掃除欲を取り戻す魔法Panasonic MC-PK21G

掃除機 2020/2/19
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掃除欲を取り戻す魔法Panasonic MC-PK21G

ロボット掃除機が市民権を得ている現代で、自動でもコードレスでもない昔ながらのキャニスター掃除機は淘汰されることなく今も健在だ。最新機種のパナソニック「MC-PK21G」を使ってみると、その理由と私たちの忘れている掃除の本質が見えてきた。

私を見事に操る自走式ノズルの健気さ

一番面倒くさい家事は? と聞かれたら、私は間違いなく「掃除」と答える。生きていくために不可欠な食事や洗濯と違い、生活に困らない程度までは我慢できるそれは、限りある時間の中でいつも後回しだ。

世にロボット掃除機が出始めたとき、神か! と飛びつき、すっかり我が家の一番の働き頭に君臨する丸いアイツ。自動で黙々と掃除して、不器用ですから・・・・・・と渋いうしろ姿で颯爽と去っていく。

好き。もうとりこである。

とはいえ、家の掃除がすべて自動で終わるわけではない。
ゴミは床にしかないのか? 否!

洗面所やトイレなどフロア続きでない場所や、窓枠や家具の隙間用として、我が家のキャニスター掃除機は健在だ。ただ、かなりの年代物で重いしデカいし、使うには腰も重くなる。

ならば、最新の家電ならどうか?今回、パナソニックの最新キャニスター掃除機「MC-PK21G」をお借りしたら、あまりに快適な進化を遂げていて、後頭部をフルスイングではたかれたようなショックだった。

それは、電源ONした瞬間のこと。

スイッチを押した右手がグンと前に引っ張られ、思わずよろける。慌てて右手を戻す。それだけの一往復で床はもう光っていた。モーター内蔵の自走式ノズルは手を添えるだけで劇的に楽に進み、身も心も一歩前へ押し出してくれるのだ。

散歩中にはしゃぐ子犬と笑ってついていく飼い主のように、実のところは私のほうがノズルに操られるようにして掃除は進む。

ノズルが壁際に吸い付いてたまった埃を吸ってくれたり、マイナスイオンを放出して、静電気でへばりつく細かな塵を拭き掃除のように拭い去ってくれたり、ペダルを足で踏むと細い子ノズルが離脱して、床掃除から狭い場所や高い場所の掃除へもシームレスに移動できたりと、便利なギミックが満載だ。

コンパクトで軽い子犬を小脇に抱え、わしゃわしゃなでながら、「ナニコレ、楽しい・・・・・・」とにやつく私。

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見えないゴミと見えた紙パックの魅力

サイクロン式やコードレススティック型、自動ロボットと、今は掃除機の種類も多種多様で、掃除機選びにはスペックだけでなく、メンテナンスが楽かどうかも重要な検討材料となっている。

ダストボックスから直接ゴミを捨てるタイプは、ランニングコストがかからず、「こんなにゴミが取れたのか」と可視化できる利点がある半面、頻繁にボックスやフィルターを掃除しないと吸引力低下につながることも。 ロボット掃除機でも、ゴミ捨てを忘れると運転中にエラーで止まったり、フィルター掃除中に塵が舞い上がって雑巾で拭き直したりと、本末転倒な事態になることもしばしば。

久しぶりに紙パック式掃除機を使ってみると、改めてそのストレスフリーな魅力を思い出した。紙パックはゴミを見ることも、手が汚れたりすることもなく、満杯になったらそのまま捨てるだけ。排気口のフィルターなど吸引力が落ちないかぎり、めったに掃除もいらない。

キャニスター掃除機は最初のセッティングが面倒だといわれるけど、このメンテナンス面のアドバンテージは、掃除だけにまさにチリつも。トータルでみれば、最初の面倒も十分相殺できるはずだ。

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忘れていた掃除の楽しさを取り戻す

これまでロボット掃除機の助けにより、時間の有効活用も進んで、「クオリティー・オブ・ライフ」も向上していたつもりだったため、今回も最初はロボット掃除機の補助としてどう使うかしか考えなかった。

だけど、それは間違いだった。MC-PK21Gの電源スイッチは、私のやる気スイッチだったんだ。

キャニスター掃除機はコードを引きずりながらゴロゴロ動かすのが面倒だって?
ばかを言うな。掃除は腰を上げるまでが勝負で、上げたら最後、ここもあそこもと止まらなくなるものなんだ。

フットワークが軽くなるノズルを手にしたら、普段気にもとめない(いや、見て見ぬふりをしていた)家具の上や、壁の幅木に積もった埃を取るのが楽しくなってくる。気がつけば掃除時間は1時間を超え、椅子のキャスターだのファンヒーターの排気口だの細かいポイントを見つけては「埃はおらんか。出っ張りはおらんかぁ。」と、掃除妖怪と化して部屋をさまよう始末。

5mmの出っ張りを気にするのは今この瞬間、ボルダリングの選手か私かだ。

長時間没頭できるのもコードがつながっているからこそ。ノリノリの絶頂で電池切れになったら、私のなけなしのやる気を返せ! とスティックを投げかねない。こういうときには逆にコードレスの身軽さがあだとなる。

気の済むまでやってキレイになったリビングのラグに大の字になると、部屋も空気も心も澄み切っていた。私は掃除が嫌いなわけじゃなかった。掃除が楽しいことを忘れていただけなのだ。

やりたいときに、やりたいところを、やりたいだけやる。
そんなシンプルで大事なことを、シンプルな掃除機が思い出させてくれた。

最新技術かシンプルかの2択ではなく、うまく組み合わせることで、より自分の生活にマッチさせ、自分のやる気スイッチをどうしたら押せるのか考えるのが家電選びの醍醐味なのだ。価格.com

文:のぽりん 写真:大木慎太郎(fort)

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Panasonic MC-PK21G

本体寸法(幅×高さ×奥行): 243×196×348mm
本体質量(標準質量): 2.7kg(4.3s)
集じん容量: 1.3L
集じん方式: 紙パック式
吸込仕事率: 約60〜600W
消費電力: 約200〜1150W
運転音: 約60〜65dB
コード長さ: 5m
ノズル特徴: 小型軽量パワーノズル/ふき掃除効果/親子ノズル/エアダストキャッチャー
排気フィルター: アレル物質抑制加工フィルター/抗菌酵素加工フィルター
アタッチメント: 2WAYノズル(ブラシとすき間ノズルの切り替えが可能)

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