Spendiaの特徴
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自由度の高い柔軟な設定
SaaSでありながら業種・業態に問わずユーザー企業固有の経費規定・ポリシーなどの要件を最大限吸収できるよう、ノンプログラミングでスピーディーにカスタマイズ可能です。企業がシステムに合わせていくスタイルではなく、日本のあらゆる業種・業態に存在する特有要件を考慮しフィットさせていく「Fit to Company」で企業のマネーコミュニケーションをサポートします。
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日本特有の業務要件に対応
グローバル製品では対応が難しい日本固有の経費精算要件に、きめ細かくお応えします。例えば、複雑な費目定義や経費按分ルール、多通貨・為替レート設定、税率適用など、カスタマイズの自由度が高く、御社の業務フローにしっかりと適合します。
また、日本企業で一般的な「事前出張申請からの仮払金管理」や「源泉徴収税の自動計算」にも標準対応。旅費規程に基づく日当設定や自家用車精算条件など、細かなルール設定も簡単に行えます。
さらに、実際のユーザーの声を積極的に取り入れた機能改善を定期的に実施。インボイス制度や電子帳簿保存法などの法改正への対応はもちろん、日本企業の業務実態に即した新機能の追加を迅速に行っています。お客様の声を反映した継続的なバージョンアップにより、使いやすさと業務適合性を常に向上させています。
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TISのトータルなサポート体制
経費精算クラウド「Spendia」は、45年以上にわたり金融業界での大規模システム開発を手がけてきたTISが提供する、確かな信頼性を備えたSaaSです。
当社は単なるクラウドサービスの提供に留まらず、お客様の基幹システムと経費精算システムを確実に連携させるための豊富な実績とノウハウを持っています。財務会計システムや人事給与システム、購買管理システムなど、お客様が既にお使いのさまざまなシステムとSpendiaを連携させることで、シームレスな業務環境を実現します。(主な連携先例:SAP,Oracle,super-stream-NX,freee,勘定奉行クラウド,etc)
さらに、ERPパッケージの導入からカスタマイズ開発まで、お客様固有のニーズに応じた柔軟な対応が可能です。ミッションクリティカルなシステム開発で培った高度な技術力と、大規模プロジェクトマネジメントの経験を活かし、経費精算業務の効率化に向けた戦略的なIT活用を、安心かつ確実にサポートいたします。
Spendiaのダッシュボード・メイン機能
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無駄を省いたシンプルな画面で実行すべき処理がわかりやすい
シンプルで視認性のよいダッシュボードの上部には、従業員向けに画像やメッセージなどを掲載できる「掲示板」や、「お知らせ一覧」といったインフォメーションが並びます。さらに、直近の申請内容を確認できる「伝票ステータス」、下書き中の申請内容のチェックと編集ができる「編集中の伝票」が表示されます。「承認済」「差戻済」「編集中」といった精算業務の進行状況が、アイコン表示で直感的にわかるようになっているのが特徴です。
また、承認者の場合は「承認待ちの伝票」の円グラフで、精算伝票や申請伝票、請求伝票の割合や件数を確認可能。優先すべきタスクを把握しやすくなっています。
このほか、「レポート」セクションに月別の経費の推移をグラフで表示。予算管理などの参考データとして活用できます。「未精算明細合計」からは、未処理の経費の件数と金額がいくらあるのかもわかります。なお、各セクションの表示サイズや配置は、「カスタムレイアウト」機能により変更することもできます。
画面の左端には、新規の伝票起票や、各種設定ができるサイドメニューを格納。ここから過去の申請データを一覧したり、より詳細なレポートをチェックしたりもできます。
Spendiaの使い方・使用感
価格.com編集部がSpendiaを実際に使ってみました
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直感的な操作でPCからもスマホからも申請が簡単
Spendiaは、申請作業の簡略化に重点を置いています。サイドメニューから「精算」を選択し、「交通費精算」や「経費精算」、「国内出張伝票」など、目的に合った伝票タイプを選ぶだけで、すぐに申請を開始できます。
