グラフィックボード・ビデオカードの選び方

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選び方ガイド 自分に最適な製品選びをサポート

「グラフィックボードは何の役に立つの?」「自分の用途に合った選び方は?」「どのくらいの価格帯のものを選べばいいの?」など、商品選びの際に浮かぶ疑問を解決します。グラフィックボード・ビデオカード選びに必要な基礎知識、用語解説はこちらでチェックしましょう!

グラフィックボード・ビデオカード選びの前に

グラフィックボード・ビデオカードって何?

PCがディスプレイに映像を映し出すためのパーツがグラフィックボードで、ビデオカードとも呼ばれます。動画再生や簡単な映像編集レベルなら、PCに標準で搭載されているグラフィック機能で十分ですが、3Dゲームや高解像度のゲームをプレイするなど、高度な映像処理をする場合にはグラフィックボードが必要になります。

映像データを処理しディスプレイに表示命令を出すパーツ

映像データを処理しディスプレイに表示命令を出すパーツ

グラフィックボードは、画像データや映像データを処理し、ディスプレイに表示する役割を担っています。ほとんどのCPUにはGPU(グラフィック機能)が内蔵されていますが、3Dゲームや高度な映像処理をする場合にはグラフィックボードを搭載すると快適です。

3Dゲーム、PCゲームを楽しみたい人は導入がほぼ必須

3Dゲーム、PCゲームを楽しみたい人は導入がほぼ必須

今や多くの3Dゲーム、PCゲームにおいて、必要動作環境にグラフィックボードが設定されています。高画質かつ滑らかな映像で3DゲームやPCゲームを楽しみたい人には、ミドルレンジ〜ハイエンドクラスのグラフィックボードの導入がほぼ必須であると言ってよいでしょう。

4Kディスプレイや複数ディスプレイに出力したい人にも向いている

4Kディスプレイや複数ディスプレイに出力したい人にも向いている

4Kディスプレイへの出力や、複数のディスプレイへの同時出力を行う場合にも、グラフィックボードが必要になることがあります。パソコンの出力ポートの数が足りない場合や、出力ポートがディスプレイに対応していない場合は、グラフィックボードの購入を検討しましょう。

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グラフィックボード・ビデオカードの選び方のポイント

価格帯をチェック

性能は価格に比例する! まずは用途から買うべき価格帯を絞りこもう

1万〜2万円台はライトなゲームをプレイする人に向いている

1万〜2万円台のグラフィックボードは、ライトなゲームをプレイする人向きのエントリーモデルです。低〜中画質ならfps(動画の1秒あたりの静止画枚数を表す数値)が60近く出る製品も多く、なめらかな映像を楽しめます。

1万〜2万円台のモデルを探す

2万〜3万円台はフルHDでゲームをプレイする人に向いている

2万〜3万円台のグラフィックボードはエントリーからミドルクラスにあたり、フルHDで60fpsは出せる製品が多いです。また、ほとんどの3Dゲームを快適に楽しめる十分な性能を持っています。

2万〜3万円台モデルを探す

3万円以上はプロゲーマーなど上級者向けハイレベル品

3万円以上するような上位のグラフィックボードがあれば、高精細な3Dゲームも高画質にプレイできます。プロゲーマーやベンチマークでハイスコアを目指す人向けには、10万円を大きく超える製品もあります。

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やりたいゲームが決まっているなら、必要なスペックをチェックしよう

プレイしたいゲームが決まっているのなら、グラフィックボードの選び方は簡単で、発表されている必要条件を満たす製品を選択すればよいでしょう。もし、予算に余裕があるならば、必要な性能を上回るスペックの製品を選んでおくと、将来的にも困りません。

ソフト例 必要条件
PUBG NVIDIA GeForce GTX 660 2GB / AMD Radeon HD 7850 2GB
Apex Legends NVIDIA GeForce GT 640 / Radeon HD 7730
モンスターハンター:ワールド NVIDIA GeForce GTX 760 or AMD Radeon R7 260x (VRAM 2GB以上)

出力端子をチェック

また、使用したいディスプレイに合う端子を搭載しているか、必要な数の端子数を備えているかも必ず確認しましょう。2021年現在は、デジタル出力できる「DVI」「HDMI」「DisplayPort」のいずれかを搭載したモデルが一般的です。4Kなどの高解像度ディスプレイの導入を検討している人は、大容量データを転送できる「DisplayPort」や「HDMI 2.0」以降に対応したモデルが選択肢となるでしょう。

冷却方式をチェック

冷却方式には、ファンタイプとファンレス、水冷の3種類があり、ファンタイプが一般的です。水冷は静音性は高いものの、価格が割高な傾向があります。ファンレスはあまり処理性能が高くないものが多いですが、ファンがない分占有スペースが小さく、ケースの空きが少ない場合には有効です。

