使ってわかった! 東芝のオーブンレンジ「石窯ドーム ER-XD7000」ならオーブン調理がとってもカンタン
加熱温度や加熱時間などを細かく設定する必要があるオーブン調理は、難しいと思い込んでいる人が多いようだ。しかし、業界最高※1350℃※2の高火力を誇る、東芝の過熱水蒸気オーブンレンジ「石窯ドーム ER-XD7000」を使えば、そんなイメージはガラリと変わるはず。なぜなら、フルオート※3のオーブン機能「石窯おまかせ焼き」を搭載しているので、付属の角皿に食材を並べ、メインの食材を選択してスタートを押すだけで簡単にオーブン調理が行えるのだ。どれだけ簡単なのか、価格.comがチェックしてみた。
高火力業界最高※1350℃※2の高火力。だから調理がはやい、だからおいしい! レンジ機能も充実
記念日の食事やホームパーティーの際だけでなく、日ごろの食卓にもオーブン料理を並べたいと考えている人は多いだろう。とはいえ、いざ調理しようとなると、加熱温度は何℃で、加熱時間は何分に設定すればいいのかわからず、あきらめてしまうのだという。
しかし、食卓に並べる料理のレパートリーを広げるには、オーブン料理にもぜひ挑戦したいところ。そんな人に注目してほしいのが、誰でも気軽にオーブン調理が楽しめる、東芝の過熱水蒸気オーブンレンジ「石窯ドーム ER-XD7000」だ。
オーブン調理の簡単さをチェックしていく前に、まずは本機の基本スペックをチェックしておこう。一般的なオーブンレンジ(上下ヒーター式)の最高温度が250℃程度なのに対し、本機は業界最高※1となる350℃※2の高火力を実現。さらに、対流によって食材を加熱する熱風コンベクション式を採用し、ラウンド石窯ドーム構造と角皿のスリットが熱対流を促進することで、食材を素早く、ムラなく加熱する。また、特殊な塗装が施された庫内の壁面が遠赤外線を行きわたらせる「庫内まるごと遠赤」を実現。食材の内側へもじっくりと加熱することで、肉なら外はこんがり、中はジューシーに、パンならふっくらと焼き上げるのだ。

東芝の過熱水蒸気オーブンレンジ「石窯ドーム」の最上位機種となるプレミアムモデル「石窯ドーム ER-XD7000」。業界最高※1の350℃※2を実現するなど、オーブンの基本性能が高いだけでなく、5インチカラータッチ液晶を搭載しているので、取扱説明書やレシピブックなどとにらめっこすることなく、簡単に操作できるのも魅力だ

オーブン機能の最高温度は業界最高※1となる350℃※2。そのため、加熱がはやく、予熱時間が短くて済む。なお、200℃の予熱温度に達するまでの時間はわずか約5分。最高度が250℃の同社製オーブンレンジ(上下ヒーター式)の予熱時間は約14分なので、半分以下の時間で予熱が完了する。このスピーディーさがうれしい

庫内の形状にもオーブン性能を高める工夫がある。天井は丸みを帯びたラウンド石窯ドーム構造になっており、角皿にはスリットが設けられているので、庫内の熱対流が促進され、食材がムラなく加熱されるのだ。また、庫内の壁面に施された塗装が遠赤外線を発生させるため、食材を内側からじっくり加熱できる。とりわけパンを焼いた時の仕上がりは評判がよく、筆者の周りでは、自宅でパンをおいしく焼きたいから「石窯ドーム」を選んだという人が多数いたほど
使用頻度の高いレンジ機能も高性能
オーブン機能だけでなく、レンジ機能の性能も高い。本機は、庫内1024か所+空間を細かく見張る「ねらって赤外線センサー」を搭載しており、食材の位置と分量を見分けて、ムラなく温めてくれる。実際にごはんやおかずを温めてみたが、ごはんの一部が極端に熱かったり、一部がまだ冷たかったりといったムラがほとんど感じられない。また、食材の温度上昇に合わせて出力を調整してくれる機能を備えるので、焼き鳥やさばの味噌煮などを温めても、タレがはじけて飛び散ることがなかった。業界最高※1350℃※2という高火力オーブン機能が注目されがちな本機だが、レンジ機能も秀逸だ。
フルオート※3食材を並べて、スタートを押すだけ。「石窯おまかせ焼き」が便利
「石窯ドーム ER-XD7000」の基本性能の高さがわかったところで、実際にオーブン調理に挑戦していこう。筆者は普段オーブン調理を行ったことがほとんどない、ほぼ素人。そこで、「石窯ドーム」自慢のフルオート※3オーブン機能「石窯おまかせ焼き」に全面的に頼ってみることにした。
オーブンレンジでオーブン調理を行う場合、食材を用意して付属のレシピブックなどとにらめっこして加熱温度や加熱時間を設定するのが一般的だが、「石窯ドーム ER-XD7000」が搭載する「石窯おまかせ焼き」なら、こうした必要はなし。ユーザーがやることと言えば、食材を付属の角皿や深皿に並べ、加熱するメインの食材を選んでスタートを押すだけだ。
スペアリブを焼いてみようと、「石窯おまかせ焼き」をスタートさせて約35分。その仕上がりは半信半疑だったが、温度センサーが食材の分量に合わせて火加減を自動調節してくれた結果、こんがりとおいしそうに焼き上がっていた。
火の入りが不安な骨付き肉にもしっかりと火が通り、一緒に並べた野菜の焼き加減もちょうどいい。肉と野菜、どちらかいっぽうの火の入りが甘かったり、逆に焦げたりしていないことに感心した。実際に食してみたところ、これはいける。肉汁がじわりと溢れ出す、おいしいスペアリブに仕上がっていた。
「石窯おまかせ焼き」でスペアリブに挑戦
骨付き肉と野菜を角皿に並べ、メインの食材として「豚肉」「骨つき」を選択してスタートを押す。 これだけでおいしいスペアリブが焼き上がった。「石窯おまかせ焼き」によってオーブン調理のハードルが下がったので、次はどの料理に挑戦しようか、メニューを考えるのが楽しくなってきた

