タイヤ 選び方ガイド
3.機能・スペックをチェック
タイヤの性能や個性の細分化は年々進み、分類されるカテゴリも増えています。愛車の性能と自分の志向から最適なタイヤを選ぶために、車とタイヤのタイプを見極めましょう。
タイヤにはさまざまなタイプがありますが、車のタイプによって対応するタイヤタイプの分類は異なってきます。車のタイプ別にタイヤタイプの分布を図示しましたので、これを参考に自分の車に対応するタイヤにはどんなタイプがあるのかを把握し、そこから希望のタイヤタイプを選ぶとよいでしょう。
「詳しいタイヤのタイプ」一覧
トータルバランスに優れたタイヤが適しています。軽自動車から300馬力級の高出力車まで、性能の幅はかなり広く対応。ミニバン専用などピンポイントでジャンルを絞ったタイヤも人気です。また、大衆車ではタイヤがよくなると車の性能や質感が補える効果も。

乗り心地や静粛性を重視しながら、ウエット性能やハンドリング性能も高い次元にあり、大衆車に履かせると車格が上がったかのように感じます。
独自技術「ULTIMAT EYE」とふらつきを抑制する非対称パターンにより優雅な乗り心地と応答性の良いハンドリングを両立しています。
すぐれた静粛性と快適性、高いウェット性能が長続きするプレミアムコンフォートタイヤ。溝とピッチ配列を最適化し、高い静粛性を実現。
パターンを144のブロックに細分化し、正確に配置することでタイヤが地面に接地する際に発生するノイズを低減させています。
高級車向けとして定評のあるコンフォート性に加え、操縦安定性とブレーキング性能、運動性能が高く安全性にすぐれています。
走行性能に加え、それ以外の要素も高めたタイヤ。一部の実用車に設定される、スポーツカー並みの走行性能を発揮するグレードなどに適しています。
スポーティな走りを実現するため、パターン設計を最適化し、すぐれたドライハンドリング性能を発揮します。幅広い車種に対応。
耐摩耗性能とグリップ力という相反する性能をバランスよく両立したハイグリップスポーツタイヤ。旋回時の接地性も向上しています。
緻密に設計したトレッドパターン&プロファイルを採用したストリートスポーツタイヤ。高い排水性を確保しています。
スポーツ志向が高いドライバーに適したスーパースポーツタイヤ。ドライ、ウェット路面で高いグリップ性能を発揮します。
スタンダードなタイヤよりもワンランク上のコンフォート性を備えたタイヤ。大衆車クラスの車などで乗り心地の向上効果が期待できます。
濡れた路面でもしっかり曲がる、しっかり止まるを追求したタイヤ。専用設計とシリカ配合ゴムによりライフ性能も向上しています。
静粛性、乗り心地、ウェット性能をバランスよく備えたタイヤ。特別なゴムが路面とフィットし、ウェット性能を向上させています。
高い安全性能を備えたトータルバランス低燃費タイヤ。ウェットグリップ性能が「A/a」へとグレードアップしています。
ストリート向けとしては最高レベルのスポーツ性を発揮しながら、コンフォート面でも優れた性能を備える高性能タイヤです。
専用コンパウンドを採用することでドライでのハンドリング性能の向上を実現。ウェットでの高いブレーキング性能も備えています。
独自開発の「パワークラウンベルト」を搭載した構造が特徴のプレミアムスポーツタイヤ。操縦安定性などが向上しています。
高いグリップ力がもたらすウェット&ドライ性能が特徴のハイグリップスポーツタイヤ。ドライバーの意思をしっかり路面に伝えます。
雨が降っても路面とのコンタクトをしっかり確保するプレミアムスポーツタイヤ。高速走行中の滑りやすい路面も安心して走れます。
スポーツタイヤとしての性能はトップクラスではありませんが、低価格で耐摩耗性が強く、気兼ねなくスポーツ走行に興じることができます。
一般道路用の自動車に対してすぐれた性能を発揮するスポーツタイヤ。高速時とコーナリング時に適した安定性を備えています。
手軽にスポーツ走行を楽しみたいユーザーへ向けたスポーツタイヤのエントリーモデル。高次元のハンドリング&ブレーキング性能を実現。
燃費性能を最重視したエコタイヤ。昔の製品と異なり、ウエット性能も十分なレベルにあります。エコカーやハイブリッドカーに最適。
タイヤを長持ちさせたい人に向けたスタンダード低燃費タイヤ。耐摩耗性能と耐偏摩耗性能を同時に高めています。
転がり抵抗性能をより高め、AAAグレードを取得した低燃費タイヤ。低燃費性能Aのタイヤに対して4.0%燃費が向上しています。
安全性を高めるワイドな接地面が特徴の低燃費タイヤ。安全性と低燃費性、耐摩耗性を兼ね備えたコンパウンドを採用しています。
経済性を最重視したタイヤです。最近では基本的な性能はしっかりしているので、コンパクトカーに最適です。
タイヤと路面の接地圧を均等化し高い耐摩耗性とロングライフを実現した低燃費タイヤ。セダン・軽・コンパクト・ミニバンまで対応。
ウェット制動が従来品「NANOENERGY 3」よりも13%短縮した低燃費タイヤ。低燃費タイヤラベリング制度において「A-b」を実現。
コストパフォーマンスに優れながら、負荷の高いスポーツ走行にも対応。コンフォート性は期待できませんが、低予算で走りを重視する人にオススメ。
セダンやステーションワゴンでもスポーティな走りを楽しみたい人に向けたスポーツタイヤです。耐摩耗性能とすぐれた静粛性能を実現。
高度なドライグリップ性能が、サーキットや高速コーナーで威力を発揮します。ウェット路面での確かなグリップ性能も特徴。
SUV向けのタイヤもかなり多様化が進みました。大別するとオンロード型とオフロード型に分かれますが、基本はオンロードでいざという時はオフロードを走るといった使い方に応えるタイヤもあります。自分の車の走破性能とも照らし合わせながら選ぶのがよいでしょう。

