「ULTRA WiFi 4G 102HW」実機レビュー

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下り最大110Mbpsの高速通信が可能な「ULTRA WiFi 4G 102HW」(SoftBank)

ソフトバンクモバイルから、下り最大110Mbpsの高速通信が可能な「SoftBank ULTRA WiFi 4G 102HW」(以下102HW)がお目見えした。「102HW」はファーウェイ・テクノロジーズ製のモバイルWi-Fiルーターで「SoftBank 4G」に対応。「ソフトバンクWi-Fiスポット」も利用できる。今回は、2012年11月現在で最速となる110Mbps通信が可能な注目モデル「102HW」を徹底調査した。

SoftBank 4G対応モバイルWi-Fiルーター「102HW」

サイズ・重さ

「102HW」のサイズはW104.8×D15.5×H66mmとモバイルWi-Fiルーターとしては標準的なサイズ。小さめのスマートフォンくらいで、重量も135gとずっしりとした感じ。男性なら上着のポケットに入れることも可能だが、重量感があるので基本的にはバッグに入れておく方がいいだろう。

デザインはスクエアでシンプル。前面とボディの間にシルバーの縁取りがされている。カラーはテクタイトブラックのみ。重量感も相まって、安っぽさはない。

前面には大きな電源ボタンとディスプレイを備え、側面に各種スロットや端子類を搭載している。スロットカバーやボタンの隣には、それぞれの名前がプリントされており、マニュアルを見なくても使えるのは助かるところ。

下側面には、WPSボタンとmicroUSB端子を備える
上側面にはメモリーカードスロット、リセットボタン、USIMカードスロットを搭載
ACアダプタとmicroUSBケーブルも同梱。他の機種で採用されているものと同じタイプだ

バッテリーは3000mAhと大容量で、最大約8.5時間の連続通信が可能なので実用性も高い。出かける前にフル充電しておけば、外出先でバッテリー切れになる心配はないだろう。もちろん、電源端子はmicroUSBなので、モバイルバッテリーなどから充電することも可能だ。

操作性

前面の電源ボタンを2秒ほど押すと電源が入る。ボタンが大きいのでポケットやバッグに手を突っ込んで、手探りで起動することもできる。しばらく待つと「Welcome!」と表示されて、無線LANや通信機能などが起動し、自動的にSoftBank 4Gのネットワークに接続される。SoftBank 4Gの対応エリア外では、3Gのネットワークに接続される。SoftBank 4Gの下り速度は最大110Mbps、上りは最大10Mbpsと高速。3Gでも下り最大42Mbps、上り最大5.7MbpsのULTRA SPEEDに対応しているので心強い。無線LAN機能も、複数のアンテナを利用するMIMO接続が可能で、最大300Mbps通信まで対応しており、通信回線のボトルネックにならずに済む。

SSIDと暗号化キーのシールは製品に同梱されているが、WPSボタンを2度押すことでディスプレイに表示することもできる。

電源を入れる
端末の状況が一目でわかる
WPSボタンを2度押しすると暗号化キーが表示される

初期設定

初回利用時に、本体正面のUSIMカードスロットを開き、USIMカードを装着する。USIMカードはIC部分を上にして、音がするまで押し込む。

前面の電源ボタンを2秒ほど押すと電源が入る。購入直後はバッテリーが不足しているので、ACアダプタを接続したまま作業するといいだろう。起動すると、すぐに4G/3Gのネットワークにつながり、無線LANも利用できるようになる。無線LANデバイスからアクセスし、暗号化キーを入力すればネットに接続できる。通常は高速通信が可能な、IEEE 802.11g/nのアクセスポイントに接続すればいい。ゲーム機など、WEPにしか対応していない場合は、IEEE 802.11bに接続する。同時に接続できるのは、10台まで。

  • USIMカードを装着する
  • SSIDを選択する
  • 暗号化キーを入力する
  • 接続できた

起動時間・スタンバイモード

起動時間は、30秒前後と速い。この速度なら毎回起動してもそれほど苦にならない。タブレット端末などから無線LANに接続する際のレスポンスもよく、快適に利用できる。シャットダウンも電源ボタンを2秒ほど押せばいい。動作不良などで動かなくなったときは、電源ボタンを10秒ほど押し続ければ強制終了できる。

省電力機能としては、まず15秒ほど操作しないとディスプレイがオフになる。さらに、データ通信していない状態が続くと、スリープモードになる。スリープモードから解除するには、どこでもよいので本体のボタンを押せばいいが、無線LAN子機からスリープモードを解除することはできない。

ステータス画面が表示されるまで約30秒と起動が速い

機能拡張

「102HW」は、公衆無線LANや自宅・オフィスの無線LANに接続して、インターネットを利用する「インターネットWi-Fi」機能を搭載している。SoftBank 4Gは1か月の通信量が7GBを超えると通信速度が制限されるので、無線LANが使えるところでは利用した方が賢い。

「ソフトバンクWi-Fiスポット」の暗証番号を登録しておけば、エリア内に入ると自動で接続が切り替わるので、手間もかからない。電源ボタンとWPSボタンを同時に2秒ほど長押しすると、暗証番号の入力画面が表示される。電源ボタンで数字を変更し、WPSボタンでボックスを移動して入力する。

通常の無線LANに接続するなら、「102HW」の設定画面で操作する。まずは、「102HW」に接続し、ブラウザから設定画面を開く。スマートフォンやタブレット端末からでもアクセスできるが、一部設定できない項目があるので、設定を変更する際は、パソコンからアクセスしよう。

「ソフトバンクWi-Fiスポット」のパスワードを設定する
  • ノートパソコンなどで「102HW」に接続し、ブラウザに「http://web.setting」と入力する
  • 「設定」→「インターネットWi-Fi」を開き、無線LANの設定を行う。「ソフトバンクWi-Fiスポット」のパスワードを入力することもできる。

「102HW」はmicroSDカードスロットを備えており、最大64GBのmicroSDXCメモリカードまで対応している。メモリカードの共有機能があるので、USBケーブルで接続して、USBメモリ代わりに利用するほか、NASのストレージとして動作させ、無線LANデバイスから利用する機能も備えている。共有モードは設定画面から変更できる。

  • microUSBカードを装着する
  • 「SDカード共有」を開き、設定を行う

「102HW」は、下り最大110Mbpsで通信できる、2012年11月現在で史上最速のモバイルWi-Fiルーターだ。しかも、新鋭機にありがちな不安定さはなく、シンプルかつ安定した操作が可能。大容量バッテリーを搭載し、ヘビーユースにも耐える。きっと人気を集めるだろう。

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