認知特性プロセッサー「XR」×次世代パネルがもたらす次元の違う没入感 進化したソニー「BRAVIA XR」の最新モデルを一挙レビュー
人間の脳が認識するのと似たプロセスで映像を処理する認知特性プロセッサー「XR」を搭載し、ソニーの薄型テレビ「BRAVIA」の最高峰ラインとして君臨する「BRAVIA XR」。2022年モデルとして一挙5シリーズが登場したが、なかでも注目したいのが、バックライトに「Mini LED」を採用した4K液晶テレビ「X95K」シリーズと、量子ドットを活用した次世代有機ELパネル「QD-OLED」を搭載する4K有機ELテレビ「A95K」シリーズだ。本特集では、従来型のパネルを採用した4K液晶テレビ「X90K」シリーズや4K有機ELテレビ「A80K」シリーズと比較しながら、進化した画質を中心に音質から使い勝手まで詳しくレビューしていく。
INDEX
- 「XR」とは?人間の脳と同じように映像を処理することで、自然な映像やサウンドを実現する認知特性プロセッサー
- 4K液晶テレビ「Mini LED」と「XR Backlight Master Drive」で圧倒的なコントラストを味わえる「X95K」シリーズ
- 4K有機ELテレビ量子ドットを活用した「QD-OLED」パネルで純度の高い発色とリアルな質感を実現する「A95K」シリーズ
- 画質比較同価格帯の4K液晶テレビと4K有機ELテレビ、あなたの視聴環境ならどちらが適切?
- 使い勝手これまでのテレビとは違う、BRAVIAならではの驚きの体験を味わう!
- まとめ自分に最適な1台が見つかる、バリエーション豊かな「BRAVIA XR」の2022年モデル
「XR」とは?人間の脳と同じように映像を処理することで、
自然な映像やサウンドを実現する認知特性プロセッサー
目や耳から入ってくる膨大な情報を、人間の脳が認識するのと同じようなプロセスで処理するという新たなアプローチを採用することで、これまでにないリアルな映像やサウンドを実現した、認知特性プロセッサー「XR」。ソニーは、2021年から同プロセッサーを搭載した薄型テレビを新ライン「BRAVIA XR」として展開しており、映像と音の一体感がもたらす、その圧倒的な没入感が多くのユーザーから高評価を得ている。
認知特性プロセッサー「XR」
多くの専門家と議論し、さまざまな分野の最先端テクノロジーをかけ合わせることで誕生した、ソニー独自の認知特性プロセッサー「XR」。人間の視覚や聴覚の「認知特性」を分析し、入力された映像を人間の脳に近いプロセスで処理することで、人間の脳がよりリアルに感じる、臨場感のある映像やサウンドを実現してくれる
認知特性プロセッサー「XR」では、さまざまな要素を横断的に分析・処理。さらに、独自のアルゴリズムで検出した、人間が映像を見るときに無意識に注目する「注視点」という要素をかけ合わせることで、より自然に感じる美しさを再現できるという
そんな「BRAVIA XR」に、2022年の新モデルとして一挙5シリーズが登場した。なかでも注目したいのが、従来のLEDと比べて非常に小さい「Mini LED」をバックライトに採用したフラッグシップ4K液晶テレビ「X95K」シリーズと、量子ドットを活用することで純度の高い発色を実現する次世代有機ELパネル「QD-OLED」を搭載したフラッグシップ4K有機ELテレビ「A95K」シリーズだ。
これ以外に、直下型LEDバックライトを採用した4K液晶テレビ「X90K」シリーズと、従来の白色方式の有機ELパネルを搭載した4K有機ELテレビ「A90K」「A80K」シリーズもラインアップとして用意。画質や音質だけでなく、価格や画面サイズまで含めて幅広いニーズに対応できるのも、「BRAVIA XR」2022年モデルの大きな特徴と言えるだろう。
4K液晶テレビ「Mini LED」と「XR Backlight Master Drive」で
圧倒的なコントラストを味わえる「X95K」シリーズ
「BRAVIA XR」の4K液晶テレビ2022年モデルのフラッグシップモデルとして登場するのが、バックライトに「Mini LED」を採用した「X95K」シリーズだ。画面サイズは85V/75V/65V型が用意される。また、従来の直下型LEDバックパネルを搭載した「X90K」シリーズには、85V/75V/65V/55V/50V型と幅広い画面サイズが用意されている
「Mini LED」や「QD-OLED」などさまざまな最新のパネルデバイスを採用し、バリエーション豊かなラインアップを揃えた2022年の「BRAVIA XR」。ここからは、その画質や音質などを詳しくレポートしていくが、まずは、4K液晶テレビのフラッグシップモデル「X95K」シリーズの65V型「BRAVIA XRJ-65X95K」(以下、65X95K)と、4K液晶テレビ「X90K」シリーズの65V型「BRAVIA XRJ-65X90K」(以下、65X90K)を取り上げ、この2シリーズでどのような違いがあるのか確認してみた。
