テレビ選びの新機軸!グローバル市場を席巻するXiaomiが手掛けるチューナーレステレビ「Xiaomi TV A Pro」シリーズ
スマートフォンやスマートウォッチ(ウェアラブル端末)でグローバル市場を席巻する総合家電メーカーXiaomi(シャオミ)のテレビがいよいよ日本で本格的に販売される。それが“チューナーレススマートテレビ”「Xiaomi TV A Pro」シリーズだ。
チューナーレステレビのメリットのひとつは価格が安いことだが、「Xiaomi TV A Pro」シリーズはそれだけではなく、機能性や画質、外観デザインにもこだわった製品だという。ここでは、その魅力を掘り下げていこう。
ブランド&製品“世界第5位のテレビメーカー”
Xiaomiのチューナーレステレビ
日本ではまだなじみのない人もいるかもしれないが、Xiaomiは冒頭のとおり総合家電メーカーだ。スマートフォンやタブレット端末、その周辺機器としてのワイヤレスイヤホンなどが特に人気だが、そのほかにもプロジェクターや掃除機、空気清浄機など、「総合」メーカーと呼ぶにふさわしい幅広い製品ラインアップが揃えられている。
グローバル市場を見ればXiaomiは「テレビ総出荷台数で第5位」(※2019〜2022年)という大手テレビメーカーでもある。そのXiaomiのテレビが満を持して日本に上陸するというわけだ。
そしてXiaomiの日本展開第1号となるテレビが「Xiaomi TV A Pro」シリーズ。32、43、55、65V型のサイズを揃えるチューナーレステレビで、43V型以上のサイズは4K(3,840×2,160)解像度、32V型モデルのみHD(1,366×768)解像度のディスプレイを搭載する。
※出典:Sigmaintell, Aug. 2023 2023〜2024 Global TV set and panel market dynamic and outlook
「Xiaomi TV A Pro」シリーズの市場想定価格は32V型が32,780円、43V型が54,870円、55V型が76,780円、65V型が109,780円(いずれも税込)。大型サイズでも購入しやすい価格が魅力のひとつ
チューナーのないテレビはシンプルな「モニター」なのではないかと思われるかもしれないが、「Xiaomi TV A Pro」シリーズはOSに「Google TV」を採用している。ここが、本シリーズがスマートテレビと呼ばれる理由であり、単なる「モニター」との大きな違いだ。「Xiaomi TV A Pro」シリーズは単体でNetflixやAmazonプライム・ビデオ、YouTubeなどをはじめとする各種動画配信サービスにダイレクトにアクセスでき、映画などのコンテンツを自由に楽しめる。
OSに「Google TV」を搭載した本シリーズでは、電源を入れればすぐに動画配信サービスにアクセスできる。リモコンにダイレクトボタンのあるNetflix、Amazonプライム・ビデオ、YouTubeだけでなく、そのほかのアプリも「Google Playストア」からダウンロードして利用可能だ
リモコンはBluetoothで接続されるため、テレビ本体に向けなくても操作できる。さらに「OK Google」と音声コマンドを発話するか、リモコンのGoogleアシスタントボタンを押せば、動画コンテンツの検索や音楽再生、テレビの基本操作などを声で行える
あえてチューナーレステレビを選ぶ理由とは
ぜひ触れておきたいのが、チューナーレステレビならではのメリットだ。それはアンテナの配線が不要であること。一般的なテレビの場合、設置する場所はどうしてもアンテナ線のある壁付近に限られてしまいがち。いっぽうのチューナーレステレビでは、Wi-Fiに対応しているため、電源さえ取れれば動画配信サービスへアクセス可能。アンテナ線の場所にとらわれずにテレビを部屋の好きな場所に設置できる、自由度の高さが大きなメリットになる。
ここで補足しておくべきは「Xiaomi TV A Pro」シリーズでもテレビ番組が見られないわけではないということ。TVer、FOD、NHKプラス、TELASAなど、「Google Playストア」でダウンロードできるアプリをインストールすれば、テレビ放送されている番組視聴もスムーズ。もちろん、ブルーレイレコーダーをつないでおけば、レコーダーに溜めた録画番組の視聴もできる。
購入しやすい価格や、さまざまな動画配信サービスにすぐにアクセスできる高機能、設置のしやすさが揃った「Xiaomi TV A Pro」シリーズ。主に映画を見るための2台目のテレビとしてファミリー向けに、あまりテレビ放送を見ないというひとり暮らしの人向けに、実にちょうどよい選択肢だと言えるのだ。
画質&音質4K&Dolby Vision対応で
映画を十全に楽しめる