交通費申請では「経路検索」機能が便利です。経路検索では、出発地と到着地を入力すると、経路候補と運賃が自動表示され、「選択」ボタンで費用明細に登録できます。ICカード優先や現金払い、片道・往復の指定も可能で、実際の移動状況に応じた申請ができます。複数日の同一経路利用も効率化されており、登録済みの費用明細は、コピーして再利用が可能。日付のみの変更だけで済むため、定期的な移動パターンの登録も容易です。
スマホアプリを使った申請も簡単です。AI-OCRによる「領収書読取」機能ではスマホのカメラで撮影した領収書から金額・日付・支払先などの情報を自動抽出。これにより手入力の手間が軽減され、入力ミスも防止できます。たとえば、タクシー利用時は領収書をカメラで取り込むと、利用日時や料金が自動入力されます。あとは費目から「交通費(タクシー)」を選択肢、出発地・到着地を入力だけで申請が完了します。
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承認すべき内容を素早く把握でき、正確な判断をサポートする機能も充実
申請者だけでなく、承認者の作業も格段に効率化します。ダッシュボードの「承認待ち伝票」セクションで新着申請を確認でき、伝票承認画面(サイドメニューからの移動も可能)で優先度順に処理を進められるのは大きな特徴です。スマホでも同様の操作が可能で、外出先での承認作業にも対応しています。
承認画面では、各申請伝票の提出日や金額などの情報を表で一覧できます。「伝票ラベル」の項目では証憑の有無なども確認可能です。表の各伝票項目をクリックすると伝票詳細が確認でき、経費詳細と添付された証憑の画像を照合できます。入力情報と証憑の一括確認が可能なため、チェック作業を効率化できます。
さらに、自動チェック機能が承認者の負担軽減に役立ちます。経費規程に違反する申請には警告表示があり、重複申請や証憑と金額が異なる場合はシステムが検知します。これにより規程に基づいた判断が容易になります。
業務効率化機能としては、ほかに「一括承認」があります。伝票承認画面のチェックボックスを使って複数の申請をまとめて処理できます。「代理設定」機能で代理承認者を立てることで、承認者不在時に申請処理が滞らない仕組みも整っています。
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業務効率化とコンプライアンス対応を両立する経理担当にうれしい機能も豊富
Spendiaは、経理担当者にとっても業務効率化とコンプライアンスの両面で有用です。たとえば、コーポレートカードや交通系ICカードと連携すれば、明細の自動取込により申請者の負担が減るだけでなく、経理担当者の照合作業も効率化できます。利用履歴がある未申請者へは自動督促も可能なので、個別連絡の時間や手間もかかりません。また、会計システムとの連携もスムーズ。設定した仕訳ルールに基づき、精算伝票を自動仕訳し、銀行振込データを自動作成してくれます。
また、サイドメニューの設定画面から、経費や業務の管理を効率化するための、さまざまな規則を設定できます。費目の設定から申請フォームのカスタマイズ、費用の規定、新たな承認経路の作成などが可能で、先に記した自動督促もここから設定します。さらに、「データセンター」メニューの「レポート」をカスタマイズして、部門別・プロジェクト別など多角的な切り口で経費データを可視化できるのも便利です。
このほか、法令対応面ではインボイス制度に必要な機能を標準装備するほか、電子帳簿保存法に対しても最新の法改正に対応した機能を備えています。
Spendiaの注目機能
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「Spendia」がAIで進化! 経費精算がもっと簡単、正確、そしてスマートに
TISの長年にわたる豊富な開発実績と高度な画像解析技術を活かし、生成AI機能を順次追加予定です。
2024年12月以降、3つの新機能を順次提供を開始しております。高精度なAI-OCRによる自動データ入力で申請から承認までを自動化。独自の解析モデルによるAI検印機能で、重複申請や不正請求を自動検知し、経理担当者の負担を大幅に軽減。さらに、24時間365日対応のAIチャットボットで、規程や差戻し理由などの問い合わせにリアルタイムで対応します。
専門家からのおすすめポイント

伴 洋太郎さん
BANZAI税理士事務所 代表。税理士、1級ファイナンシャルプランニング技能士。大学卒業後、一般企業や税理士事務所での勤務を経て税理士試験に合格し、2018年にBANZAI税理士事務所を開業。個人事業主や中小法人を対象とした業務の経験が豊富で、業務のデジタル化支援や個人事業の法人化等に数多く携わる。著書「7日でマスター フリーランス・個人事業主の確定申告がおもしろいくらいわかる本」(ソーテック社)
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部署やグループ会社ごとの独自な承認プロセスにも柔軟に対応できます