まずは画質からチェックしてみよう。両機種に4K HDRの映像を表示してみたところ、どちらも液晶テレビらしい、明るく鮮明な映像を映し出してくれたが、フラッグシップモデルの「65X95K」のほうがパッと見でもわかるほどコントラストが高かった。これは、「65X95K」が液晶テレビの最先端テクノロジーである「Mini LED」を採用しているから。今回対比として用いた「65X90K」を含む一般的な高画質液晶テレビでは、液晶パネル直下にバックライトとしてLEDを設置し、それを部分駆動することでコントラストを高めているのだが、バックライトとして使用するLEDの数に限度があり、どうしても局所的に明るさを上げるのが難しかった。それに対して「65X95K」で使われている「Mini LED」は、通常のLEDの1/100ほどの極小サイズ。この小さなLEDをバックライトとして数多く敷き詰めることで、全体としての輝度を高めつつ、より細かいエリアでの明るさ制御が可能になり、これまでの液晶テレビでは表現が難しかった引き締まった黒と高輝度な明るさの両立が実現されたのだ。
さらに「65X95K」では、ソニーが培ってきたバックライト駆動技術で「Mini LED」を緻密にコントロールする「XR Backlight Master Drive」や、独自のパネル制御によりコントラストを高める「XR Contrast Booster 15」を搭載しており、従来のLEDバックライトを採用する「65X90K」と比べて深みのある階調表現やリアルな質感が再現できる。また、「Mini LED」を採用した「65X95K」は、ソニー独自の広視野角技術「X-Wide Angle」を採用したことで、これまで液晶テレビの弱点のひとつとされることの多かった視野角の狭さを解消していることも見逃せないポイントだ。
「65X95K」では、従来のLEDと比べて1/100サイズの「Mini LED」をバックライトとして敷き詰め、ソニーが培ってきたバックライト駆動技術と認知特性プロセッサー「XR」の高精度な映像分析を組み合わせた「XR Backlight Master Drive」で緻密に部分駆動させることで、ハイライト部のフレアを抑制しながら、深みのある黒ときらめくような明るさを両立している
「Mini LED」を「XR Backlight Master Drive」で部分駆動させる次世代パネルを搭載した「65X95K」(写真左)と、直下型LEDバックライトを部分駆動させる従来式のパネルを採用した「65X90K」(写真右)を比較してみたが、「65X95K」のコントラストの美しさが際立っていることがわかる
「65X95K」と「65X90K」を横に並べてじっくりと比較してみた。赤いドレスを着た女性がソファに座っている映像では、どちらもつややかなドレスの光沢感ややわらかさを再現できているが、「65X95K」のほうが高コントラストなためか、より鮮やかに赤が表現できているうえ、ソファの質感もリアルで全体的に華やかに感じられる。また、提灯が暗闇の中で光っている映像では、「Mini LED」を採用した「65X95K」のほうが、黒がしっかりと引き締まっているため映像にメリハリがあり、闇の中で光る提灯がより明るく印象的に映し出されていた
続いては、サウンドクオリティについてチェックしていこう。両機種ともに、背面上部に「サウンドポジショニングトゥイーター」を搭載することで、音の定位感を大幅に向上するソニー独自の音響技術「アコースティック マルチ オーディオ」を採用している。どちらも薄型テレビとは思えないほど厚みと広がりのあるサウンドを体感させてくれるが、聴き比べてみると、4つのスピーカーをトータル30Wのアンプで駆動する「65X90K」に比べて、6つのスピーカーをトータル60Wの高出力アンプでマルチ駆動する「65X95K」のほうが、中低域に迫力があり、定位感もよかった。迫力のあるサウンドで映画やスポーツ番組を楽しみたいのであれば「65X95K」を選ぶべきだろう。
映像と音の一体感を高めるためにソニーが磨き上げてきた、独自の音響技術「アコースティック マルチ オーディオ」。両機種ともこの高音質なサウンドシステムを搭載しているが、「X95K」シリーズでは「サウンドポジショニング トゥイーター」の開口率を高めたうえ、マルチアンプで駆動する背面向きのサブウーハーを2基搭載することで、重低音のステレオ感と定位感のさらなる向上を果たしている
4K有機ELテレビ量子ドットを活用した「QD-OLED」パネルで
純度の高い発色とリアルな質感を実現する「A95K」シリーズ
「BRAVIA XR」の4K有機ELテレビ2022年モデルには、フラッグシップモデルの「A95K」シリーズと従来型の有機パネルを使用した「A80K」シリーズ、小型サイズを中心に展開する「A90K」シリーズがラインアップ。画面サイズは、「A95K」シリーズには65V/55V型の2モデル、「A80K」シリーズに77V/65V/55V型の3モデル、「A90K」シリーズには48V/42V型の2モデルがラインアップされる
