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VRゴーグル・VRヘッドセットの選び方

VRゴーグル・VRヘッドセットの選び方

  • Quest 2 128GB
  • NXTWEAR S XRGF68
  • PlayStation VR2 CFIJ-17000
  • VIVE Pro 2 99HASZ006-00
  • PICO 4 128GBモデル A8110A8120
  • VRG-2D3D02BK [ブラック]

近年、よく見聞きするようになった「VR」という言葉。しかし、「VRって何?」「どんなことが楽しめるの?」と、わからないことだらけの人も多いのではないでしょうか。最近では「AR」「MR」といった注目技術も登場し、さらに注目度が高まっています。ここでは、「VR」「AR」「MR」の基礎知識や、それらを楽しむためのゴーグル・ヘッドセットの選び方を解説していきます。

2023/2/7 更新

製品選びの前に

「VR」「AR」「MR」の違いを知ろう

VR(仮想現実 Virtual Reality)とは

VR(仮想現実 Virtual Reality)とは

  • 仮想世界に入りこんだような体験ができる技術

VRとはVirtual Realityの略で、コンピュータ上に人工的な世界を構築し、あたかもそこにいるかのような体験ができる技術のことです。VR用のゴーグルやヘッドセットを使用すれば、CGや360度カメラなどで撮られた映像が首を動かした方向に合わせて見えるため、本当にその場にいるような気分を味わえます。

AR(拡張現実 Augmented Reality)とは

AR(拡張現実 Augmented Reality)とは

  • 現実世界に付加情報を表示し現実を拡張する技術

ARとはAugmented Realityの略で、現実の空間に付加情報を重ねて表示し、現実世界を拡張する技術のことです。仮想世界に入り込むVRに対し、ARの主体はあくまで現実世界。CGや3D映像を現実世界に投影することで、現実世界におとぎ話のキャラクターや世界観が表われたような体験を味わうことも可能です。

MR(複合現実 Mixed Reality)とは

MR(複合現実 Mixed Reality)とは

  • 仮想世界と現実世界を融合させた世界を構築する技術

MRとはMixed Realityの略で、現実世界と仮想世界を融合させる技術のことです。仮想世界に現実世界の情報を取り込むことによって、よりリアルなバーチャル情報が追加された世界を体感できます。MR空間では複数のユーザーが同時に体験することも可能です。

VRの魅力

仮想空間で高い没入感が得られること

VRの魅力

  • 頭の動きに合わせて視界が上下左右に
  • 映像内でものに触れた感覚を楽しめる

このジャンルの主流は現在VR製品となっています。VRの魅力は、ゴーグルやヘッドセットなどの機器を通して見た映像の世界に没入(深く入り込むこと)でき、その仮想世界をまるで現実であるかのように楽しめるところにあります。自分の首を振ればその方向に映像も動くため、360度好きな方向を見ることができ、本当にその場にいるかのような気分に。製品によっては、付属のコントローラーを振動させることで物体に触れたときの感触を楽しめるものもあり、没入感をよりいっそう高めてくれます。

選び方のポイント

タイプで選ぶ

現在、VRを楽しめる機器は、ヘッドセットとゴーグルの2種類に分けられます。「VRヘッドセット」は、PCやゲーム機本体と接続するタイプで、機能も豊富です。より本格的なVR体験を楽しみたい人に向いているといえるでしょう。「VRゴーグル」は、スマホをセットして使用するタイプです。比較的安価な製品が多いため、「手軽にVRを体験してみたい」という人はこちらを選びましょう。また、AR技術やMR技術は発展途上ということもあり、同技術を採用した製品はまだ少ないのが現状です。

ディスプレイ性能をチェック

視野角

どれくらいの範囲まで映像を表示できるのかを角度で示した値が視野角です。視野角が狭いと、視野の端で映像が途切れてしまい、リアリティが低下します。映像への没入感を重視する人は、100度を超えるような広い視野角を持つ製品を選択するとよいでしょう。

視野角で選ぶ

リフレッシュレート

ディスプレイは、静止画をパラパラ漫画のように連続表示することで映像を映しています。リフレッシュレートとは1秒間に画面を書き換える回数のことで、これが高いほど滑らかな映像を楽しむことができ、チラツキが少なくなるため目の疲労を抑制することもできます。なお、一般的な液晶テレビのリフレッシュレートは60Hzで、数値がこれ以上あれば極端な目の疲れは発生しにくいでしょう。

主なメーカー

Meta

Quest 2 128GB

オールインワン型VRヘッドセットを展開

オールインワン型VRヘッドセット「Quest 2」シリーズを展開しています。最新モデルは、前モデルから重量を10%削減。3つの設定を備えたIPD調整メカニズムを組み込み、視覚的な快適さのためにレンズの位置を調整できる点が魅力です。そのほか、ヘッドセット内蔵のスピーカーが全方位からの迫力あるサウンドを演出します。

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エレコム(ELECOM)