Spendiaは、組織ごとの独自のルール・規程にも対応可能なワークフロー設計を強みとし、部門・支店・プロジェクト別の予算・実績管理を可能にしています。また督促機能も備えることで、経費精算にかかる確認作業の負荷を大きく軽減できる点も魅力的です。各種予約サイトやコーポレートカードとの連携、GPSによる移動距離精算などを活用すれば、不正を招きやすい自己申請ベースでの精算を避けられます。
Spendiaの料金プラン
標準プラン | |
プラン内容 | - |
初期費用 | - |
月額/ユーザー | - |
月額 | - |
料金詳細 | 要見積もり |
最低利用期間 | - |
最低利用人数 | - |
その他利用条件 | - |
機能 |
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- ※ 表示されている料金はすべて税込価格です。
Spendiaの仕様・動作環境
動作環境
導入形態 | クラウドのみ |
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対応言語 | 日本語|英語|中国語 |
OS |
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スマートフォンのブラウザ対応 | ○ |
iOSアプリ | ○ |
Androidアプリ | ○ |
仕様
API連携 | ○ |
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セキュリティ・内部統制
SOC | SOC1 Type1|SOC1 Type2|SOC2 Type1|SOC2 Type2|SOC3 |
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ISO | - |
プライバシーマーク | - |
サポート
メール|チャット|電話 |
機能
経費精算システム | 申請書テンプレート|請求書・領収書・レシートのOCR機能|申請・承認のマルチデバイス対応|申請時のコメント・データ添付|代理申請|事前申請|仮払金申請|過去の申請のコピー|規定違反チェック|承認経路分岐・作成|代理承認|一括承認|勘定科目の自動仕訳|インボイス制度対応機能|電子帳簿保存法対応機能|保存データの検索機能|操作ログ取得|会計システム連携|ワークフロー連携|乗換案内サービス連携|交通系ICカード連携|クレジットカード連携|プリペイドカード連携|ECサイト連携|メール通知|チャットツール通知|チャットボット対応 |
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連携サービス
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製品詳細URL
公式サイトを見る |
クラウド型経費精算システム Spendiaのクチコミ・評判
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- 男性/40代
- 業種:ソフトウェア・情報サービス業
- 職種:事務系
- 役職:一般社員
- 利用人数規模:500人〜999人
良かったところ、利用して得られたメリットは?
使いやすいです。最初は会社の情報を入力するので時間がかかるかもしれませんが一度設定してしまえば日々少しずつ簡単に入力していけば、月末も慌てずに処理を終えることができました。ただし使用できる機能が一部いまだにわかっていません。
改善してほしいところは?
とくにないです。他のシステムから移行した時に使い勝手で最初は戸惑うかもしれませんが、すぐに馴れるので使いやすいと思います。また、会社によりカスタマイズもできたので改善してほしい所が見当たりませんでした。
導入を検討している人へおすすめするポイント
使いやすい
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- 男性/50代
- 業種:運送・輸送業
- 職種:事務系
- 役職:一般社員
- 利用人数規模:3,000人〜
良かったところ、利用して得られたメリットは?
旅費計算の際に、経路検索があり、使いやすい。 費目を選択できるので費用負担が明確である。 申請から支払いまでの進捗状況がわかりやすい。 web上で行えるので出先からでも申請でき支払いまでの時間が短縮され助かる。
改善してほしいところは?
同じパターンを保存できる機能が欲しい。 申請内容をほかの人と簡単に共有できるとありがたい。 マニュアルがWEB上でも確認できると調べやすい。 チェック機能があまり働いていないように感じる。申請後に修正することになるのである程度申請前にチェックできるとよい。
導入を検討している人へおすすめするポイント
旅費精算に関する申請・承認・支払いがスムーズに完了できる