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レンズの選び方

レンズの選び方

  • RF70-200mm F2.8 L IS USM Z [ホワイト]
  • NIKKOR Z 24-120mm f/4 S
  • FE 70-200mm F2.8 GM OSS II SEL70200GM2
  • 24-70mm F2.8 DG DN II [ソニーE用]
  • 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD (Model A071)
  • OM SYSTEM M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS II

デジタル一眼カメラの醍醐味は、レンズを交換することでさまざまな表現を楽しめることです。しかし、レンズは種類が多く価格もさまざまで、どれを選んだらいいかわからないという人も多いのでは? ここでは、レンズの基礎知識をはじめ、注目すべきポイントなどを解説します。

2025/2/28 更新

レンズのトレンドをチェック

まずは、価格.comでどういったレンズの人気が高いのかを紹介します。大きく3つのポイントがあります。

遠くの被写体を大きく撮れる望遠ズームレンズが人気

RF200-800mm F6.3-9 IS USM

レンズ製品のなかでも特に人気が高いのが「望遠ズームレンズ」です。子どもの運動会や野鳥など、被写体に近づけない場面で遠くから大きく撮りたいときに重宝します。初心者向けの比較的手ごろなモデルから、プロ向けの高価で大きなモデルまで幅広く揃っています。

望遠ズームレンズを探す

お手頃価格で高品質なサードパーティー製レンズも選ばれている

11-20mm F/2.8 Di III-A RXD (Model B060) [キヤノンRF用]

レンズを選ぶ際は、カメラメーカーの純正品だけではなく、シグマやタムロンなどが展開するサードパーティー製レンズにも注目しましょう。純正品に比べると価格が手ごろなうえ品質もよく、価格.comでも人気を集めています。

シグマ(SIGMA)、TAMRON(タムロン)のレンズを探す

一眼カメラにあわせてレンズもミラーレス用が主流に

Z f 40mm f/2(SE)レンズキット

一眼カメラの主流が一眼レフカメラからミラーレスカメラに変わり、それにあわせてレンズもミラーレス用が売れています。少し前は、ミラーレス用レンズはラインアップの少なさが課題でしたが、最近は大幅に充実してきました。どのマウントでも、広角から望遠までひと通り選べるようになっています。

ミラーレス用のレンズを探す

レンズの選び方のポイント

レンズの主なメーカーと代表的なモデル

CANON(キヤノン)

RF70-200mm F2.8 L IS USM Z [ホワイト]

キヤノンは、高速AFが可能な超音波モーターをいち早く開発するなど、独自の技術を生かした高性能レンズを多数商品化しています。スポーツ分野に強く、大きなスポーツイベントではプロ向けの白い望遠レンズ(通称、白レンズ)が多く見られます。ミラーレスカメラ用の「RFレンズ」は、高画質なのはもちろんのこと、本格的な動画撮影に対応できるものが数多く用意されています。

CANON(キヤノン)のレンズを探す

ニコン(Nikon)

NIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plena

長年にわたって「NIKKORレンズ」のブランドで高品位なレンズを開発してきた老舗メーカー。エントリー向けからプロ向けまで幅広いラインアップを揃えています。ミラーレスカメラ用の「NIKKOR Zレンズ」は光学性能にすぐれ、写りのよさで人気を博しています。動画撮影にもしっかり対応しています。

ニコン(Nikon) のレンズを探す

SONY(ソニー)

FE 16-35mm F2.8 GM II SEL1635GM2

ソニーは、いち早くフルサイズミラーレスカメラを商品化したこともあって、対応の「α Eマウントレンズ」を数多く揃えています。「Gマスターレンズ」「Gレンズ」といった高性能モデルを積極的に展開しており、動画撮影用としても高く評価されています。

SONY(ソニー) のレンズを探す

シグマ(SIGMA)

28-45mm F1.8 DG DN [ライカL用]

自社のミラーレスカメラが採用するLマウント用やα Eマウント用を中心に、超広角から超望遠まで豊富なラインアップを誇るメーカー。近年はレンズを「Art」「Sports」「Contemporary」の3ラインに集約。とりわけ「Art」ラインはその写りのよさで評判です。レンズのマウントを有償で交換するサービスも行っています。

シグマ(SIGMA) のレンズを探す

TAMRON(タムロン)

20-40mm F/2.8 Di III VXD (Model A062)

コストパフォーマンスにすぐれる製品を手掛けるレンズメーカー。広角から望遠まで1本でカバーする高倍率ズームレンズや、高画質な中望遠マクロレンズなどをヒットさせてきました。近年はミラーレスカメラ用を積極的に展開。ユニークな焦点距離をカバーするレンズも開発しています。

TAMRON(タムロン)のレンズを探す

富士フイルム(FUJIFILM)

フジノンレンズ XF27mmF2.8 R WR

「フジノンレンズ」ブランドで、APS-C用の「Xマウントレンズ」とラージフォーマット用の「Gマウントレンズ」という、自社カメラ用のレンズを展開。フィルムメーカーとしてのノウハウが詰まったカメラに最適化されたレンズなのがポイントです。

富士フイルム(FUJIFILM) のレンズを探す

パナソニック(Panasonic)

