サウンドカード・ユニットの選び方
価格.com ユーザーが編集するサウンドカード・ユニットの選び方のガイドです。サウンドカード・ユニット選びに必要な基礎知識、用語解説はこちらでチェック!


概要
「サウンドカード・ユニット」とは、パソコンのサウンド機能を拡張・追加するためのもの。「サウンドカード」はデスクトップパソコンのPCIスロットなどに増設する拡張カードで、「サウンドユニット」は、USBケーブルでパソコンと接続する機器です。現在、ほとんどのパソコンはマザーボードにサウンド機能が搭載されているので(オンボードサウンド)、サウンドカードを利用しなくても音を聴くことはできます。しかし、音質が高いわけではないので、高音質のPCオーディオやハイレゾ音源を聴きたい人や、PCゲームを迫力あるサウンドで楽しみたいという人はサウンドカードを増設したり、サウンドユニットと接続したほうがいいでしょう。
主なメーカー
最終更新:マハーバリプラム 2014/04/23 11:11:18


選び方のポイント
インターフェイスをチェック
アナログ出力端子
USBやPCIバスから、デジタル信号で入力された音声データをアナログ変換して出力する端子。PCスピーカーやイヤホン・ヘッドホンに接続して直接音を出したり、別途アナログ入力のヘッドホンアンプやプリメインアンプに接続するために使用します。端子の種類には、ミニプラグ、RCAなどがあります。
デジタル出力端子
入力されたデジタル音声データを、別のデジタル信号へ変換して出力する端子。光デジタル出力や同軸デジタル出力などがあります。ちなみに、光デジタル・同軸デジタル共に、リニアPCM出力において最大サンプリングレートは96KHz/24bitですので、接続先の機器とPC出力のサンプリングレートを合わせる必要があります。
入力端子
アナログ入力は、マイクを接続してSkypeを利用したり、アナログデータの録音などで必要になります。デジタル入力は、CDプレーヤーやミニコンポなどからデジタル音声信号を受け取り、サウンドカード・ユニット内部でD/A(デジタル-アナログ)変換やD/D(デジタル-デジタル)変換するために使われます。
基本スペックをチェック
S/N比
シグナル(本来出したい音)とノイズ(出したくない音)の比率を表した数値で、この値が大きいほどノイズが少なくクリアな音を再生できることを示します。ただし、S/N比が高ければ、音質が高くなるわけではありません。
ロープロファイル対応(PC内蔵のサウンドカード)
省スペースパソコンで使用したい場合、ロープロファイルに対応している必要があります。ロープロファイル対応製品は性能面で制約を受けてしまうので注意が必要です。
サンプリングレート
サンプリングレートとはアナログ信号からデジタル信号への変換を1秒間にどれほど行うかを示すもので、サンプリング周波数ともいいます。この数値が大きいほど、記録された音がよくなると言われています。なお、音楽CDのサンプリングレートは44.1kHzですが、最近の機器では24bit/96kHzや24bit/192kHzで再生できるようになっています。
サラウンド機能
左右のスピーカー以外に、中央1つと背後左右2つと低音域のサブウーハーを追加した5.1ch、さらにリスナーの両脇に左右追加した7.1chのスピーカーを接続して出力する機能です。ステレオ音源でもバーチャルサラウンドで出力できる製品もあります。
用途で選ぶ
各メーカーで得意としている音があるので、自分が使う用途が得意なメーカーを選ぶとよいでしょう。
DTM(パソコンで作曲・編集)
DTM用途のサウンドカードは、ASIO(Audio stream input output)対応が標準となっています。ASIOに対応することで、オーディオ再生時の発音の遅れ(レイテンシ)を抑えることができます。
PCDJ(DJソフトを使用したDJプレイ)
DJプレイでは、スピーカーを鳴らすための出力(マスターアウト)と、DJ自身が聴くためのヘッドホン出力の2系統の出力が必要になります。ダイレクトモニタリング機能付きのオーディオインターフェイスを用意することでDJモニターすることが可能になります。
最終更新:マハーバリプラム 2014/04/23 11:04:42
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