを楽もう!

ゲーム用として使うなら「低遅延ゲームモード」+SMRが火を噴く。コントローラの操作から最小遅延約0.83ms(0.00083秒)で画面にレスポンス。プレイヤーキャラだけでなく、パーティーや敵の動きもSMRでハッキリ追従する。50E6800は、最大3,840×2,160ピクセル 60fpsの映像が入力できる(低遅延ゲームモードは2,560×1,440までだが)ので、テレビ本体で浮いた資金で高性能なPlayStation4 Proを導入すれば、視界を覆う大画面を備えた最強のFPS、TPSマシンとなる。いち早く敵をサイトに捕らえ、トリガーを引け!価格.com

文:藤山哲人 写真:佐藤竜太

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Hisense 50E6800

画面サイズ: 50V型
液晶パネル方式: VA / RGB
画素数: 3840×2160
画面寸法(幅×高さ): 109.6×61.6cm
質量(卓上スタンド含む): 11.7kg
地上デジタルチューナー: 3チャンネル
BS・110度CSデジタルチューナー: 3チャンネル
BS 4K/110度CS 4Kチューナー: 1チャンネル
高画質機能: BS/CS 4K高画質処理、地デジ高画質処理、高精細ノイズ処理、エリア別高精細復元 など
高音質機能: DOLBY AUDIO、Hi-Sound Pro、ダイレクトサウンド、サウンドノイズ軽減技術
画面サイズ展開: 43インチ / 50インチ

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