ワインセラーの選び方
価格.com ユーザーが編集するワインセラーの選び方のガイドです。ワインセラー選びに必要な基礎知識、用語解説はこちらでチェック!


概要
ワインセラーとは、ボトルに入ったワインを保管するための貯蔵庫。ワインを安定した温度や湿度で保存できるほか、熟成を進めてさらにおいしくするといった効果もあります。ワインは非常に繊細な飲み物で、適切な環境で保管しないと味が劣化してしまいます。さらに、四季がある日本は、季節によって温度や湿度が大きく変化するため、熟成に適した環境を作り出すのは困難。しかし、ワインセラーを使えば、家庭でも手軽に、理想の環境(※)でワインを保管・熟成できます。
※ワイン保管の理想の環境
・適した温度を保つ
・適した湿度を保つ(コルク栓の乾燥を防ぐため)
・光を当てない(直射日光だけでなく、蛍光灯の光もNG)
・振動させない
・匂いを放つものと一緒にしない
最終更新:価格.comスタッフ 2016/08/16 16:53:22


選び方のポイント
ワインの収納本数で選ぶ
収納できる本数が多いほど本体が大きくなります。設置スペースと本体サイズを入念に確認しましょう。
20本以下
20〜40本
40〜80本
80〜120本
120〜160本
160本以上
便利機能で選ぶ
一部のワインセラーには、ワインの品質を管理するための便利な機能が搭載されています。長期熟成を考えている人は、多機能モデルを選びましょう。
温度コントロール機能
庫内を自動で適温に調節してくれる機能です。ドアの開閉が多くても安心です。
湿度保持機能
ワインに適した湿度を自動で維持してくれる機能です。湿度が不十分だと、コルク栓が乾燥してワインも劣化してしまいます。
ガラス扉
扉の表面がガラス製のため、扉を開けずに庫内を確認できます。ただし、通常タイプと比べると、熱効率は落ちます。
UVカット対応
ワインを光から守るため、ガラス扉にUV(紫外線)カット処理を施した製品です。ワインに有害な紫外線を遮断できます。
ドアロック機能
扉にカギを搭載した製品です。子どものいたずらや地震などでも扉が開かないため、ワインを落下事故などから守ることができます。
冷却方式で選ぶ
ワインセラーには、3つの冷却方式があります。それぞれの特徴をチェックしておきましょう。
ペルチェ方式
半導体素子のペルチェ効果を利用した冷却方式です。冷却能力は低く、温度をゆっくりと変化させるため、ワインへ与える刺激も少ないといわれています。騒音や振動もなく、家庭向けなど小型のワインセラーによく利用されています。
コンプレッサー方式
一般的な冷蔵庫と同様に、冷媒とモーターを使った冷却方式です。冷却能力が高く、消費電力も少ないですが、騒音や振動が発生します。ただ、近年は振動を抑えたモデルも多数登場しています。大型ワインセラーや扉の開閉が多い業務用モデルに採用されています。
アンモニア吸熱方式
冷媒にアンモニアを使用し、アンモニアの気化熱によって温度を調整する冷却方式です。冷却能力は、ペルチェ方式よりは高いですが、コンプレッサー方式には劣ります。また、ペルチェ方式と同様に、静かで振動がありません。駆動部品がないため、寿命が長いのも特徴です。
最終更新:価格.comスタッフ 2016/08/16 16:57:53
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