「石窯おまかせ焼き」では、選んだ食材に合わせてオーブン機能が最適な温度と時間で自動加熱。たとえば、牛肉ならやわらかくジューシーに、鶏肉なら皮をパリッと焼き上げてくれる。焼き加減は、「弱め」「標準」「強め」など、好みに合わせて5段階で調節できる
「石窯おまかせ焼き」は、スペアリブをはじめとした肉料理はもちろん、魚料理も大得意。冷蔵庫に保存していたサーモンとじゃがいもを使って「サーモンとポテトのオーブン焼き」に挑戦してみたが、こちらも角皿に並べて、メインの食材となる「魚」を選択して、スタートを押すだけ。サーモンはふっくらやわらかく、じゃがいもはホクホクに焼き上がった。ライムと粒マスタードで味を調えれば、あっという間にごちそうオーブン料理が完成した
深皿を使えば煮込み料理も簡単
豊富な内蔵レシピも簡単調理にひと役買ってくれた。内蔵レシピを活用して「トマト煮込みハンバーグ」に挑戦してみたが、市販のトマトソースと形を整えたハンバーグ種を付属の深皿に入れ、レシピ番号を選んでスタートをポンッ。レシピに合った加熱温度と加熱時間があらかじめ設定されているので、「石窯おまかせ焼き」と同様、ここでも温度や時間にあれこれ悩む必要はなかった。また、鍋で調理する場合とは違い、火を使わないので、調理中、コンロに張り付いている必要もない。空いた時間でもう1品おかずを作ったり、家族とゆっくり過ごしたりできるのがうれしい。
付属の深皿を使って、内蔵レシピの「トマト煮込みハンバーグ」を作ってみた。面倒な火加減調節や裏返しの必要がなく、しっかりと火の通ったジューシーな仕上がりに。取り出した深皿は、鍋敷きを敷いて、テーブルにそのまま置き、家族みんなで取り分けて楽しくいただいた
料理のレパートリーが広がる新機能
このほか、新機能として搭載された、下味を付けて冷凍保存した食材を凍ったまま並べるだけで調理ができる「冷凍から焼き物」や、冷凍食品やレトルト食品などを活用して簡単に1品追加できる「簡単調理」、さらには、冷凍野菜を活用したレンジ機能「冷凍野菜メニュー」にもチャレンジしてみた。どれも冷凍した食材を解凍せずにそのまま使えるので、調理の手間が少なくて済む。そのうえ、調理後の仕上がりがよいことに驚いた。
日々の生活の中で、こうした機能を上手に活用すれば、オーブン機能がグンと身近になるにはず。しかも、彩り豊かな料理を簡単に食卓に並べられるだから、家族の満足度も高まりそうだ。
下味を付けて冷凍しておいた鶏肉を並べ、レシピ番号を選択してスタート。すると、水分が飛び、皮がパリッした「鶏の照り焼き」が完成した。この仕上りのよさは、高火力の「石窯ドーム ER-XD7000」ならではだろう。時間に余裕のある週末に下ごしらえをしておけば、忙しい平日は解凍の手間いらずでメインディッシュが作れる
冷凍食品やレトルト食品を活用して1品を追加できる「簡単調理」。ここでは、耐熱容器にミートソースと鶏肉、冷凍揚げなすを並べて作る「パスタソースで作る鶏のオーブン焼き」を試してみた。オーブン機能を使って250℃(予熱なし)で26〜31分加熱すればでき上がり。いい意味でオーブン調理が“特別なもの”ではなくなる、「簡単調理」だ
「冷凍野菜メニュー」はオーブン機能ではなくレンジ機能を使用したもの。市販の冷凍かぼちゃを凍ったまま耐熱ガラス製ボウルに入れ、ほぐした鶏ひき肉と麺つゆを加えて、ラップをして加熱すると、わずか約12分で「かぼちゃとひき肉の煮物」が完成した。市販の冷凍野菜を、煮崩れさせずにレンジでちょうどよく加熱できるのはすごい!
使い勝手スマホアプリ連携でレパートリーが広がる。お手入れのしやすさも◎
オーブン調理を身近にしてくれる「石窯ドームER-XD7000」だが、使い勝手のよさやお手入れのしやすさも忘れてはいけない魅力だ。
使い勝手の面では、5インチカラータッチ液晶を搭載しているのが大きい。見やすく使いやすいうえ、迷わず簡単にオーブンレンジを操作できる。また、レシピまで液晶画面で確認できる「おすすめメニュー」(本体内蔵は全22レシピ)に素早くアクセスできるのも便利だ。
このほか、専用スマートフォンアプリ「IoLIFE」と連携させることで、レシピの加熱情報をスマートフォンからオーブンレンジに送信して、加熱温度や加熱時間を自動設定することも可能。スマートフォンアプリには、足りない栄養成分を補う形でレシピを提案してくれる機能が用意されているのも面白い。
レシピ検索や、オーブンレンジ本体へのレシピ送信が行える専用スマートフォンアプリ「IoLIFE」。レシピの栄養成分をグラフで確認できるほか、足りない栄養成分を補うレシピを提案してくれる機能もある。オーブン調理が楽しくなってきた最近は、暇ができるとスマートフォンでこまめにレシピをチェックするようになった

