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ハードディスク・HDD(2.5インチ)の選び方

ハードディスク・HDD(2.5インチ)の選び方

  • DT02ABA200 [2TB SATA600 5400]
  • MQ02ABD100H [1TB 9.5mm]
  • ST500LT012 [500GB 7mm]
  • MQ04ABD200 [2TB 9.5mm]
  • WD10SPSX [1TB 7mm]
  • HTS727575A9E364 [750GB 9.5mm]

「どんな機器で使われているの?」「購入するときにチェックすべき機能は何?」など、ハードディスク・HDD(2.5インチ)、(以下、2.5インチHDD)選びの際に浮かぶ疑問を解決できるのが選び方ガイドです。2.5インチHDD選びに必要な基礎知識、用語解説はこちらでチェックしましょう!

2022/4/21 更新

製品選びの前に

ノートパソコンやゲーム機本体の内蔵HDDとして使われる2.5インチHDD

DT02ABA200 [2TB SATA600 5400]

2.5インチHDDは、ノートパソコンや据え置き型ゲーム機であるPlayStation 4の内蔵ストレージ(データ保存場所)として利用されており、これらを交換してデータ容量の向上・確保や読み込み速度のアップを図るために購入されるのが一般的です。容量については、2TB以上のモデルが登場するなど、大容量化が進んでいます。

HDDのサイズ・種類の選び方

  • デスクトップPCやNASには3.5インチHDDを

HDDには2.5インチのほかに、3.5インチの製品もあります。3.5インチHDDは、主にデスクトップPCのHDD換装や増設、NAS(ネットワークHDD)への取り付けなどに利用されています。

HDDのサイズ・種類から選ぶ

主なサイズ・種類 主な用途
2.5インチ ・ノートPCのHDD換装
・据え置き型ゲーム機のHDD換装
など
3.5インチ ・デスクトップPCのHDD増設・換装
・NASへのHDD取り付け
など

ハードディスク・HDD(2.5インチ)の選び方のポイント

自分の環境で使える「接続端子」と「厚さ」を選ぶ

2.5インチHDDは、接続端子や厚さに複数の種類があります。使用する条件にあったものを選ばないと接続や取り付けができないので、製品選びの大前提としてこの2項目を確認しておく必要があります。

接続端子

接続端子

接続端子には、Serial ATA(SATA)とIDEの2種類があります。それぞれに互換性はないため、使用するパソコンの端子にあった2.5インチHDDを購入しましょう。パソコンが搭載する端子の種類は、発売時期が2007年まではIDE、2008年以降ならSATAと考えてよいでしょう。

接続端子で探す

厚さ

厚さ

2.5インチHDDは製品によって厚さが異なり、主に7mm/9.5mm/15mmの3種類があります。ノートパソコンなどのHDDを換装する際は、事前に説明書などで厚さを調べておきましょう。わからない場合は7mmの2.5インチHDDを購入し、厚みを調節するスペーサーを利用するという手もあります。

厚さで探す

容量をチェック

2.5インチHDDには、さまざまな容量の製品が用意されていますが、製品数が多いのは500GBと1TBです。これらの容量差は2倍ありますが、最安価格は500GBの製品が3,000円前後、1TBの製品は4,300円前後と、価格差は小さめ。また、2TBの製品でも6,000円前後から購入できるので、予算の範囲内でなるべく大容量の製品を選ぶとよいでしょう(価格はいずれも2022年4月時点の水準です)。

データの書き込み速度をチェック

データの書き込み速度をチェック

回転数

HDDの内部では、磁気ディスクが高速で回転しています。単位はrpm(rotation per minute)で、1分間当たりの回転数を示します。主に採用されている回転数は5400rpmと7200rpmの2種類で、後者のほうが読み書き速度が高速です。また、磁気ディスクは「プラッタ」と呼ばれ、通常は複数枚で構成されます。このプラッタの記録密度が高い(枚数が少ない)ほうが高速で静かです。

回転数で探す

キャッシュ

キャッシュとはHDDに搭載されているメモリーのことで、HDDデータの読み書きを効率化させる役割があります。データの読み書きの際、一時的に容量を記憶し、CPUとHDDの処理速度の差をフォローしてくれます。キャッシュ容量の大きさが必ずしも読み書き速度に反映されるわけではありませんが、一度に転送するデータ量が大きい場合は、キャッシュ容量の大きい製品のほうが速度も安定します。

キャッシュ容量で探す

ハイブリッドHDD(SSHD)ならノートPCの動作が快適に

ハイブリッドHDD(SSHD)とは?

MQ02ABD100H [1TB 9.5mm]

ハイブリッドHDD(SSHD)とは、HDDにフラッシュメモリーとコントローラーが内蔵されているもので、HDDの大容量と、SSDの高速アクセスの両方の利点をあわせ持っています。頻繁に使用するデータを高速なSSD部にキャッシュ保存することによって読み込み速度を向上できるのが特長で、ノートPCに搭載すると起動速度やよく使うアプリケーションの立ち上げ速度向上が期待できます。しかし、近年はSSDの低価格化により、製品数は減少傾向です。

ハイブリッドHDD (SSHD)を探す

ハイブリッドHDD (SSHD)の仕様をチェック

MLC

MLC(Multi Level Cell)はフラッシュメモリーの記憶形式の1つで、1つのセルに2bit以上のデータを記録できます。安価で容量を大きくしやすいのがメリットです。

