いい音を、もっと手軽にSONY SRS-XB13

オーディオ関連機器 2021/11/1
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いい音を、もっと手軽にSONY SRS-XB13

幅広いラインアップが揃うSONYのBluetoothスピーカー「EXTRA BASS」シリーズ。今回はエントリーモデルとなるSONY「SRS-XB13」に秘められたポテンシャルを解説。ズバリいうと重低音の迫力はそのままに、コンパクトさと利便性の両立に成功したコストパフォーマンス抜群の逸品です。

コンパクトながら本格的なクオリティ

私が今回紹介するSONY「SRS-XB13(以下XB13)」は同じ「EXTRA BASS」シリーズの中ではエントリーモデルに位置付けられる製品で、シリーズ中最小クラスのコンパクトさが特徴的なポータブルスピーカーです。

ただ、実は私はこのコーナーで以前同じくSONYの「SRS-XB23(以下XB23)」を紹介しています。こちらはXB13よりも大型ですが、長く続いた自粛生活を支えてくれるような迫力大の重低音が持ち味のスピーカーでした。おかげで「自宅でクラブ・サウンドを楽しむ」という新たな道が開け、イヤホンでは物足りなさが残る無観客配信イベントなどの魅力もグッと向上しました。

というわけでXB13を使う前には「上位グレードの製品の次にエントリーモデルを利用すると、やっぱり見(耳)劣りするのでは?」と懸念もありましたが、それはまったく無用の心配でした。XB23などの上位機種に引けを取らないサウンドと、コンパクトさを最大限に生かした利便性の高さが魅力の名作、と呼んでも過言ではない仕上がりです。

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上位機XB23より攻めたサウンド

XB23との違いが気になる人のため、少しだけXB13とXB23のスペックを比較してみます。

XB13は高さが95mmと、218mmあるXB23の半分以下に抑えられ、重量もXB13は約253gでXB23の約580gに対して大幅に軽減。

それでいてバッテリーの駆動時間はXB23の約12時間に対しXB13が約16時間と勝り、充電環境の整っていないアウトドアシーンなどでも扱いやすい安心感があります。

サウンドの特徴としては、XB23がバランス重視であったのに対し、XB13はより低域にフォーカスしつつ高音域も鳴らす「攻めのサウンド」が印象的です。

また、同機種2機をペアリングしてステレオサウンドを楽しめる「Stereo Pair」にも対応しており、全指向性タイプながらLRのチャンネルを分けて本格的なサウンドを楽しめる機能も備わっています。

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最新の「Hyperpop」と好相性

さて、先ほど軽く触れたとおり、XB13のサウンドは低域と高域を勢いよく鳴らすいわゆる「ドンシャリ」な音像に仕上げられています。インパクト重視ながらバランスも十分で、コンパクトなサイズ感からは想像もつかないほど広がりのあるクリアな音を実現している印象です。このあたりはSONYの独自技術「Sound Diffusion Processor」によるものかと。

そんな本機の特徴とマッチするジャンルはさまざまですが、個人的にはいわゆる「Hyperpop(ハイパーポップ)」と定義される新興ジャンルと相性抜群に感じました。

(※Hyperpopとは、2019年ごろに興った新興ジャンル。過剰な音圧や強烈なボイスエフェクト・ピッチシフトなどを多用したサウンドに、HiphopやEDM、バンドサウンドなどを垣根なく組み合わせる新たなポップ・ミュージックとして知られ、また性差や人種による差別問題へのカウンターカルチャーの象徴としても親しまれています。)

A. G. CookCharli XCX『Xcxoplex (with Charli XCX)』
たとえば、宇多田ヒカル『One Last Kiss』の共同プロデュースでも話題を集めたイギリスの音楽プロデューサーA.G.Cookの新曲『Xcxoplex [with Charli XCX] 』を再生すると、Hyperpopのオリジネーターならではの硬質で破壊的な音像がXB13の特徴とマッチしてパワフルな印象がさらに強まります。

Kabanagu『泳ぐ真似』
ほかにも、日本の古参ネットレーベル「Maltine Records」より2021年4月にリリースされた新鋭アーティスト・Kabanaguの『泳ぐ真似』を再生しても、同作の持つみずみずしい世界観と極上のポップネス、そして割れんばかりの音圧を十二分に実感できました。

トレンドのポップ・ミュージックをストリーミングサービスで追いかけている新しいモノ好きの私にとっては、XB13のパワフルな音像はこれ以上ないほどちょうどいいバランス感でした。

もちろん、Hyperpopに限らず古今東西・世界各地の多彩な音楽を楽しむ際にも十分なパフォーマンスを発揮します。

FISHMANS『8月の現状』
たとえば、ゆったりとしたダブ・サウンドで90年代の邦楽シーンの一端を担ったバンド、FISHMANSのライブ盤『8月の現状』を再生すると、今では見ることのできない伝説的なパフォーマンスを身近に追体験することさえ可能……のように思えます。これはぜひ2機のXB13でのStereo Pairでお楽しみください。

David BowieJoshua J. MacraeJustin Shirley-SmithQueen『Under Pressure - Rah Mix / Remastered 2011』
また、QueenとDavid Bowieの世界的コラボレーションで今でも大名曲として親しまれている『Under Pressure』も、天賦の才を持ったスターの存在を肌で感じられる仕上がりで楽しめました。余談ですが、原曲とは別バージョンのRah Mixが特にオススメです。

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暮らしと音楽をシームレスにつなげる

そんなHyperなサウンドデザインが魅力の本機XB13を、しばらく使ってました。結果的には前回利用したXB23に劣らない満足感を得られました。SONYの技術力に脱帽です……。

自宅のデスクでは2台をStereo Pairで接続して本格的なステレオ・サウンドを楽しみ、家事や入浴の際には片方をサッと持ち出して新譜のチェックを行い、さらに外の空気を吸いに出た際には人気の少ない公園でこっそり鳴らしてリラックス。さらに防水仕様(IPX7相当)なので、たとえば掃除中にかいた汗をシャワーで流しに行く際も、再生中のプレイリストをそのまま流し続けられます。本体が小型なので取り回しも楽で、付属のストラップであちこちに引っかけられて置き場にも困りません。

ワイヤレススピーカーの強みは、やはり暮らしの中に「音を切れ目なく流し続けられる」ことにあると再確認しました。誇張なくシーンや環境を選ばずガンガン活用していける逸品だ! といえる仕上がりです。

頼もしいバッテリーに防水・防じん対応のタフなボディ、リアルな重低音とクリアな中高音。その迫力あるサウンドを、よりラフな使用感で楽しめるのがXB13ならではの魅力。

いい音を、もっと手軽に楽しみたいすべての方に推薦します。価格.com

文:松島広人 写真:文田信基(fort)

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SONY SRS-XB13

総合出力: 5 W
バージョン: Bluetooth標準規格ver.4.2/Bluetooth標準規格Power Class1
電源: USB Type-C / 充電池
対応コーデック: SBC / AAC
スピーカー構成: フルレンジ
防水・防滴: IP67
複数台同時再生(Bluetooth):
マイク:
幅x高さx奥行き: 76x95x76 mm
重量: 253 g
カラー: ブラック / ベージュ / ライトブルー / コーラルピンク / パウダーブルー

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