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スロットサイズ/占有数をチェック

グラフィックボードは、マザーボードのPCI Express2.0または3.0スロットに接続します。製品によっては、2〜3スロット分の体積を占有するので、ケースに収納できるか確認しましょう。またPCケースが小さい場合は、省スペースで取り付けられる「ロープロファイル」対応モデルがおすすめです。

ロープロファイル対応を探す

4K対応をチェック

高精細な4K(解像度3,840×2,160ドット)コンテンツが近年続々と登場しており、PC用の4K対応ディスプレイも人気です。4Kで出力するには、グラフィックチップ(実際に描画を担当するパーツ=GPU)が対応していること、DisplayPortまたはHDMI(2.0)以降の出力端子が必要です。

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保証期間をチェック

多くの場合、保証期間は1年間ですが、なかには2年間保証をうたうメーカーもあります。長期の保証を希望する場合はチェックしましょう。

消費電力をチェック

グラフィックボードの消費電力は、基本的に性能に比例します。電力が高くなると補助電源が必要となるので、PCの電源ユニットの仕様も調べましょう。

バンドルモデルをチェック

3Dゲームや、人気ゲームの優待クーポンをバンドル(付属)している製品も。目当てのゲームがあるなら、製品選びの際に念頭に入れておきましょう。

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グラフィックボード・ビデオカードの主なメーカー

ASUS(エイスース・アスース)

ASUS(エイスース・アスース)

マザーボードなどでも有名な、PCパーツの世界的メーカーです。エントリーモデルからゲーマー向けの「R.O.G.」シリーズまでラインアップが豊富。従来比2倍の長寿命を実現した「デュアルボールベアリングファン」を搭載したモデルや、GeForce GTX 1660 SUPER搭載のオーバークロック版を展開しています。

ASUS(エイスース・アスース)製品を探す

MSI(エムエスアイ)

MSI(エムエスアイ)

老舗のPCパーツメーカーです。独自開発のファンを搭載したり、大型のファンを複数装備したりと、排熱性を考えた製品づくりが特長です。「GeForce RTX 3080」を搭載した製品や、ボード全長が約179mmとコンパクトな省スペースモデルを展開しています。

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SAPPHIRE(サファイア)

SAPPHIRE(サファイア)

香港に本社を持つ人気メーカー。高い安定性を持った高品質設計のオーバークロック仕様製品や、Radeon RX 5600 XTを搭載したオーバークロック仕様の製品をラインナップ。独自のユーティリティーツール「TriXX」でクーラーの稼動状態のチェックやカスタマイズに対応したものも人気です。

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ZOTAC(ゾタック)

ZOTAC(ゾタック)

同じグラフィック性能でも、他社モデルよりも比較的コンパクトな製品を多く提供しています。グラフィックボードは性能が高いほどサイズが大きくなる傾向にありますが、ZOTACでは高性能モデルでも小さいサイズのものが多いです。また、PCケース内の排熱性を高めたい方にも向いています。

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FAQ(よくある質問と回答集)

QPCがマザーボードにグラフィック機能を内蔵するタイプなのですが、あとから増設できますか?
A増設スロットがあれば可能です。
使用しているデスクトップPCに増設用のスロットがあれば、グラフィックボードの増設は可能です。ほとんどのデスクトップPCはケースを簡単に開けられてマザーボードが露出でき、接続にも特別な機器や技術は不要です。
Qノートパソコンにもグラフィックボードを増設できますか?
A基本的にはできません。
海外では外付けのグラフィックユニットも販売されていますが、それほど普及はしていないようです。
Q補助電源はどうやって確保しますか?
APCの電源ユニットから供給します。
3Dゲームを滑らかに動かせるグラフィックボードは、多くの電力を消費します。そのため、接続するPCIスロットから供給される電源のほかに、PCの電源ユニットから電力を供給する必要があります。これが、「補助電源」と呼ばれるものです。グラフィックボードの説明書を参考にしながら、PCの電源ユニットから伸びるケーブルから適切なものを接続しましょう。

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用語集

コアクロック
描画を担当するGPUの動作周波数で、単位はMHzで示します。同シリーズのGPUであれば、周波数が高いほど処理能力も向上します。
バスインターフェイス
グラフィックボードとマザーボードの接続口のこと。一般的に、PCI Express 2.0または3.0を用い、その中でも幅の広いx16スロットに接続します。
汎用シェーダーユニット
グラフィックボードの中にあり、実際に処理を担当するパーツです。同じユニットなら、数が多いほど能力は向上します。
ブーストクロック
より負荷の高い描画処理を行ったときに、どれくらいまでコアクロックを上昇させて処理作業を行えるか示す数値です。
DirectX
3Dをはじめとしたマルチメディア技術のためのプログラム群で、Windowsに搭載されています。3Dゲーム目的なら、最新のDirectXに対応したグラフィックボードを選択しましょう。
SLI・CrossFire
2基のグラフィックボードを連動させて、より高い描画性能を得る技術。SLIはNVIDIAが、CrossFireはAMDが提唱する名称です。

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