泥や砂地などの不整地でもグリップ力を発揮。オフロードに強い半面、アスファルト上でのハンドリングや燃費性能は多少犠牲となります。
マッドステージでのトラクション&ハンドリング性能が向上したSUV専用オフロードタイヤ。3D形状パターンを採用しています。
耐久性・耐摩耗性を追求したSUV向けオフロードタイヤ。パターンノイズ性能の悪化を最小限に抑え、静粛性にも配慮しています。
オンロード考慮のワイドタイプとマッド性能特化のナロータイプの2タイプがラインアップされたSUV用オフロードタイヤです。
オフロード性能だけでなくオンロード、ドレスアップまでオールラウンドに対応するSUV・4×4向けオールテレインタイヤです。
ある程度の積雪路にも対応可能で、通年使用できるタイヤです。ただし、氷上グリップ性能はノーマルタイヤと変わらないことを忘れずに。
突然の降雪などに左右されず、四季を通じて安定した走りを可能にするタイヤ。年間を通じ履き替えなしで使える点も魅力です。
さまざまな地形と気象環境を走破する本格オールテレーンタイヤです。悪路・林道だけでなく、雪道にも対応します。
アスファルトなどのオンロード走行を重視したSUV用タイヤ。泥濘地や雪上路でのグリップはほとんど期待できません。
静粛性、低燃費性能を大幅に向上させたSUV用コンフォートタイヤ。偏摩耗を抑制し、ライフ性能に配慮されています。
耐摩耗性・快適性が大幅にレベルアップした中・大型SUV用ハイウェイテレーンタイヤ。より静かに高速走行を楽しめます。
走りの安定性とウェット性能をとくに高めたオンロード向けのSUV用タイヤ。安定したコーナリング性能を実現しています。
ドライ路面でもウェット路面でも安定した操縦性を発揮するスポーツSUVタイヤです。エネルギーロスを減らし、低転がり抵抗を実現。
泥濘地と雪上路もある程度は走行可能。タイヤのサイド部分に「M+S」の表示があればマッド&スノータイヤであることを意味します。
「SportPlus テクノロジー」により、ウェット路面でのグリップ力を高めながらトレッドライフ性能を向上させています。
マッドテレーンとオールテレーンの特徴を兼ね備えた「ラギッドテレーン」採用のSUV向けタイヤです。
舗装路での走行性能が高いハイパフォーマンスタイヤ。高重量・高荷重・高出力のSUVに合わせたセッティングが施されています。
独自開発の「パワークラウンベルト」を搭載し、操縦安定性などが向上したプレミアムスポーツタイヤ。ステアリングの精度もアップ。
プレミアムSUVに求められる高いドライ&ウェット性能を高次元で両立したタイヤ。転がり抵抗を抑え、低燃費性能も向上しています。
比較的高価格なスポータイヤですが、最近のホイール径大型化傾向に伴いますます高額になっています。それだけに求める性能にぴったりと合うタイヤを選びたいもの。まずサーキットを走るか否か、加えてウエット性能や静粛性が選ぶポイントとなります。また、耐摩耗性の幅も大きく、その見極めも重要です。

