驚きの高コストパフォーマンスを実現 ひとり暮らしにぴったりな Comfee'の風乾燥機能付き縦型洗濯機「CAC06EW70」登場!
ひとり暮らしのサニタリールームに設置しやすいコンパクトボディや、必要十分な機能、手ごろな価格。そんな条件で洗濯機の購入・買い替えを検討しているのなら、Comfee'(コンフィー)の縦型洗濯機「CAC06EW70/T-S1」に注目してみてはどうだろう? 価格.comでの最安価格が3万円台※という手ごろな価格でありながら、脱水槽の遠心力と通風口から取り込んだ空気で衣類を高速乾燥させる風乾燥機能を搭載しているのが大きな特徴で、価格以上の満足度が味わえる、完成度の高い1台に仕上がっている。早速、その実力をチェックしていこう。※税込。2024年11月15日時点。
洗浄力試して実感。
頑固な汚れも落とす確かな洗浄力
冷蔵庫やキッチン家電、エアコンなど、シンプルで使いやすい家電製品をリーズナブルな価格で展開しているグローバルブランド、Comfee'(コンフィー)。同ブランドでは、ひとり暮らし向けの家電製品を数多く展開しているが、2024年10月、そんな世帯にぴったりな縦型洗濯機「CAC06EW70/T-S1」が発売された。
価格.comでの最安価格は、ズバリ、34,300円(2024年11月15日時点)。7kgという十分な洗濯容量を持ちながら、3万円台という手ごろな価格はそれだけで魅力だが、「でも、性能は“それなり”なんでしょ?」と、一抹の不安を覚えるのも確かである。とりわけ、洗濯機の基本性能となる洗浄力については、どれだけ汚れを落とせるのかが気になるところだ。というわけで、まずは、「CAC06EW70/T-S1」の洗浄力からチェックしていこう。
ワールドワイドに製品を展開するグローバルブランド、Comfee'から発売された縦型洗濯機「CAC06EW70/T-S1」。洗濯・脱水容量7kgの「CAC06EW70/T-S1」に加え、洗濯・脱水容量6kgの「CAC06EW60/T-S1」、5.5kgの「CAC06EW55/W-S1」も用意されている
独自開発されたステンレス製の洗濯槽を備える「CAC06EW70/T-S1」は、「標準/つけおき/念入り/おしゃれ着/毛布/スピード/槽洗浄/槽乾燥」の8つの洗濯コースが用意され、衣類の種類や汚れ具合に合わせて洗濯できる。「衣類を新品のように清潔にする」という触れ込みだが、そこは論より証拠。早速、洗浄テストを行ってみることにした。
白いTシャツに、醤油、クレヨン、口紅を塗布。一般的な洗濯機では、どれも落ちにくい汚れだが、「標準」コースで洗濯してみたところ、これはお見事、いずれの汚れもきれいに落ちており、爽やかな白が蘇っているではないか。3万円台という価格から、「さすがに予洗いなしでは落としきれないのでは?」と思っていただけに、この結果には素直に驚いた。また、ワイシャツ1枚、靴下1足、ハンカチ1枚をスピードコースで洗濯してみたところ、約28分で洗濯が完了。翌朝に着る仕事着もスピーディーに洗えるのはありがたい。
必要十分な洗浄力を備える「CAC06EW70/T-S1」。「標準/つけおき/念入り/おしゃれ着/毛布/スピード/槽洗浄/槽乾燥」の8つの洗濯コースが用意されており、衣類の種類や汚れ具合に応じて適切な洗濯コースが選べる
Tシャツに塗布したのは、醤油、クレヨン、口紅。いずれも付いてしまうと、「しまった!」と頭を抱える落としにくい汚れだが、「標準」コースできれいに洗い落とすことができた。予洗いなしで、ここまできっちり汚れが落とせるのはうれしい限りだ
風乾燥ヒーターを使わない「風乾燥」で