4K液晶テレビでは大きな差異が感じられた「BRAVIA XR」2022年モデルだが、4K有機ELテレビはどうだろうか? 今回は、「BRAVIA XR」2022年モデルの中でも特に大きな進化を果たしたフラッグシップモデル「A95K」シリーズの65V型「BRAVIA XRJ-65A95K」(以下、65A95K)と、従来型の有機ELパネルを用いた「A80K」シリーズの65V型「BRAVIA XRJ-65A80K」(以下、65A80K)とで比較を行ってみた。
「A95K」シリーズの最大のトピックは、なんと言っても次世代の有機ELパネルが搭載されたことだろう。「A80K」シリーズで採用されている従来型の有機ELパネルは、白色に発光する有機EL素子でピクセルを作り出し、W(白)+RGB(赤/緑/青)の4色のカラーフィルター層を経由してフルカラー映像を表現している。この方式は量産しやすいというメリットがある半面、光をカラーフィルターに通過させる必要があるため、RGBの各色が若干混じってしまうというデメリットがある。
その点、2022年フラッグシップモデルの「A95K」シリーズが採用している次世代有機ELパネル「QD-OLED」では、青色の光源から出た光を量子ドット(QD)層で波長変換することで、光の3原色を取り出している。この方式では、量子ドットの特性もあって純度の高い色が得られる。さらに、認知特性プロセッサー「XR」と「XR Triluminos Max」で高精度に映像信号処理を行うことで、映像の明るい部分まで鮮やかな色とリアルな質感を再現できるようになっているという。実際に両機種の映像を見比べてみたところ、特に赤色の鮮やかさが大きく違う! 全体的な明るさも「65A95K」のほうが大きく勝っており、これまで体験したことのないような圧倒的な映像美を味わうことができた。
QD-OLEDの構造図
「A95K」シリーズには、白色光源からの光をWRGBのカラーフィルター層に透過させてフルカラー映像を作り出す従来の有機ELパネルではなく、青色光源からの光をRGBの量子ドット層で変換して光の3原色を取り出す次世代の「QD-OLED」パネルを採用。「QD-OLED」パネルでは、RGB各色の波長の幅が狭くなるため、純度の高い色が取り出せるうえ、より自然な色表現が行える「XR Triluminos Max」との組み合わせによって、従来モデル「A90J」シリーズと比べて色彩輝度が最大200%向上しているという
構造の異なる有機ELパネルを搭載した「65A95K」と「65A80K」の画質を比較したところ、貝細工に筆で朱色を入れている映像では、「QD-OLED」パネルを搭載した「65A95K」のほうが朱色の彩度が高く、明部が色鮮やかに表現されているため、貝細工の存在感が際立った。砂浜の映像では雲の色に特に注目してもらいたい。従来型の有機ELパネルを搭載した「65A80K」では、映像全体が青みがかっており、雲も白に青が混じった色をしているが、「65A95K」では雲がしっかりと白く描かれている。また、海や砂浜の階調もより鮮やかで、奥行き感のある映像となっているのがわかる
それぞれの素子が自発光する有機ELテレビは、視野角が広いことが持ち味のひとつと言われるが、新世代の有機ELパネル「QD-OLED」はカラーフィルターを通さないため、従来の有機ELパネルに比べてもさらに視野角が広い。実際、写真のようにほぼ真横から見ても、「65A95K」では周辺部の色やコントラストに変化は見られなかった
ソニーの4K有機ELテレビといえば、アクチュエーターで画面を振動させて音を出す、独自の音響技術「アコースティック サーフェス オーディオ プラス」を搭載していることがサウンド面の大きな特徴。「BRAVIA XR」2022年モデルも、もちろん映像と音の一体感を高める同技術を備えているが、「A95K」シリーズがアクチュエーターのコイル部分を大型化することで中低域の表現力を高めているのに対し、「A80K」シリーズでは、高域をカバーする専用アクチュエーターを左右に備えたうえ、下向きのサブウーハーを2基装備することで音の広がり感を強化。映画鑑賞なら中高域が聴きやすくダイナミックな「A95K」シリーズが、スポーツや音楽ライブのコンテンツなら空間再生能力の高い「A80K」シリーズが向いているようだ。
両シリーズともアクチュエーターで画面を震わせて音を出す、「アコースティック サーフェス オーディオ プラス」を搭載しているが、「A95K」シリーズでは、コイル部分を大型化した真円のアクチュエーターを2基、「A80K」シリーズでは中央に加えて左右に高域をカバーする専用のアクチュエーターを搭載するなど、そのシステムは大きく異なっている
画質比較同価格帯の4K液晶テレビと4K有機ELテレビ、
あなたの視聴環境ならどちらが適切?
