仕上がりのよさもコスパも手に入るドラム式洗濯乾燥機の新たな選択肢
ハイアール「DeLAITO」誕生
\ この製品のポイント /
- ハイアールのドラム式洗濯乾燥機はコンパクトで設置性◎
- ハイスペックで仕上がりが心地いい「Advance」シリーズ
- 高コスパで機能性が高い「Step」シリーズ
ハイアールから約13年ぶりにドラム式洗濯乾燥機「DeLAITO(ディライト)」が登場! 本機は、洗濯・乾燥後に洗濯槽を自動換気する「風通し運転」や、フィルター掃除をラクにする「ホコリ落とし自動流水レーン」など、使用する人のことを考えた独自技術を搭載。世界市場で実績を積み上げる同社の技術力が存分に発揮された、力のこもったシリーズに仕上がっている。この気になるモデルを、価格.comがさっそくチェックしてみた。
01 / コンセプト「DeLAITO」は縦型からも置き換えやすいコンパクト&ロー設計
世界有数の白物家電メーカーとしてのスケールメリットと高い技術力を背景に、高コストパフォーマンスな家電を提供しているハイアール。2025年には、世界市場における洗濯機の販売台数約2,900万台を誇り、販売台数シェア17年連続第1位※1を獲得するなど、世界中の消費者から大きな支持を集めている。
そんなハイアールが日本市場にドラム式洗濯乾燥機を投入するのは、なんと約13年ぶりのこと。その完成度が気になっている人も多いことだろう。そこで今回は、日本市場に投入されたハイアールのドラム式洗濯乾燥機「DeLAITO」をチェックしてみた。
※写真は「JW-FXH130A」
ハイアールが約13年ぶりに投入する“コンパクト”ドラム式洗濯乾燥機「DeLAITO」。“コンパクト”と銘打つだけあって、シリーズの全モデルが幅595mm、高さ943mmというコンパクト&ロー設計を採用している
「DeLAITO」を目の前にして真っ先に感じたのが“小さい”ということ。一般的なドラム式洗濯乾燥機に比べて明らかに高さが低く、横幅が狭い。「これで洗濯・脱水容量が13kgもあるの?」と思うほどにコンパクトだ。
その理由をハイアールに尋ねたところ、洗濯槽を斜めではなく水平に設置することで、幅595mm、高さ943mmというコンパクトサイズが実現できたのだと言う。この大きさなら、搬入経路の制約でドラム式洗濯乾燥機の導入を断念してきた家庭でも設置しやすく、洗濯機の上のスペースもむだなく活用できる。縦型洗濯機からの置き換えを具体的に検討できる、待望のモデルとなりそうだ。
※写真は「JW-FP100A」
洗剤の投入やお手入れなどが前面で行えるフロントオペレーション設計も「DeLAITO」の特徴。これにより洗濯機の天面がフラットになり、上に棚を設置して物を置くなど、スペースの限られたサニタリールームをより広く活用できる※2
幅広いライフスタイルに対応するラインアップ構成
「DeLAITO」は、乾燥方式の異なる2シリーズを展開。ハイスペックモデルとなる「Advance」シリーズは、ヒートポンプ式乾燥を採用したモデルで、「JW-FXH130A」(洗濯・脱水13kg/乾燥7kg)と「JW-FH120A」(洗濯・脱水12kg/乾燥6kg)の2機種を用意。スタンダードモデルとなる「Step」シリーズは、PTCヒーター式乾燥を採用した高コストパフォーマンスなモデルで、「JW-FP100A」(洗濯・脱水10kg/乾燥5kg)に加え、液体洗剤・柔軟剤自動投入機能の有無が異なる「JW-FP80A」「JW-FP8B」(洗濯・脱水8kg/乾燥4kg)の3機種をラインアップしている。
「DeLAITO」ラインアップ・機能一覧
| 「Advance」シリーズ | 「Step」シリーズ | ||||
| 製品画像 | ![]() |
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| 製品型番 | JW-FXH130A | JW-FH120A | JW-FP100A | JW-FP80A | JW-FP8B |
