ヘッドマウントディスプレイの選び方

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ビューティフル・フライトさんの編集 選び方のポイント 2014年7月11日 11:39

選び方のポイント

ヘッドマウントディスプレイの特徴は、まるで映画館のような大画面の映像を気軽に楽しめること。ゴーグルやメガネでレンズにあたる部分をディスプレイとするため、目の前に数十インチのテレビがあるような感覚で映像を堪能できます。また、周囲の光を遮るように設計されているために映像への没入感があり、映画やゲームの映像に集中することができるのです。

ヘッドマウントディスプレイの使い方は、大きく分けて2種類あります。ひとつはHDMI端子やMHL端子で外部機器と接続し、その映像を楽しむ方法です。もう一つが、Android OSを搭載することで、ヘッドマウントディスプレイ単体で動画やゲーム、インターネットなどを視聴する方法です。 製品によっては、その両方の機能を搭載しています。

 実は、ヘッドマウントディスプレイは目新しい製品ではなく、およそ20年ほど前から製品化されていました。1995年には任天堂がヘッドマウント型のゲーム機「バーチャルボーイ」をリリースし、1996年にはソニーがヘッドマウントディスプレイ「グラストロン」を発表しています。しかし、なかなか普及には至りませんでしたが、液晶テレビの発達などを経て画質が向上し、さらなる発展が期待できるジャンルとして注目を集めているのです。

ヘッドマウントディスプレイの使い道で選ぶ

ヘッドマウントディスプレイの用途には、大きく分けて、ブルーレイ・DVDレコーダーの映像を楽しむ方法と、スマートフォンの映像を楽しむ方法の2種類があります。いずれも基本となるのはHDMI端子です。

ブルーレイ・DVDレコーダーやゲーム機の映像を楽しみたい

映像および音声の入出力端子である「HDMI端子」を搭載するモデルを選択しましょう。

スマートフォンの映像をヘッドマウントディスプレイで見たい

スマートフォンが「MHL」(スマートフォンの映像をテレビなどに映す規格)に対応していれば、MHL端子あるいはMHL⇔HDMI変換ケーブルを利用して、スマートフォンの画像をヘッドマウントディスプレイで見ることができます。また、ヘッドマウントディプレイのコントーラー自体が、Androidを搭載しているモデルもあります。

画面解像度で選ぶ

画面を構成する画素の数のことで、横方向の画素数と縦方向の画素数のかけ算で現します。一般的には、DVDの解像度が720×480ピクセルですが、ヘッドマウントディスプレイでは少ないもので960×540ピクセルありますから、十分といえます。

もちろん、数値が大きければ大きいほど画面は高精細になりますので、クリアな映像を楽しみたい人は解像度の高いヘッドマウントディスプレイを選ぶとよいでしょう。

フィット感で選ぶ

映画を鑑賞するなら、90分以上はヘッドマウントディスプレイを掛けっぱなしにします。そのため、違和感なく、装着し続けられるかを確認することも、ヘッドマウントディスプレイ選びでは大事なポイントです。カタログだけを見ても、自分の顔にフィットするかはわかりづらいため、可能であれば実際に試しましょう。その際、長時間の使用に耐えられるか、本体の重量感も確認しておきましょう。

体感サイズで選ぶ

ディスプレイの体感サイズは「3m先に75インチ」、「約20m先に750インチ」など、メーカーによって表記方法がさまざま。数値だけでは実際の迫力を感じることを難しいので、店頭で試してみるのがおすすめです。

主なシリーズと特徴

ソニー「HMZ」シリーズ
HMZ

約20m先に750インチの画面を楽しめるヘッドマウントディスプレイ。有機ELパネルを搭載しているため、色彩は鮮やかで、動きの速い映像も鮮明です。入力端子はHDMIとMHLを搭載。「HMZ-T3W」はワイヤレス接続に対応し、映像入力元から最大7m離れた場所で利用可能です。解像度は1280×720ピクセルです。

エプソン「MOVERIO」シリーズ
MOVERIO

Android 4.0を搭載したヘッドマウントディスプレイです。本体のみでインターネットに接続し、「YouTube」の動画やゲームなどを楽しめます。「BT-200AV」には、HDMI機器を接続できる「HDMIワイヤレスアダプター」が付属します。解像度は960×540ピクセル。スクリーンサイズは約20m先に320インチです。

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