VRG-2D3D02BK [ブラック]

多彩な製品ラインアップが魅力

パソコン周辺機器メーカーのエレコムは、エントリー向けの製品を中心に多彩なラインアップを展開しています。VR動画に限らずさまざまな2D映像コンテンツを大画面で視聴できる2D3D両用VRゴーグル「VRG-2D3D02BK」が人気。上下左右360度全方向の臨場感あふれる映像が楽しめるほか、広い開口部設計により、眼鏡を装着した状態でも使用できます。

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HTC

VIVE Flow 99HASV006-00

VR映像を満喫できる「VIVE」シリーズ

パソコンでVRコンテンツを楽しめるVRヘッドセット「VIVE」シリーズを展開するメーカー。「VIVE」はゲーム配信サービス「Steam」の「SteamVR」に対応し、1500以上のゲームをプレイできます。人気の「VIVE Flow 99HASV006-00」は、小型・軽量で折りたたみ可能。外出先でもVR機器を使用したいユーザーに最適です。

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SIE(ソニー・インタラクティブエンタテインメント)

PlayStation VR2 CFIJ-17000

PS対応のVRユニット「PlayStation VR」を展開

ゲーム機「PlayStation 4(PS4)」用のVRヘッドセットとして「PlayStation VR」を展開。発売当初から品切れを起こすほどの人気で、対応ゲームソフトの数も増加中。有機ELディスプレイを搭載し、色鮮やかで滑らかな映像を楽しめるほか、マイク内蔵により、ほかのプレーヤーとボイスチャットで会話もできます。また、「PS VR2 Sense テクノロジー」を採用したPS5用の次世代VRシステムを搭載した「PlayStation VR2 CFIJ-17000」も人気です。

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DPVR(大朋VR)

DPVR-4D PRO

没入感の高いVR体験が可能

DPVRは、VRヘッドセットの開発・製造を手がける中国メーカー。日本での販売は株式会社アユートが担っています。人気モデルの「DPVR-4D Pro」は、パソコンへの接続が不要なスタンドアローン型VRヘッドマウントディスプレイ。4K解像度に対応する5.5インチディスプレイを搭載し、高精細で色鮮やかなスクリーンが没入感の高いVR体験を可能にします。

DPVR(大朋VR)製品を探す

機能やスペックについてもっと詳しく

仕様をチェック

重量

VRゴーグル・VRヘッドセットは、バンドなどで頭部に固定して使用するアイテムです。そのため、重すぎると首が前のめりになり、疲れやすくなります。長時間利用するようなら、なるべく軽いもの、あるいは首に負担がかからないようにベルト部分に工夫が施された製品を選ぶとよいでしょう。

重量で選ぶ

接続端子

パソコン向けおよびゲーム機向けのVRヘッドセットは、HDMI端子とUSB端子を搭載し、映像、音声、制御データを伝送するのが一般的です。一方、スマホ向けVRゴーグルの場合は、給電やデータを必要としないスマホ本体を物理的にゴーグルにセットするため、接続端子がないモデルが大多数です。

搭載センサー

VRコンテンツを楽しんでいる際の頭の動きは、センサーで検知されます。スマホ向けの場合は基本的にスマホのセンサーを利用しますが、一部のスマホ向けモデルでは本体にもセンサーを搭載することで動きの検知および追従性能を向上させています。スムーズな映像の視線移動を求めるならセンサーの有無を確認しましょう。

よくある質問と回答集

酔う人もいますが、製品選びに気をつければ、軽減も可能です。

VRで酔う人は、確かに存在します。その原因のひとつが、首の動きよりも遅れて映像が動くことによって発生する、認識と視覚のズレにあるといわれています。この対策として、リフレッシュレートの高いディスプレイを搭載したVRヘッドセットまたはスマホを選ぶことがあげられます。

多数の製品で利用可能です。

多くの製品で眼鏡着用に対応しています。ただし製品によって異なるため目当ての製品が対応しているかどうかは、事前に確認しましょう。ただし、眼鏡対応をうたった製品でも、フレームの大きさによっては装着時に機器と顔の間に隙間ができてしまう可能性もあります。可能なら、試着してみるとよいでしょう。

製品によって異なります。

「VIVE」をはじめとするパソコン向けのVRゴーグル・VRヘッドセットは、HDMIセレクターを利用して、映像信号を分岐することができます。また、ゲーム機向けの「PlayStation VR」はPlayStation 4からの映像を、テレビに流す(パススルー)ことが可能です。しかし、色調が豊かな「HDR」対応テレビへのパススルーには対応していないので、その都度ケーブルを差し替える必要があります。

視力に関係なく楽しめます。

VRゴーグル・VRヘッドセットを装着できれば、目の良しあしにかかわらず、VRコンテンツに没入できます。ただし、視力によっては、映像がぼやけて見えてしまうかもしれません。そのような場合には、視力に合わせて補正できるピント調整機能搭載モデルを選びましょう。

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