最近、オーブンレンジの上位モデルで搭載例が増えているカラータッチ液晶。本機もその例から漏れないが、本機が搭載しているのは、5インチ(61.63×109.65mm)という大型なもの。オーブンレンジを操作するだけでなく、お手入れ方法や使い方ガイドなどを確認できるのも大型カラー液晶ならではだ
お手入れのしやすさにもしっかりと配慮
オーブン機能を多用すると、ひんぱんなお手入れが必要になる。しかし、「石窯ドームER-XD7000」なら、お手入れも簡単だ。天井に加え、四隅が丸くなった庫内は汚れが拭き取りやすいうえ、東芝独自※4※5のセラミックコート「とれちゃうコート」 によって、そもそも汚れが付きにくく、はがれやすくなっている。
また、「これはうれしい!」と感心したのが、付属の角皿 にも「とれちゃうコート」が施されていること。食品がくっつきにくいため、クッキングシートなしで調理できるうえ、簡単に汚れが落ちる。そして、角皿は軽いので、片手でつかんでラクに水洗いできるのがいい。おいしく料理を仕上げるだけでなく、お手入れの面にまできちんと目が行き届いているのがありがたい。ユーザーのことをよく考えている東芝らしいところだ。
まとめ華やかなオーブン料理を気軽に作れるよろこび
記念日やホームパーティーの食卓に上がる機会の多いオーブン料理。これまではどこか「特別なもの」というイメージを持っていたが、フルオート※3のオーブン機能を搭載した「石窯ドームER-XD7000」を使ってみると、そんなイメージが180°くつがえり、オーブン調理が身近になってきた。
加熱温度や加熱時間を細かく設定する必要のない「石窯おまかせ焼き」を搭載するので、ユーザーがやることといったら、食材を角皿に並べ、メインの食材を選んでスタートを押すだけ。 なのに、でき上がりはどの料理も素晴らしく、オーブンレンジの扉を開け、焼き上がりを確認するたびに思わず笑みがこぼれた。
また、日々の生活の中でオーブンレンジをより手軽に使いこなせるよう、新搭載された「冷凍から焼き物」や「簡単調理」に加え、レンジ機能の「冷凍野菜メニュー」も、忙しい毎日を過ごしている中で非常に便利だった。さらに、5インチカラータッチ液晶の搭載や専用スマートフォンアプリ「IoLIFE」との連携機能も使い勝手がよく、お手入れのしやすさにも東芝のこだわりが感じられた。
「石窯ドームER-XD7000」を使えば、見た目にも華やかなオーブン料理を気軽に作れ、日々の食卓に「ごちそう」を並べられるようになる。筆者が感じた、そんなよろこびを、多くの人に体験してもらいたい。
石窯ドーム「ER-XD7000」をプロの実演士が紹介!

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- バックライト大型液晶表示のハイグレードモデル
- 石窯ドーム ER-XD5000
- グランブラック※専用スマートフォンアプリ「IoLIFE」に対応しません
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- ※1 2022年3月1日時点、国内家庭用100Vオーブンレンジにおいて。
- ※2 350℃での運転時間は約5分です。その後は自動的に230℃に切り換わります。温度を260℃以上に設定したときも自動的に230℃に切り換わります。また、設定温度が350℃のときは予熱温度は300℃になります。350℃は一般社団法人日本電機工業会(JEMA)「表示に関する自主基準(平成19年6月19日制定)」に準ずる。
- ※3 食材(骨つき肉やブロック肉を含む)を選択すれば、温度設定、時間設定が不要で、分量フリーの自動調理。食材の分量には、調理可能な範囲があります。
- ※4 2022年3月1日時点、国内家庭用100Vオーブンレンジにおいて。
- ※5 庫内の壁面と角皿に微細なセラミック粒子のコーディングを採用。