続いて、画質・音質についてのスペックを確認していく。まず、画質に関する重要スペックは解像度とHDR(ハイダイナミックレンジ)対応だろう。解像度は32V型を除いて4K(3,840×2,160)、HDRはHDR10に加えてHLG、Dolby Visionに対応と必要十分。
Netflixの映画などで採用されているDolby Visionにも対応しているわけで、これは現在提供されるサブスクリプション型動画配信サービスの最高フォーマットを楽しめるということ。
また、音質に関するスペックとして公開されているのは12W×2のステレオスピーカーを搭載(32V型のみ10W×2)していること。さらに、Dolby AudioとDTS:Xのデコードに対応。映画を楽しむための画質・音質のスペックが充実していることから、安さだけを追い求めたチューナーレステレビではないことが見て取れる。
価格.comスタッフが画質と音質をチェック
画質・音質にもこだわった「Xiaomi TV A Pro」シリーズはどのような映像を見せてくれるのか、55V型モデルの「Xiaomi TV A Pro 55」を使ってDolby Visionを含む4K/HDR作品を確かめてみた。
やはり美しい再現性を感じられるのはHDR、特にDolby Visionの映像だ。4Kならではの解像感や、赤の発色のよさがしっかりと際立つ。映画作品では、暗がりの中で人が動くようなシーンでも階調を出し、そこに光が差し込めばまぶしいほどの輝きを感じさせてくれる。
そもそもHDRとは、表現できる明るさの幅が広い映像の規格のこと。この輝きを見れば、HDR映像とはこういうものなのか、と納得できるはずだ。
普段使いのテレビとしては、広視野角が確保されているのもありがたい。斜めから見ても色の変化が少ないのだ。アンテナ線の場所にとらわれないだけでなく、多少斜めから見ても問題ないという特徴は、設置性の高さを補強する大きなポイントだ。
音質についてはセリフを立たせたテレビの本道を行くと言えるチューニング。YouTubeを見ても映画を見ても人の声の通りがよく、聞き取りやすい。
映画視聴時にぜひ使いたいのは仮想サラウンド再生機能であるDTS Virtual:Xだ。設定画面から「ディスプレイと音」→「音」と深く階層を潜る必要があるが、効果は大きい。「DTSサウンドバーチャライザー」という項目をオンにすると、セリフの通りはそのままに効果音の広がりが得られた。
狭額縁デザインインテリアになじみ、
映像の没入感を生む狭額縁デザイン
最後に特筆すべきは、どんなインテリアにもなじむ上質な狭額縁デザイン。「Xiaomi TV A Pro」シリーズではメタルフレームの狭額縁デザインが採用され、シンプルかつ上質にまとめられている。
画面を取り囲む額縁(ベゼル)が非常に狭く、むだのないデザイン。その額縁はメタルフレームで高級感のある仕上がりだ。写真は55V型。32V型以外は脚が中央にまとまって設置しやすいタイプで、ヘアライン風に仕上げられている
この狭額縁デザインが、映像への没入感を高める効果も生むことにも注目したい。特に映画を見るとき、部屋の照明を落として作品を再生してみてほしい。すると、薄暗い空間に映像だけが浮かび上がるような不思議な感覚になる。額縁が狭いのでテレビの境界線を意識することなく、映像だけに集中できるのだ。
このときのポイントは「画像モード」を「映画」や「HDR映画」(HDR10時)、「Dolby Visionダーク」(Dolby Vision時)など、暗い部屋での視聴を前提としたモードとすること。ひと手間かけるだけで日常から離れた没入感を得られる。
まとめテレビ選びの新機軸となる
高コスパモデル
「Xiaomi TV A Pro」シリーズは、機能性にすぐれ、使いやすく、しかも価格は手ごろ。つまりはコストパフォーマンスが高いテレビだ。
チューナーレステレビというカテゴリーは、日本でこれから浸透していくはずだが、本シリーズはその道を切り拓く存在になるかもしれない。少なくとも、これまでなじみのなかったチューナーレステレビをより身近にする製品であることは間違いない。
これまで「テレビ」と言えば当然に放送波受信のためのチューナーが搭載されているものだったが、これからはチューナーレステレビも選択肢に入ってくることだろう。「Xiaomi TV A Pro」シリーズは、積極的に指名するチューナーレステレビとして、テレビ選びの新機軸となる製品なのだ。
なお、発売当初はKDDI独占販売だった「Xiaomi TV A Pro」シリーズだが、現在は販売チャンネルを拡大。さらに、2024年1月8日までは最大16,500円(65V型の場合)割引のキャンペーンも実施中だ。現在の最安価格は価格.comでチェックを。














