
壁にピタッと設置&好みにカスタムひとり暮らしにぴったり!
ハイアールの
“技あり”冷蔵庫「freemo」
ひとり暮らし向けの冷蔵庫は、外観や機能にそれほど大きな差がないため、とりあえず部屋に置ければいいと思っている人は多いのではないだろうか。そんな人に注目してほしいのが、ハイアール「freemo(フリーモ)」だ。スリムボディなのに大容量、それでいて使い勝手もバッチリ。と、ここまでだとよくあるスリムな冷蔵庫だが、壁際ギリギリに置ける構造や自分好みに着せ替えられる遊び心など、ほかにはない魅力がたくさんある。ひとり暮らし歴3年の価格.comスタッフがいいと思った「freemo JR-SX21A」(以下、「freemo」)のポイントを紹介しよう。
設置場所に困らない! ピタ付けできる幅約45cmのスリムな冷蔵庫
省スペースに設置できる小型・スリムさをウリとする冷蔵庫はあるが、「freemo」はただスリムなだけではない。本体幅453mmの超スリムボディに加え、壁際ギリギリに設置できるのが特徴だ。ひとり暮らし向けに多い200Lクラスの冷蔵庫の場合、放熱とドアを開けるためのスペースとして、左右20mm以上空けるのが一般的。それに対し、「freemo」は壁からたった4mm離すだけで設置できる。ドアを90度開けたときにドアが本体より外側に出ない新開発のヒンジ構造を採用しているので、壁際ギリギリに設置しても壁や家具にドアがぶつからないのだ。しかも、ドアを90度開ければトレイや棚の引き出しなど、中のものをすべて出し入れ可能。つまり、両側に家具や壁があっても約460mmのスペースがあれば設置できる。ちょっとした隙間やワンルームなど限られたスペースに設置しやすい冷蔵庫だ。

ひとり暮らしにぴったりな“技あり”冷蔵庫
freemo
スリムなのに大容量! 冷凍室は引き出し式3段の74L

スリムなデザインはいいけれど、そのぶん、食品があまり入らないのではないかと懸念している人もいるだろう。だが、安心してほしい。容量は208Lと、たっぷり。本体幅が500mm以下の冷蔵庫で200L以上の容量を確保したモデルは市場にはほとんど見当たらないので、大きな魅力だ。近年は、まとめ買いで冷凍食品をストックしたり、ホームフリージングしたりするニーズが高く、冷凍室の容量が大きなモデルが人気だが、「freemo」もそうしたトレンドをしっかりキャッチしており、74Lの大容量冷凍室を確保。しかも、引き出し式のトレイ2つとバスケット1つの3段構造。整理整頓しやすいだけでなく、奥のほうに入れた食品も取り出しやすいので気づかずに食品をムダにすることも防げる。また、バスケットが透明で、500mLペットボトルを立てて入れられる深さがあり、冷凍食品を縦に並べられるのも便利。もちろん、ファン式なので霜取りの手間はない。

ひとり暮らしにぴったりな“技あり”冷蔵庫
freemo
冷蔵室も大容量! 使い勝手もいい
冷凍室だけでなく、冷蔵室の容量も134Lと大きい。3つあるドアポケットの下段には2Lペットボトルを3本入れられ、中段は500mL缶を収納できる高さを確保。こうした飲料品は結構場所を取るため、ドアポケットにこれだけ入れられるのはありがたい。冷蔵庫内の棚は、鍋などの重たいものも安心して載せられ、汚れを拭き取りやすい強化ガラス。中段の棚は、2段階で高さを変えられる。さらに、便利だと思ったのが、冷蔵室下段のフレッシュボックス。肉や魚など、におい移りが気になる食品を入れるのに役立つだけでなく、前面からでも上面からでも中を確認しやすいのがいい! いちいち開けなくても奥まで見わたせるので、開け閉めの手間やフードロスが減らせる。ちなみに、「freemo」のサイズは453(幅)×632(奧行)×1,775(高さ)mmと高さがあるが、身長159cmの筆者の場合、最上段の棚にある食品も楽に取り出せた。明るいLEDが搭載されているので、下のほうの奥側まで見やすさはバッチリだ。

ひとり暮らしにぴったりな“技あり”冷蔵庫
freemo
部屋や自分にぴったりな冷蔵庫に着せ替えられる
ひとり暮らしではテレビを見たり、就寝したりする部屋と同じところに冷蔵庫を設置することが多い。そのため、こだわって部屋をコーディネイトしている場合、冷蔵庫が世界観を壊すこともある。その点「freemo」には「パールホワイト」と「ナチュラルベージュ」のカラーバリエーションがあり、どちらも“冷蔵庫”感は控えめ。側面をダークグレーにしているのも気が利いている。そのままでもインテリアとの調和は高いが、もっと部屋に調和させたいなら別売の「マグネットカバー」を使うといい。モダンな柄、北欧テイスト、ゲーミングルーム風など10種類に加え、美術作家 植田志保氏、ボンドアーティスト 冨永ボンド氏とのコラボレーションデザインの2種類が用意されており、前面パネルに付けるだけで着せ替えられる。マグネット式なので付け外しは簡単で、剥がしてもベトベトしないため、引っ越しや模様替えのときに家具を替える感覚で着せ替えられて楽しい。

ひとり暮らしにぴったりな“技あり”冷蔵庫
freemo
もう“とりあえず”で選ばない! 指名買いしたくなる冷蔵庫
最近は、ひとり暮らし向けの冷蔵庫にもデザイン性を意識したモデルが増えてきたが、その中でも「freemo」は目を引く存在。シックで“いかにも冷蔵庫”という感じがあまりないだけでなく、「マグネットカバー」でカスタムできるのがワクワクさせてくれる。インテリアにこだわっている人や、人とは違う冷蔵庫が欲しい人は、この点だけでも購入時の候補にあがるだろう。ただ、「freemo」の魅力はそれだけではない。壁際近くに設置でき、ドアを90度開ければ中のものが取り出せる構造が秀逸。限られた設置スペースで重宝するほか、配置したときにすっきりと見えるのもいい。使いたくなる要素が満載の「freemo」はひとり暮らしする人が“指名買い”したくなる冷蔵庫だと言える。