ここまで、「BRAVIA XR」2022年モデルの4K液晶テレビと4K有機ELテレビをそれぞれ比較してきたが、ひとつだけ行っていない比較がある。それが、4K液晶テレビと4K有機ELテレビとの比較だ。実際のところ、多くの人が液晶テレビと有機ELテレビのどちらの画質が上なのか気になっていることだろう。特に、「BRAVIA XR」2022年モデルでは、フラッグシップ液晶テレビである「X95K」シリーズと、有機ELテレビ「65A80K」シリーズがほぼ同じ価格帯で展開されているのだからなおさらだ。
そこで今回は、「65X95K」と「65A80K」を横に並べて画質比較を行ってみた。従来、有機ELテレビのほうが画質では大きく有利、と言われてきたので、同価格帯の比較では「65A80K」の圧勝かと思っていたのだが、「65X95K」のほうも、液晶テレビらしく輝度が高めなうえ、「Mini LED」により高コントラストを実現しているので、スポーツ番組やドキュメンタリー番組などの明るい映像の視聴では、「65A80K」の画質を大きく上回っていると感じられたのだ。ただし、映画などのやや落ち着いた雰囲気の映像では、黒が深く沈み込む有機ELテレビならではのメリットが強く現れる「65A80K」のほうが好ましく思えた。
また、映像を明るく映し出せる「65X95K」は、太陽光が入る明るいリビングでも使いやすく、黒が沈み込み映像に没頭しやすい「65A80K」は、暗めの照明の部屋や夜間での視聴により力を発揮しそうだ。正直なところ画質面では甲乙つけがたいので、視聴するジャンルやテレビを置く部屋の環境に合わせて、適したモデルを選ぶのがよいだろう。なお、“大画面は正義”派の人は、「BRAVIA XR」の中では比較的価格の安い4K液晶テレビ「X90K」シリーズの大画面モデルを選ぶという選択肢もある。
使い勝手これまでのテレビとは違う、
BRAVIAならではの驚きの体験を味わう!
「BRAVIA XR」の2022年モデルについて画質面と音質面を中心に紹介してきたが、ここからは、「Excite Your Like」(好きなこと、もっと夢中に。)のコンセプトを掲げる、これまでのテレビとはまったく違う、新しいBRAVIAならではのUX(ユーザーエクスペリエンス)について紹介していこう。
まず大きなトピックとなるのが2022年モデルに新搭載された「BRAVIA CAM」。テレビ上部に設置できる専用カメラを活用することで、視聴者の位置を認識して最適な画質や音質へと調整してくれる「自動画音質調整機能」(※)や、リモコンを使わずジェスチャーでテレビを簡単操作できる「ジェスチャーコントロール」(※)、子どもが画面に近づきすぎるのを防ぐ「近すぎアラート」(※)など、これまでのテレビではなし得なかった画期的な使い勝手ができるのが大きな特徴だ。また、「BRAVIA CAM」は、最新のテレビ向けOS「Google TV」と連携し、ビデオ通話アプリ「Google Duo」のWebカメラとしても利用できる。
※ソフトウェアアップデートで対応予定
これまでになかったユニークなユーザー体験が行えるようになる、専用カメラ「BRAVIA CAM」。「A95K」シリーズにはカメラが標準で付属しており、テレビ背面上部にある専用端子にケーブルレスで直接取り付けできる。「A95K」シリーズ以外の2022年モデルは、オプションの外付けアクセサリーとして用意されており、USBケーブルで接続する形になっている。なお、上部のツマミをスライドすれば、物理的にカメラのレンズを隠せるので、プライバシー保護の面でも安心だ
テレビ画面を見ている人間の位置をカメラが把握することで、自動的に画質や音質を調整してくれるのが「自動画音質調整機能」だ。視聴距離に合わせて画面の明るさやボイスズームを調整したり、視聴位置に応じて音声のレフト/ライトのバランス調整などを行ったりしてくれる
※ソフトウェアアップデートで対応予定
ジェスチャーコントロール※