| 容量 (洗濯・脱水/乾燥) | 13kg/7kg | 12kg/6kg | 10kg/ 5kg | 8kg/4kg | 8kg/4kg |
| 乾燥方式 | ヒートポンプ式乾燥 | PTCヒーター式乾燥 | |||
| 3Dふわシャキ速乾 | ◯ | ― | ― | ― | ― |
| 風通し運転 | ◯ | ◯ | ― | ― | ― |
| 濃密泡づつみ洗浄 | ◯ | ◯ | ― | ― | ― |
| Haismartアプリ対応 | ◯ | ◯ | ― | ― | ― |
| ケア乾燥モード | ― | ― | ◯ | ◯ | ◯ |
| ホコリ落とし 自動流水レーン | ― | ― | ◯ | ◯ | ◯ |
| 液体洗剤・柔軟剤 自動投入 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ― |
| 扉パッキン 自動おそうじ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
各モデルの機能を比較すると、子どもがいるなど洗濯・乾燥の頻度が高い家庭は、多機能で高性能な「Advance」シリーズを、夫婦ふたり暮らしや単身世帯は、高コストパフォーマンスでお手入れ性能などにこだわった「Step」シリーズを選ぶのがよさそうだ
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02 / Advanceシリーズ業界初※3の機能で、ふんわりと心地よい仕上がりのハイスペックモデル
洗濯容量12kg以上の大容量モデルを取り揃え、洗濯量の多い家庭に適した「Advance」シリーズは、洗濯・乾燥ともにすぐれた仕上がりが期待できるハイスペックなシリーズだ。
とりわけ乾燥機能に力が入っており、日本市場モデルとして初めて※4「3D湿度センサー」(※「JW-FXH130A」のみ対応)を採用しているのが大きなトピックだ。しっかり乾燥させたはずなのに、ジーンズのポケットやパーカーのフードの裏側が生乾きだったという経験がある人は多いと思うが、本機は、「3D湿度センサー」を活用して衣類内部の水分量を検知しながら乾燥運転を行う「3Dふわシャキ速乾」を搭載。部分的な生乾きを抑えて、むらのないしっかりとした乾燥が期待できる。
「3Dふわシャキ速乾」のメリットは、それだけにとどまらない。衣類内部の水分量を検知しながら乾燥させるため、乾燥時間を最適化でき、結果として乾かし過ぎによる衣類のダメージも抑制できる。何ともいいことずくめの乾燥機能と言えるだろう。
3D湿度センサー
ドア下部に設けられたU字状の機構が「3D湿度センサー」。タッチパネルなどと同様の静電容量式のセンサーで、やや離れた位置にある洗濯物の水分量まで検知できる。洗濯機を特別なデモモードにして、乾いたタオルと内側を濡らしたタオルを順番にセンサーにかざしてみると、それぞれ28%、63%と検知された。確かに衣類内部の水分量まで測れるようだ
「3Dふわシャキ速乾」の仕上がり具合をチェック。「JW-FXH130A」で洗濯・乾燥したセーターは洗濯・乾燥前に比べてやや縮んだが、その縮みはごくわずかだった。「3Dふわシャキ速乾」はそれだけ衣類へのダメージが少ないということだ
洗濯・乾燥後に洗濯槽内を換気する業界初※3の「風通し運転」
業界初※3の「風通し運転」に対応したのも「Advance」シリーズの大きな特徴。縦型洗濯機では、洗濯後に槽内を乾燥させるため、フタを開けたままにしている人もいると思う。この効果をドラム式洗濯乾燥機でも実現しようとしたのが「風通し運転」だ。
「風通し運転」は、ドアを閉めたままファンで外気を取り込んで槽内を換気するので、槽内に留まっていた湿気が素早く取り除かれ、カビの発生を抑制する。しかも、槽内から素早く湿気を取り除くことで、乾燥させた衣類への湿気戻りを低減できるメリットまであるという。
