モバイルバッテリーの選び方
「モバイルバッテリーってどういうもの?」「どんな種類があるの?」など、モバイルバッテリー購入の際に浮かぶ疑問を解消できるのが選び方ガイドです。製品選びに必要な基礎知識、用語解説はこちらでチェックしましょう!
2026/5/13 更新
目次
モバイルバッテリーでスマートフォンなどの端末を何回充電できるかは、モバイルバッテリーの容量と端末のバッテリー容量によって決まります。「端末を何回充電できるか」を商品選びの目安にするときは、この数字に注目しましょう。容量は「mAh」という単位で表記されています。この数字を自分の端末のバッテリー容量と比べますが、充電時にはさまざまな要因で電気のロスが発生するため、数字通りの容量を充電できないことがほとんどです。機種によって充電効率は異なりますが、おおむね65〜70%程度とみておけば安心です。具体的には、容量10,000mAhのモバイルバッテリーであれば、6,500〜7,000mAh程度充電可能と判断しましょう。
※充電効率は商品や使用状況によって異なります。紹介する割合は目安であることをご了承ください
主要なスマートフォンのバッテリー容量をまとめています。これらの表を照らし合わせ、スペック値でどれくらい容量があれば安心か判断しましょう。
※iPhoneシリーズのバッテリー容量はメーカー非公表です。下表のiPhoneシリーズに関する数値は海外サイト「IFIXIT」が公開するデータの引用です。
| スマートフォン・機種名 | バッテリー容量 |
|---|---|
| iPhone 17 | 3,692mAh |
| iPhone 17 Pro | 4,252mAh |
| iPhone 17 Pro Max | 5,088mAh |
| iPhone 17 Air | 3,149mAh |
| iPhone 17e | 4,005mAh |
| iPhone 16 | 3,561mAh |
| iPhone 16 Plus | 4,674mAh |
| iPhone 16 Pro | 3,582mAh |
| iPhone 16 Pro Max | 4,685mAh |
| iPhone 16e | 4,005mAh |
| iPhone 15 | 3,349mAh |
| iPhone 15 Plus | 4,383mAh |
| iPhone 15 Pro | 3,274mAh |
| iPhone 15 Pro Max | 4,422mAh |
| iPhone 14 | 3,279mAh |
| iPhone 14 Plus | 4,325mAh |
| iPhone 14 Pro | 3,200mAh |
| iPhone 14 Pro Max | 4,323mAh |
| iPhone SE(第3世代) | 2,018mAh |
| スマートフォン・機種名 | バッテリー容量 |
|---|---|
| Pixel 10 | 4,970mAh |
| Pixel 10 Pro | 4,870mAh |
| Pixel 10 Pro XL | 5,200mAh |
| Pixel 10a | 5,100mAh |
| Pixel 10 Pro Fold | 5,015mAh |
| Xperia 10 VII | 5,000mAh |
| Xperia 1 VII | 5,000mAh |
| Xperia 5 V | 5,000mAh |
| Galaxy A36 5G | 5,000mAh |
| Galaxy A57 5G | 5,000mAh |
| Galaxy S26 | 4,300mAh |
| Galaxy S26+ | 4,900mAh |
| Galaxy S26 Ultra | 5,000mAh |
| Galaxy Z Fold7 | 4,400mAh |
| AQUOS sense10 | 5,000mAh |
| AQUOS R9 pro | 5,000mAh |
| AQUOS R10 | 5,000mAh |
| AQUOS wish5 | 5,000mAh |
モバイルバッテリーは大きさの割に重いため、選ぶ際にはきちんと重さを確認しましょう。持ち運ぶのが苦になるようでは本末転倒です。容量が10,000mAhクラスでは商品によって重さに幅があり、500g近いものから200gを切るものまでさまざまです。5,000mAhクラスでは軽い物なら110gから選べます。必要な容量を見極め、持ち運びの負担をなるべく少なくするのが理想的です。
災害発生時、もしスマートフォンの電源が切れていても、急速充電に対応したモバイルバッテリーなら素早く充電することができます。モデルによっては、充電にかかる時間が通常の1/2になるものも。インターネットで情報収集をしたり、家族の安否を確認したりする際は、急速充電対応モデルがあると便利です。なお、バッテリーを使わずに放置しておくと、少しずつ放電してしまいます。定期的に充電をするようにしましょう。
モバイルバッテリーの出力電流が小さいと、充電できないタブレットが多いです。そのため、充電したい端末にタブレットが含まれる場合は、最大出力電流が2.0A(=2,000mA)以上のものを選びましょう。なお、タブレットはバッテリー容量の大きいものが多く、モバイルバッテリーに求められる容量も大きくなります。
デジタル製品の開発・製造・販売を行うメーカーです。モバイルバッテリー市場でも高いシェアを誇ります。Anker独自の多重保護システムを搭載して安全に使えるモデルや、USB Type-Cポートを備えた薄型10,000mAhのモデルが人気です。
1,000円台の安価なモデルを数多くラインアップしています。準固体(半固体)電池を採用した容量20000mAhの「GH-SSMBPA200」シリーズや、リン酸鉄リチウムイオン電池採用の容量10000mAhの「GH-LFMBPA100」シリーズが人気です。
USB出力機能を搭載し、モバイルバッテリー、LEDライトとしても使える1台3役のモデルが人気です。乾電池を入れて使うタイプや、エネループを充電・モバイルバッテリーとして使用できるモデルもラインアップしています。
ニッケルカドミウム蓄電池やニッケル水素蓄電池ではメモリー効果により一時的に電圧が低下する場合があります。
完全に電池を使い切らない状態で充電を行うことを“継ぎ足し充電”といいます。継ぎ足し充電を行うと、一時的に電圧が低下することがあります。継ぎ足し充電を開始した付近で低下することから、こうした現象はメモリー効果と呼ばれています。一般的に、こうした現象は、一度電池を最後まで放電して再び充電する“リフレッシュ”を行うことで回復します。なお、携帯電話やデジカメなどに使われているリチウムイオン蓄電池は、一般的にメモリー効果が生じないといわれています。
フル充電した充電池で、スマホなどの機器が何回フル充電できるかをあらわしたものです。
バッテリー容量が4,500mAhの充電池で、1,500mAhのバッテリーが搭載されたスマホを充電する場合、4500÷1500=3で、3回の充電ができる計算になります。しかし、実際には充電時のロスなどもあるため計算通りとはなりません。充電池の性能や、充電する機器、測定方法によって異なりますが、実際に充電できる回数は、充電池の容量の60〜70%程度が目安になります。
リチウムイオンポリマー充電池
リチウムイオン充電池の一種ですが、通常のリチウムイオン充電池よりもエネルギー密度が高いため、さらに小型・軽量化がはかられています。携帯電話やスマホ、タブレットPCなどへの採用が増加しています。
Wh表示
一部の充電池では、バッテリー容量をmAhではなくWh(ワットアワー)という単位で表示しています。WhをmAhにするには、電圧で割って1000を掛けることで算出できます。例えば、5.25Whの充電池の場合は、5.25Wh÷3.7V(リチウムイオン充電池などの場合)×1000=1419mAhとなります。