部屋干し時間を短縮
納得の洗浄力を確認できたところで、続いては、「CAC06EW70/T-S1」の最大の特徴である「風乾燥」をチェックしていこう。
本機の「風乾燥」は、ヒーターを使用せず、脱水槽の遠心力と通風口から取り込んだ空気で衣類を高速乾燥させる仕組み。洗濯した衣類を完全に乾かすことはできないが、ヒーターを使用する乾燥機能に比べて電気代が抑えられるうえ、部屋干しの乾燥時間を短縮できるのが、忙しい日々を送るひとり暮らし世帯にはありがたい。強力な風で乾燥させるためだろう、縦型洗濯機の乾燥機能にしては衣類のシワが少なく、乾きにくい厚手のスウェットや、パンツのポケットもかなりの割合で乾いていた。また、バスタオルを洗濯・乾燥し、その後部屋干ししてみたところ、パイルがしっかりと立ち上がり、ふわふわに仕上がったのも好印象だ。
Tシャツ、パンツ、靴下、バスタオルなどを実際に洗濯・乾燥してみたが、感覚値としては、8割程度乾いている印象。ヒーターを使用する乾燥機能に比べて電気代が抑えられるうえ、部屋干しの乾燥時間を大幅に短縮できるのがありがたい
デザイン設置しやすい薄型ボディ。
スタイリッシュな強化ガラスドアでデザイン性にも大満足
ひとりの部屋ではサニタリースペースが比較的狭く、洗濯機の設置スペースに余裕がないことも多い。それだけに、「CAC06EW70/T-S1」のコンパクトなボディにはグッと心をつかまれた。
ボディサイズは、560(幅)×555(奥行)×994(高さ)mm。奥行きを抑えた薄型ボディは狭めの洗濯機置き場でも設置が可能で圧迫感がない。また、耐摩耗性・耐傷性・耐久性にすぐれた、スタイリッシュな強化ガラスドアカバーが装備されているなど、機能性とデザイン性をうまく両立させている。“ミニマル”という形容がしっくりくる、むだをとことん省いたシンプルな外観だ。
耐摩耗性・耐傷性・耐久性にすぐれた強化ガラスドアカバーを採用。スタイリッシュな雰囲気を醸し出す、ミニマルデザインのポイントとなる部分だ。強化ガラスドアカバーは「バタン」と閉じるのではなく、手で軽く押すと、ゆっくりと閉まるため、高級感がある。細部までしっかり作り込まれている印象だ
リーズナブルな価格ながら、槽洗浄・槽乾燥機能を備え、洗濯槽を清潔に保ってくれるのもありがたい。強力な水流で洗剤の残留物や汚れを洗い流すとともに、脱水槽の遠心力による回転と、内部・外部の空気を循環させて洗濯槽を乾燥させる仕組み。これにより、湿気のある場所を好むカビの発生や異臭を防いでくれるのだ。
まとめひとり暮らし世帯が導入しやすい、
高コストパフォーマンスモデル
3万円台※というプロフィールを見て、真っ先に浮かんだ言葉は、「安かろう悪かろう」。リーズナブルな半面、性能・機能はそこまで期待できないのでは? と考えていたのだ。しかし、どうだろう。実際に「CAC06EW70/T-S1」で洗濯してみると、しつこい汚れがすっきりと落ち、高い洗浄力にまず納得。独自の「風乾燥」を採用した乾燥機能にも不満はなく、ヒーターを使用する乾燥機能に比べて電気代が抑えられるうえ、部屋干しの乾燥時間を短縮できるのがありがたい。気になるボディデザインについても、ひとり暮らし世帯のニーズにマッチする、コンパクトかつスタイリッシュな仕上がりとなっていた。気づけば、いい意味で予想を裏切られ続けることとなった、今回のレビュー。その完成度の高さを知れば知るほど、3万円台※というリーズナブルな価格に改めて驚かされる、ひとり暮らし世帯が導入しやすい、抜群のコストパフォーマンスを実現した洗濯機だった。※税込。2024年11月15日時点。