基本は一般の舗装路向けながら、サーキット走行時にラップタイムの向上を狙うための性能も重視。燃費や耐摩耗性は二の次となる場合も。
従来品「ポテンザ RE-71R」と比べ、最速ラップタイム、平均ラップタイムともに大幅に向上したリアルスポーツタイヤです。
パターン剛性を高め、グリップ・コントロール性が向上したハイグリップスポーツタイヤ。耐摩耗性能も維持しています。
最適化したマウンドプロファイルにより、従来品「V105S」と比べ、さらに高速安定性が向上したリアルスポーツタイヤです。
ルマン24時間レースで培われたテクノロジーを投入したスポーツタイヤ。スポーツカーとの共同開発により実現した高品質が魅力です。
ラグジュアリーカーに適した静粛性や乗り心地のよさを追求しつつ、ハンドリングやウエット性能も高い次元を追求しています。
独自技術「ULTIMAT EYE」により優雅な乗り心地と高い運動性能を両立したスポーツタイヤ。ロードノイズを低減しています。
快適な車内空間を実現したプレミアムコンフォートタイヤ。従来比で、パターンノイズを24%、ロードノイズを29%低減しています。
濡れた路面でも乾いた路面でも道路状況に左右されない安定したハンドリングが可能なパフォーマンス・コンフォートタイヤです。
運動性能に第一のプライオリティを置きながら、サーキットでのラップタイム向上のようなとがった性能よりも上質感を重視しています。
高剛性ハンドリングシート、専用サイド補強、専用コンパウンドを採用することで、ドライでのハンドリング性能が向上しています。
サイドからショルダーまで交差する二重構造で周方向の剛性を向上。快適性を損なうことなく、すぐれたパフォーマンスを発揮します。
すぐれた操縦安定性を備えたハイグリップスポーツタイヤ。ウェット・ドライどちらの路面でも高いグリップ力を発揮します。
市街地からサーキット走行まで楽しめるスポーツタイヤ。さまざまな走行状況のドライ・ウェット路面で高いグリップ性能を発揮します。
軽めにスポーツ性を高めながら、トータルバランスのよさを追求。本格的なスポーツタイヤほどの性能は不要という走り好きの人に選ばれています。
「MSコンパウンド2R」により、グリップ力を向上させたスポーツタイヤ。ドライ・ウェットグリップを確保し、路面への追従性も向上。
ぬれた路面でも安心感が続くタイヤ。従来品「PRIMACY 3」と比較して、履き替え時のウェットブレーキング性能が約13.3%アップ。
モータースポーツ競技で使うことを前提としたタイヤで、耐摩耗性などの日常性は考慮されていないなど、公道で乗るには注意が必要です。
サーキットでのラップタイム短縮を追求したハイグリップスポーツタイヤ。専用開発されたコンパウンド、形状、パタン、構造を採用。
サーキット走行、ジムカーナなどで使用されるモータースポーツタイヤ。低温?高温域などに適したタイプがラインアップされています。
サイド部分の硬度を高くするなどの特殊な構造により、パンクをして空気圧が低下しても80km/hを上限にそのまま走行可能となるタイヤのこと。
転がり抵抗の低減などにより低燃費をもたらす性能を備えたタイヤのこと。相反するウエットグリップも年々向上し高性能化しています。

ホイールの外径を示し、リム径と呼ばれます。ホイールのリムはタイヤとホイールが外れないように押さえる役割を果たすため、ホイールに適合するタイヤを選ぶ必要があります。
タイヤを前後方向から見たときの幅の数値で、サイド部にあるもようや文字などは含みません。太いとハイグリップ、細いと低燃費傾向になります。
条件を選択する
負荷を加えていない状態のタイヤの直径のこと。外径を変更すると速度計が狂ったり、ギヤ比が変わることで駆動系を痛めたりすることも。
タイヤをリムに装着して空気圧を規定値に満たし、接地しない状態にして計測した幅のことをいいます。サイド部の文字や飾りも含みます。
タイヤの幅に対する断面の高さを示したもので、単位は%。数値が低いほど横から力を受けても接地面積が減少しにくく走行性能が高くなり、高いとタイヤのたわむ量が増えるので、乗り心地がよくなる傾向に。タイヤの断面幅をタイヤの高さ(mm)で割った数字に100をかけると算出できます。現在の感覚では50%以下になるとスポーツ寄りといえます。

荷重指数とも呼ばれ、そのタイヤが1本で支えられる最大の負荷能力を示します。一般的な乗用車では選ぶ際に気にする必要はありません。
そのタイヤが走行可能な速度の上限を示す記号。アルファベットで表示され、Lなら120km/h、Hなら210km/hなど上限速度が定められています。最高速度に余裕があるとそれだけ性能にも余裕があるといえます。