「焼く」「煮る」「蒸す」「揚げる」の調理を1台でこなし、手の込んだ本格的なごちそうや時短料理がおいしく手軽に作れるパナソニックの高機能スチームオーブンレンジ「3つ星 ビストロ」シリーズ。料理初心者から上級者まで幅広い層に支持される高機能スチームオーブンレンジの代表格だが、実際のところ、どれほど簡単に調理が行え、仕上がりにはどれほどの差が生まれるものなのか? 最新のハイグレードモデル「NE-BS2700」で実際に調理しながら、その実力をじっくりと探っていこう。
センサー「焼く」「煮る」「蒸す」「揚げる」を1台で。
“仕上がりの差”をもたらす「高精細・64眼スピードセンサー」
自宅で過ごす時間が増えたことで、手の込んだ料理にトライしてみたり、普段はキッチンに立たない人が料理に挑戦したりと、「おうち料理」を楽しむ人が増えている。こうした背景から、スポットライトを浴びているのが、料理の幅をグンと広げてくれる高機能スチームオーブンレンジ。なかでも、高い機能性で注目を集めているのが、「焼く」「煮る」「蒸す」「揚げる」の調理を1台でこなすことができ、手の込んだ本格的なごちそうから、作り置き料理までおいしく手軽に作れるパナソニックの「3つ星 ビストロ」シリーズだ。
高機能スチームオーブンレンジの代表格とも言える、パナソニックの「3つ星 ビストロ」シリーズ。写真はラインアップの最上位、ハイグレードモデルに位置づけられる「NE-BS2700」だ。カラーバリエーションには「ブラック」と「ホワイト」の2色が用意される
電子レンジやオーブンレンジを使用していて、最もストレスを感じる部分が食品を温める際の「加熱ムラ」ではないないだろうか。食品の表面は火傷するほど熱いのに中は冷たいまま、なんていう失敗を誰もが経験しているはずだ。ポイントとなるのは、レンジに搭載された、食品の温度や分量を見分けるセンサーの精度。センサー性能が不十分だと食品の温度を正確に測定できず、一部分だけが熱かったり、冷たかったりといった加熱ムラができてしまう。つまり、センサー精度の差は、そのまま料理の“仕上がりの差”にもなり得てしまうのだ。
では、「3つ星 ビストロ」シリーズの場合はどうだろう? 「3つ星 ビストロ」シリーズのハイグレードモデル「NE-BS2700」は、食品の温度・分量などを高精度に見分けて自動で温め・解凍などを行う「高精細・64眼スピードセンサー」を搭載しており、たとえば「とろみ」のある回鍋肉などの料理では、0.1秒ごとにセンシングして「とろみ」のこびりつきを抑制。さらに、立ち上がりが早く、高温を維持しやすい平面形状の「大火力極め焼きヒーター」と、マイクロ波を吸収して発熱する「ビストロスピードグリル皿」との合わせ技により、温めや解凍だけでなく、「焼く」「揚げる」といった調理もおいしくできる。
「NE-BS2700」は、食品の温度を瞬時に精度よく測定できる「高精細・64眼スピードセンサー」を搭載。食品の温度や分量に合わせて火力を細やかかつ適切にコントロールするため、温めや解凍で加熱ムラができにくい
立ち上がりが早く、高温を維持しやすい平面形状の「大火力極め焼きヒーター」と、マイクロ波を吸収して発熱する「ビストロスピードグリル皿」によって、冷凍した食品も一気に焼き上げられる高火力を実現。調理中に食品を裏返さなくても、“表面はこんがり、中はジューシー”の理想的な焼き上がりとなる
また、「NE-BS2700」には、冷凍した食品の解凍と焼き上げを一気に行う「凍ったままグリル」や、材料を入れたボウルを加熱するだけでパスタやシチューが作れる「ワンボウルメニュー」といった便利な調理機能が搭載されているが、言わずもがな、こうした機能を実現できるのは、高性能なセンサーと高火力のヒーターがあればこそ。解凍と焼き上げを本機に任せて別の家事を行ったり、パスタやシチューを本機で調理しながらコンロで別の料理を作ったり。「おうち料理」が充実するのはもちろん、自宅で過ごす「おうち時間」をより有意義に過ごせるようになるのはうれしい限りである。
実食レポート「手軽においしく調理」のうたい文句は本当か?