外気はファンで取り込むだけなので、電気代の目安は1時間あたり約2.1円※5。洗濯槽でのカビの発生を抑制でき、乾燥後の衣類をふわふわの状態で長くキープできるなら、この機能をフル活用しない手はない。
風通し運転
独自の「濃密泡づつみ洗浄」でしっかりと洗浄
もちろん、洗濯機の基本機能となる洗浄力も高い。本機は、洗剤と水をあらかじめ混ぜ合わせ、泡立てた洗剤液を衣類にシャワーする「濃密泡づつみ洗浄」を採用している。しかも、生成される泡はドラム式洗濯乾燥機のたたき洗いに適した濃密な状態なので、繊維の奥の汚れまで洗剤の効果がしっかりと届く。
下に掲載したのは、「濃密泡づつみ洗浄」の洗浄力を試してみた結果だ。ご覧のとおり、衣類に付着させたさまざまな汚れをすっきりとキレイに落としてくれた。
洗濯メニューも豊富だ。コンプレッサー、ファン、モーターをインバーター制御し、消費電力量を約14%(定格7kg時)抑制する「省エネコース」※6(「※JW-FXH130A」のみ対応)や、夜間の運転に適した「おやすみコース」、アウトドアウェアの撥水性能を復活させる「はっ水ケアコース」など、便利なコースを搭載。前面上部のフルフラットなタッチパネルディスプレイとアイコニックなダイヤルで、直感的に操作できる
「Advance」シリーズは、ハイアールの洗濯機として初めてIoT機能に対応。洗濯機を自宅のWi-Fiに接続させれば「Haismartアプリ」で遠隔操作ができる。帰宅時間に合わせて乾燥を完了させたり、洗濯・乾燥の終了通知や液体洗剤・柔軟剤の残量低下通知を受け取ったりと、忙しい共働き家庭も大助かりだ
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03 / Stepシリーズコストパフォーマンスが高く、機能はしっかりのエントリーモデル
「Step」シリーズは、夫婦ふたり暮らしや単身世帯に適した洗濯・脱水容量10kgと8kgのモデルをラインアップ。今回メインでレビューする「JW-FP100A」は、なんと価格.com最安価格108,060円(税込、2026年3月27日時点)と、抜群のコストパフォーマンスを実現しているのが魅力だ。初めてのドラム式洗濯乾燥機としても大注目のモデルとなるだろう。
「JW-FP100A」がスゴイのは価格だけではない。乾燥機能には低価格帯モデルで採用例の多いニクロム線のシーズヒーターではなく、半導体が一定の温度まで発熱するPTCヒーターを採用。これにより、衣類の乾き具合に応じて3段階で温度管理する「ケア乾燥モード」が実現されている。ヒートポンプ式乾燥ではないものの、熱によるダメージを抑えながら衣類をやさしく乾燥できるわけだ。
コストパフォーマンスと機能性を高次元で両立したハイアールの家電の真骨頂が、この「JW-FP100A」と言えよう。
ヒーター式乾燥は一般に、ヒートポンプ式乾燥と比べて乾燥温度が高く、衣類へのダメージが大きいとされる。しかし「Step」シリーズなら大丈夫。特に衣類が縮みやすい仕上げ工程では、「ケア乾燥モード」が乾燥温度をヒートポンプ式とほぼ同じ約60度に抑えることで、衣類へのダメージを低減するという
「Step」シリーズは洗浄力も申し分ない。そもそも水平ドラムはその構造上衣類が絡みにくく、高い位置から衣類をたたきつけられるので、斜めのドラムよりも洗浄力が高い。スタンダードモデルながら、洗剤の酵素を活性化して洗浄する「お湯洗いコース」にも対応しているので、皮脂汚れや黄ばみはもちろん、ニオイの原因菌までしっかりと取り除ける※7
「Step」シリーズはお手入れ性の高さにも注目
衣類を乾燥させた空気には、糸くずやホコリが多く含まれるもの。ドラム式洗濯乾燥機は、この糸くずやホコリのお手入れが大変なことが多いが、「JW-FP100A」は「ホコリ落とし自動流水レーン」と呼ばれる独自の機構を搭載することで、お手入れの手間をグッと低減している。