MLCの製品を探す

フラッシュメモリー容量

ハイブリッドHDD(SSHD)はキャッシュにフラッシュメモリーを使用することで、SSDのような高速データ転送が可能となっています。フラッシュメモリー容量は8GBが主流です。

ハードディスク・HDD(2.5インチ)の主なメーカー

SEAGATE(シーゲイト)

ST320LT012 [320GB 7mm]

コスパの高さを実感できる業界を代表するメーカー

エントリーモデルから本格派モデルまで手広く展開するストレージ製品メーカー。回転数7200rpmのシリーズでも比較的低価格で購入できるので、コスパの高さも人気です。また、初心者も安心の充実したサポートも魅力です。

SEAGATE(シーゲイト)の製品を探す

東芝(TOSHIBA)

MQ04ABD200 [2TB 9.5mm]

国内メーカーの技術を生かし、低価格でも高性能

現在は生産拠点を海外に移していますが、日本メーカーということもあり、技術を生かした製品には定評があります。製品、リーズナブルな価格と高い性能が強みで、コアなファン層にも一定の評価を得ているメーカーです。オールインワンデスクトップPCに適したモデルが人気です。

東芝(TOSHIBA)の製品を探す

WESTERN DIGITAL(ウエスタンデジタル)

WD20SPZX [2TB 7mm]

用途や性能に合わせて選べる「WDシリーズ」が人気

長い歴史をほこるHDDのトップメーカー。製品の性能、用途別に色分けされている「WDシリーズ」が有名です。たとえば「WD Blue」は初心者にピッタリなスタンダードモデル、「WD Black」はハイスペックを求めるユーザー向けモデル、「WD Red」はNAS専用といったように、選びやすくなっています。

WESTERN DIGITAL(ウエスタンデジタル)の製品を探す

HGST

HTS727575A9E364 [750GB 9.5mm]

日立時代の堅実さを継承。高耐久性が人気のメーカー

かつて日立製作所のグループ企業でしたが、2011年にWESTERN DIGITALの傘下に入りました。日立時代の堅実さは引き継がれており、他メーカーと比較してもAFR(年間平均故障率)が低く、そのすぐれた耐久性が自作PCユーザーにも人気です。やや高価ではありますが、故障しにくいのが魅力です。

HGSTの製品を探す

よくある質問と回答集

一部の薄型ノートパソコンを除き、比較的簡単に交換できます。

現在販売されているほとんどのノートパソコンは、簡単にケースを開いて2.5インチHDDを交換することができます。ただし、薄型ノートパソコンの中には、2.5インチHDDの換装ができないものもあるので注意しましょう。また、換装を行うとメーカー保証対象外となる場合がほとんどです。

データの移行には、2パターンあります。

パターン1:元のHDDのデータをすべて流用する

元のHDDデータを丸ごとコピーする「クローン」を行えば、設定やファイルを含めた現在の環境をすべて新しいHDDにコピーすることができます。その場合には、「クローン」に対応した機器(HDDケースなど)を利用します。この場合、新しいHDDの容量が元のHDD以上である必要があります。

パターン2:新しいHDDにOSをインストールする

まずは、元のHDDにある必要なデータを、DVDやUSBメモリーなどにバックアップしてからHDDを換装します。次にパソコンに付属していたWindowsのインストールディスクからOSをインストール、完了後にデータを戻します。あるいは、「HDDケース」を利用して元の内蔵HDDを外付けHDDとして利用すれば、データを移行する必要はありません。

バルク品はメーカーなど業者向け、リテール品は一般ユーザー向けの商品です。

内蔵用HDDは販売形態によって、バルク品とリテール品に分かれ、同じ性能なら一般的にバルク品のほうが安価です。パッケージや保証の面で下記の違いがありますが、基本的にバルク品を選んでも問題ありません。不安に感じる人はリテール品を選択してもよいでしょう。

パッケージ

バルク品:ビニール袋1枚など簡易な包装
リテール品:ボックスに入ったしっかりした包装

保証

バルク品:購入したショップによる保証。製品によってはメーカー保証を受けられることもある
リテール品:メーカー保証を受けられる

2.5インチHDDの代わりに、2.5インチSSDを導入を検討してもよいでしょう。

SSDは磁気ディスクの代わりに、フラッシュメモリーを採用した記録媒体で、HDDと同じように利用できます。読み書き速度がHDDの数十倍と高速なのが特徴で、OSの起動時間が半分くらいになることもあります。以前はHDDよりもかなり高価でしたが、近年は低価格化が進んでいます。なお、2.5インチSSDを導入する場合は2.5インチHDDと同様、接続端子や厚さを事前に確認しておきましょう。

用語集

クローン

HDDやSSDに保存した内容を、そっくりそのまま別のHDDやSSDにコピーすること。単純にデータをコピーするのではなく、パーティションなどのディスクの構成もすべて含めた状態でデータを移行します。バックアップ目的のほか、換装するときに行います。

Serial ATA(SATA)

HDDとの接続に用いる端子で、「SATA」とも略されます。「Serial ATA」「Serial ATA 2.0」「Serial ATA 3.0」の3種類がありますが、接続端子の形状は同じなので互換性があります。

SSD

2.5インチHDDと同規格サイズのフラッシュメモリーを記録媒体としたストレージ。スペーサーと呼ばれる機器を利用すれば、PCケースのHDD(3.5インチ)用スロットにも設置できます。

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