カメラに向かって手を広げることで専用のUI(ユーザーインターフェイス)がテレビ画面上に現れ、それに触れるように操作することでチャンネルや音量の変更、再生/一時停止、電源オフ(手を握る)などが行える「ジェスチャーコントロール」。リモコンを使うこともなくジェスチャーだけで簡単にテレビをコントロールできる、まさに子どものころに夢見ていたような操作方法だ
※ソフトウェアアップデートで対応予定
また、「BRAVIA XR」はテレビの内蔵スピーカーをセンタースピーカーとして活用できる「アコースティックセンターシンク」機能を搭載しているのもポイントだ。対応するソニーのサウンドバーやホームシアター製品と組み合わせれば、より臨場感のあるサウンドを味わえるようになる。また、大画面テレビでゲームをプレイする人向けのゲーム連携機能として、自動的に低遅延モードへと切り替えてくれる「ALLM」や、フレームレートを可変することで映像のカクつきなどを抑える「VRR」といったHDMI2.1に規定された機能に加え、PlayStation®5でゲームプレイする際に便利な、「オートHDRトーンマッピング」や「コンテンツ連動画質モード」といった、BRAVIAとPS5®の独自連携機能も搭載している。「BRAVIA XR」の2022年モデルは、映画やゲームを楽しむのにも最適なテレビとなっているわけだ。
アコースティックセンターシンク
ソニーのサウンドバー「HT-A7000」やホームシアターシステム「HT-A9」と連携することで、テレビ内蔵のスピーカーをセンタースピーカーとして活用できる「アコースティックセンターシンク」に対応。テレビの中心から音が出てくるため定位感がグッと高まり、より物語の世界に入り込みやすくなる
「PlayStation®5」とつなぐだけで、HDRの効果を最大限発揮してくれる「オートHDRトーンマッピング」や、自動で最適な画質にしてくれる「コンテンツ連動画質モード」に対応しており、“「PlayStation®5」の実力を最大限発揮できるテレビ”として「Perfect for PlayStation®5」に認定されている。実際にリアルドライビングシミュレーター「グランツーリスモ7」を「65A95K」でプレイしてみたが、実写かと見間違うような美麗なグラフィックに、レビューを忘れて入り込んでしまった © 2022 Sony Interactive Entertainment Inc. Developed by Polyphony Digital Inc.
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まとめ自分に最適な1台が見つかる、
バリエーション豊かな「BRAVIA XR」の2022年モデル
ここまで「BRAVIA XR」の2022年モデルを紹介してきたが、何よりも驚いたことは、構造が異なる4つのパネルデバイスをシリーズによって使い分けていることだ。通常、構造や特性が異なるパネルを使うと、パネルの駆動アルゴリズムや映像の分析・処理などが異なってくるので、それぞれに別々の制御システムが必要になり、開発への負担も大きくなるため、ここまで幅広いバリエーションを揃えるのは非常に困難だったはずだ。しかし、ソニーには、ブラウン管時代からテレビを手がけているスタッフが今も数多く在籍し、さまざまな業界のプロフェッショナルとの協業により多くのノウハウを蓄積してきたという歴史があるからこそ、今回のように、バリエーション豊かな「BRAVIA XR」を生み出すことができたのだろう。
なかでも、フラッグシップモデルの「X95K」シリーズと「A95K」シリーズは、「Mini LED」と「QD-OLED」という次世代のパネルデバイスを新搭載しながら、ここまで圧倒的な画質に仕上げてきたことに、テレビの第一人者であるソニーのプライドが感じられた。もちろんその分、高額にはなるが、従来式のパネルを採用したより廉価な「X90K」シリーズや「A80K」シリーズも用意されているし、ひとり暮らしに適した小型モデルの「A90K」シリーズという選択肢も用意されている。映像の好みや設置環境はもちろん、価格や画面サイズも含め、幅広いニーズに対応できる「BRAVIA XR」なら、きっとあなたに最適な1台を見つけられるに違いない。





