「ホコリ落とし自動流水レーン」とは、乾燥に使用した空気に含まれる糸くずやホコリを、乾燥フィルターに到達する手前で洗い流すという独自のメンテナンス機能。除湿用の冷却水を使った水のカーテンでざっと糸くずやホコリを洗い流してから、乾燥フィルターを通すので、フィルターが目詰まりしにくく乾燥性能を長く維持できるうえ、使用後のお手入れの負担まで低減されるというわけだ。
ほかにも、ドアパッキンに残った泡やホコリを自動で洗い流す「扉パッキン自動おそうじ」や「液体洗剤・柔軟剤 自動投入」(※「JW-FP8B」を除く)にも対応。「JW-FP100A」は価格を超えた価値を提供する、使い勝手のいいドラム式洗濯乾燥機となっている。
ヒーター式乾燥は、乾燥後の湿った空気を冷やして除湿するために水道水を活用するのが一般的。「Step」シリーズは、この冷却水を独自形状の経路でシャワー状にすることで、乾燥後の空気に含まれる糸くずやホコリを洗い流す。そのため、乾燥フィルターに付着する糸くずやホコリが少ない
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04 / まとめ「Advance」と「Step」で広がるチョイス。あなたにぴったりのドラム式洗濯乾燥機が選べる
以上、ハイアールのドラム式洗濯乾燥機「DeLAITO」をチェックしてきたが、「Advance」シリーズと「Step」シリーズでは、適するユーザー像が異なっていることがわかるだろう。
「Advance」シリーズは、「3Dふわシャキ速乾」や「風通し運転」といった機能に代表されるように、ヒートポンプ式乾燥による上質な仕上がりが得られるモデルだ。また、「濃密泡づつみ洗浄」によってすっきりとキレイに汚れを落とせるため、毎日の洗濯・乾燥の満足度を高めたい家庭に適していると言える。さらに、洗濯・乾燥容量13kg、12kgという大容量モデルをラインアップするため、洗濯の量が多い家庭もチェックすべきだろう。
いっぽう「Step」シリーズは、PTCヒーターを採用した「ケア乾燥モード」によって衣類へのダメージを抑えつつ、手ごろな価格を実現したのが特徴だ。洗濯・乾燥容量は10kg、8kgとなるので、新生活にあたって家電の購入金額を抑えておきたい夫婦ふたり暮らしや単身世帯に適していると言えるだろう。また、「ホコリ落とし自動流水レーン」によってお手入れの手間が低減されているので、初めてのドラム式洗濯乾燥機を購入する人にもちょうどいい選択肢となりそうだ。
とはいえ、いずれのシリーズを選んでも、「DeLAITO」ならではのコンパクト&ロー設計のメリットは変わらない。住まいの制約でドラム式洗濯乾燥機を導入できずにいた人にも朗報となるはずだ。ドラム式洗濯乾燥機の新たな選択肢、ハイアール「DeLAITO」に注目だ。
05 / 製品ラインアップハイアール ドラム式洗濯乾燥機「DeLAITO」
「Advance」シリーズ
「Step」シリーズ
- ※1ユーロモニター「Global Major Appliances 2025 Brand ランキング」にて
- ※2安全にお使いいただくため、棚を設置する際は、洗濯機の振動の影響を受けないように洗濯機から離して設置してください。
- ※32026年1月ハイアール調べ、運転終了後の弁開閉とファンによる強制排気において
- ※42026年1月ハイアール調べ
- ※5電力料金目安単価31円/kWh(税込)【家電公取協調べ。2022年7月改定】で計算。風通し運転の最長運転時間は3時間です。
- ※6<定格7kg時>「標準」コース・洗濯〜乾燥・消費電力量 約980Wh、「省エネ」コース・洗濯〜乾燥・消費電力量 約840Wh (一社)日本電機工業会自主基準「乾燥性能評価方法(2009年11月19改訂)」による
- ※7試験依頼先:(一財)日本食品分析センター、試験方法 :菌液付着試験布の生菌数測定、除菌方法 :加熱高温水(除菌コース)による、対象部分 :ドラム内の衣類、試験結果 :99%以上























