PC用テレビチューナーの選び方
PC用テレビチューナーは、PCでテレビ番組を見たり、録画したりできるようにするための拡張機器です。ここでは、「接続タイプの違い」や「搭載しているチューナーの種類」など、PC用テレビチューナーの選び方のポイントを解説します。
2025/3/25 更新
PC用テレビチューナーの接続方式には、USB端子などでPCと接続する「外付けタイプ」と、デスクトップPCの本体内に組み込む「内蔵タイプ」があります。外付けタイプは、ノートPCでも手軽に導入できる点が魅力。また、アンテナを搭載しているモデルとそうでないモデルがあり、搭載モデルなら外部アンテナとケーブルをつなぐ必要がなく、ワイヤレスでテレビ番組を楽しむことができます。PCのOSにも注意が必要。自分のPCのOSに対応しているかどうか、必ず確認するようにしましょう。
一般的な地上波テレビ放送を受信できます。放送局の受信エリア内であれば、無料で番組を視聴できます。後述のワンセグチューナーに対し、フルセグチューナーとも呼ばれます。
「BS○○」「WOWOW」「スターチャンネル」といったBSデジタル放送を受信できます。無料チャンネルは申し込み不要で視聴できますが、有料チャンネルは視聴契約をしないと視聴できません。
「スカパー!」などの110度CSデジタル放送を受信できます。通販チャンネルや一部の無料放送番組を除き、CSは基本的に有料で、各チャンネルと視聴契約をしないと視聴できません。
ワンセグとは、モバイル機器向けの地上波テレビ放送のこと。通常の地上波(フルセグ)と同様に無料で視聴できますが、受信データ量が少ないために画質が荒いといった弱点があります。
スマートフォンでテレビ番組を視聴できる製品です。直接スマートフォンに挿して使うものや、Wi-Fi接続などでワイヤレスに使用できるのがあります。
同じ時間帯の番組を、同時に録画できる機能です。2番組から8番組と、製品によって同時録画できる番組数は異なります。
SeeQVault対応製品なら、SeeQVault対応のHDDやSDカードに録画した番組データを書き出すことで、別の機器でも番組を再生できます。
付属の視聴・録画ソフトに編集機能が搭載されていれば可能です。
付属ソフトは製品によって異なるので、ホームページやカタログを確認しましょう。
データ放送をカットした場合3GB程度、データ放送を含むとおよそ3.5GB程度です。
ファイルサイズは大きく、好みの番組をどんどん録画するとあっという間にHDDがいっぱいになります。たくさんの番組を録画したい場合には、画質を落として長時間録画できる機能を搭載した製品を選びましょう。
キャプチャフォーマット
録画した番組をHDD内に保存する際のファイル形式のこと。形式によって画質・ファイル容量・再生時の互換性などが異なります。
録画形式
録画した番組をHDD内に保存する際のファイル形式のこと。当然ながら、画質重視の形式で保存すると、ファイル容量が大きくなります。