スタッフが実食レポート
「高精細・64眼スピードセンサー」によって、食材の状態をみながらワンボウル調理ができたり、「大火力極め焼きヒーター」や「ビストロスピードグリル皿」によって高火力を実現したというのが「NE-BS2700」の触れ込みだが、そこは論より証拠。実際に調理してみなければ、「ホントに?」という疑問はぬぐえない。というわけで、「NE-BS2700」で「焼く」「煮る」「蒸す」「揚げる」といった調理を実際に試してみることにした。
焼く解凍いらずの「凍ったままグリル」でおいしいメインディッシュが完成
まずは、「NE-BS2700」に搭載されている目玉機能のひとつ「凍ったままグリル」を使って、冷蔵庫の冷凍室で2日間保冷しておいた「手羽元の彩り野菜添え」を調理してみた。先述の通り、「凍ったままグリル」は、冷凍した食品の解凍と焼き上げを一気に行ってくれるもの。下味をつけた状態で冷凍しておけば長持ちし、味がしみこんでよりおいしく調理できるメリットもあるという。
煮るボウルひとつでパスタが作れる「ワンボウルパスタ」
続いて、材料を入れたボウルを加熱するだけでパスタが作れる「ワンボウルパスタ」の調理を試してみる。鍋でお湯を沸かし、麺を茹で、その間にフライパンでソースを作り、茹で上がった麺をソースとからめてと、パスタの調理は意外と手間がかかるものだが、「ワンボウルパスタ」ならあっという間。直径25cmの耐熱ガラス製ボウルに水とオリーブオイルを入れ、そこに、半分に折った麺と、アスパラガス、ベーコンを投入。ボウルにラップをして自動メニューで約15分加熱した後に、麺をほぐし、よく混ぜ合わせればカルボナーラの完成だ。
蒸すチルド餃子の蒸し焼きもお手の物
手間のかかる蒸し物や蒸し焼きも、「NE-BS2700」におまかせで簡単に調理できる。今回は、市販のチルド餃子の調理にチャレンジ。スチーム用の水を本体右下の給水タンクに入れ、耳に水をつけたチルド餃子を「ビストロスピードグリル皿」に並べれば準備完了。約10分後に完成した餃子を見ると、表面にこんがりとキツネ色の焼き色がついており、スタッフ一同口を揃えて「おいしそう!」。食べてみると、パリッと焼き上がっているのはもちろん、油を使わないスチームオーブン調理のため、ヘルシーで、さっぱりとした味わいだった。
揚げる揚げ物は油を使わずヘルシーに
揚げ物というと高カロリーで油っぽいイメージがあるが、「NE-BS2700」なら、油を使わないヘルシーな揚げ物が作れる。それでいて、仕上がりは油を使った揚げ物と同じくらいジューシーというから、これは期待がふくらむばかりである。今回は、「チーズカツレツ」を作ってみた。
アプリ連携多機能を簡単に使いこなせる「キッチンポケットアプリ」。
購入後もメニューが増やせるので、「おうち料理」がもっと楽しくなる
数多くの便利機能やレシピを搭載する「NE-BS2700」だが、専用のスマートフォンアプリ「キッチンポケットアプリ」と連携させることで、購入後もレシピが増やせるのが魅力だ。レシピ検索をはじめ、「NE-BS2700」を使ったおすすめ料理や、「一週間献立」、「買い物リスト」の作成などを行える。新しいメニューにチャレンジすれば「おうち料理」が一段と楽しくなるのはもちろん、毎日の献立のバリエーションも広がり、食卓につく家族もよろこぶに違いない。
「NE-BS2700」とスマートフォンアプリ「キッチンポケットアプリ」をWi-Fi経由で連携させれば、各種調理設定をスマートフォン上で行えるほか、毎日メニューが更新される「おすすめ」や「1週間の献立」を表示させたり、食材から「レシピ検索」したりすることもできる。また、スマートフォン上で下ごしらえの手順を確認しながら調理したり、決定したメニューから必要な食材をリスト化することもできる
「NE-BS2700」は使い勝手にもすぐれており、庫内容量30Lの大容量を実現しながら、本体サイズは約494(幅)×435(奥行)×370(高さ)mmと比較的コンパクト。後ろ・左右にスペースを必要とせず、ピッタリと設置できるため、カップボードなどにスッキリ置けるうえ、デザインも洗練されており、どんなキッチンにもスタイリッシュに溶け込んでくれる。
また、手を離してもスムーズにドアが閉まる「ソフトダンパー採用ドア」や、文字やアイコンが大きく見やすい「カラータッチ液晶」、調理後に冷却ファンで庫内温度を下げることで、次の調理までの待ち時間を短縮してくれる「庫内を冷ますコース」など、使いやすさを向上させる工夫がそこかしこに。調理性が高いだけでなく、こうした使い勝手のよさもまた、「3つ星ビストロ」シリーズが支持される理由のひとつというわけだ。
まとめ「おうち料理」をもっと手軽に、楽しく、おいしくしてくれる1台
もっと手軽に、楽しく、おいしい料理を作りたい。そんな、高まる「おうち料理」ニーズにしっかり応えてくれるのが、パナソニック「3つ星 ビストロ」シリーズのハイグレードモデル「NE-BS2700」だ。食品の温度・分量を高精度に測定する「高精細・64眼スピードセンサー」を搭載し、耐熱ガラス製ボウルひとつでできるワンボウル調理や、「焼く」「煮る」「蒸す」「揚げる」が出来るほか、「キッチンポケットアプリ」を使えば購入後もメニューを増やすことができ、楽しさが広がる。本体のデザインや使い勝手も申し分なし。「NE-BS2700」を活用すれば、手の込んだ本格的な料理や、毎日の時短調理、週末のお菓子作りまで、「おうち料理」が一段と楽しくなるに違いない。自宅で過ごす時間が増えた今だからこそ、キッチンに立つ人は気持ちよく料理でき、テーブルを囲む家族はおいしく料理が食べられる、そんな時代のニーズに応えた高機能スチームオーブンレンジを選ぶべきではないだろうか。





