LEICA DG VARIO-ELMARIT 35-100mm/F2.8/POWER O.I.S. H-ES35100

Lマウント用のフルサイズ対応レンズと、マイクロフォーサーズ用レンズを展開。動画撮影に適した電動ズームレンズや、ライカ社と協業したライカブランドのハイエンドレンズも選べます。

パナソニック(Panasonic) のレンズを探す

OMデジタルソリューションズ(OM Digital Solutions)

OM SYSTEM M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8 II

オリンパス時代からマイクロフォーサーズ用の「M.ZUIKOレンズ」を展開。「ZUIKO」は「瑞光」をローマ字にしたものでフィルムカメラ時代からの伝統あるブランドです。高性能な「PROシリーズ」などクオリティの高いレンズをいくつも商品化しています。

OMデジタルソリューションズ(OM Digital Solutions) のレンズを探す

ペンタックス(PENTAX)

HD PENTAX-FA 43mmF1.9 Limited [ブラック]

伝統のKマウントレンズを長年にわたり手掛けています。21mmや43mmといった焦点距離の単焦点レンズや、厚さ9.2mmのパンケーキレンズなどユニークなレンズが揃っているのが特徴です。

ペンタックス(PENTAX) のレンズを探す

機能やスペックについてもっと詳しく

パンケーキレンズ

NIKKOR Z 26mm f/2.8

パンケーキのように「薄い」形状のレンズのこと。基本的に単焦点レンズとして設計されます。性能を追求するとレンズはどうしても大きく長くなりますが、パンケーキレンズなら見た目がすっきりして携帯性も上がります。

パンケーキレンズを探す

大口径レンズ

RF50mm F1.2 L USM

開放F値が小さいレンズのことを「大口径レンズ」と呼びます。このタイプのレンズは光を取り入れる量が多く、大きなボケを生かした印象的な写真を撮るのにぴったり。口径が大きい分サイズも大きくなりますが、1本持っていると写真撮影の幅が広がることでしょう。

大口径レンズを探す

手ブレ補正機構

撮影時の微妙な手ブレを抑えるための機構です。デジタル一眼カメラにはボディ内に「手ブレ補正機構」を搭載しないカメラもあり、その場合はレンズ側の「手ブレ補正機構」を利用することになります。

手ブレ補正機構搭載レンズを探す

フルサイズ対応

「フルサイズ」と呼ばれる大型の撮像素子を搭載したカメラで使用できるレンズです。画質を優先した設計を採用するものが多く、同じ焦点距離であってもAPS-C専用レンズより性能も価格も高くなります。

フルサイズ対応レンズを探す

用語集

焦点距離

レンズの中心から撮像素子までの距離を表す数値で、そのレンズがどのくらいの画角(写る範囲)であるかを示すために使われます。焦点距離が短いほど写る範囲が広がります。逆に長いほど写る範囲が狭くなり、被写体を大きく撮れます。

画角

写る範囲を対角線の角度で示したものです。魚眼レンズは180度、焦点距離24mmの広角レンズは84度、焦点距離300mmの望遠レンズは8.15度といったように、焦点距離が長くなると画角が狭くなります。

35mm判換算

同じ焦点距離でも撮像素子のサイズによって画角は変わります。そのため、画角は、フィルム時代の標準だった35mm判(今でいうフルサイズ)の焦点距離に換算して表記するのが標準的になっています。たとえば、マイクロフォーサーズの焦点距離25mmは35mm判換算では約2倍の50mm相当の画角に、APS-Cサイズの焦点距離25mmは35mm判換算で約1.5倍(※メーカーによって異なります)の37.5mm相当の画角になります。

ズーム倍率

広角端の焦点距離を基準に何倍までズームできるかを示すスペックです。「ズーム倍率」が高いほうが望遠に強そうに思えますが、たとえば、焦点距離30〜90mm対応のズームレンズも、焦点距離50〜150mm対応のズームレンズも、どちらも3倍ズームになります。

撮影最短距離

ピントを合わせられる最も近い距離のこと。一眼カメラの場合、撮影最短距離は撮像素子の位置から被写体までの距離のことをいいます。なお、レンズ一体型のデジタルカメラの場合は、レンズ先端から被写体までの距離で示されることが多いです。

最大撮影倍率

被写体をどのくらいの大きさで写せるかを示す値で、被写体の実際の大きさとカメラの撮像素子上に写る大きさの比率となります。撮像素子に被写体と同じ大きさで写せれば1倍(等倍撮影)、半分のサイズに写せれば0.5倍(1:2と表記することも)となります。

開放F値

レンズの絞りを最も開いたときの絞り値を開放F値といいます。この数字が小さくなるほど、明るい大口径レンズとなります。

フィルター径

レンズの先端部に、レンズ保護や特殊効果用の光学フィルターを装着するためのネジが切ってあります。その部分の直径が「フィルター径」です。56mmや77mmといったように直径をmmで表記します。

ダイレクトマニュアルフォーカス

オートフォーカス(AF)とマニュアルフォーカス(MF)は撮影時の設定でどちらかに固定しますが、ダイレクトマニュアルフォーカス(DMF)機能があれば、AFでピントを合わせた後に、フォーカスリングを回してピント位置を微調整できます。フルタイムマニュアルフォーカス機能ともいいます。

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