液晶テレビの電気代

家庭におけるテレビの電気使用量の割合は8.9%で、毎日使う冷蔵庫、照明器具の次に電気使用量が高い家電となっています。テレビはブラウン管テレビ、プラズマテレビ、液晶テレビ、4K液晶テレビなど時代とともに変化・進化を遂げていきましたが、家庭のテレビの占める電気使用量は高いままです。
液晶テレビの電気代 目次
知って得する液晶テレビの電気代
液晶テレビの電気代節約(節電)方法を知って上手に節約
年々下がる液晶テレビの電気代
2006年と比べて約60%以上の省エネを実現!

- ※年間消費電力量は、1日あたりの平均視聴時間4.5時間、平均待機時間(EPG取得時間を含む)19.5時間を基準に算出したものです
- ※各年度ごとの画面サイズ32V型液晶テレビの単純平均値です
出所:資源エネルギー庁「省エネ性能カタログ2014年冬版」より作成
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| 〜20インチ | 20〜26インチ | 26〜32インチ | 32〜37インチ | 37〜40インチ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 2007 | -(0) | -(0) | -(0) | -(0) | -(0) |
| 2008 | ¥1,530(3) | ¥2,066(2) | ¥3,267(4) | ¥4,743(6) | ¥5,920(4) |
| 2009 | ¥1,438(15) | ¥2,276(16) | ¥2,976(28) | ¥3,397(33) | ¥4,586(23) |
| 2010 | ¥1,321(80) | ¥1,700(89) | ¥2,016(94) | ¥2,413(79) | ¥3,661(40) |
| 2011 | ¥998(79) | ¥1,370(93) | ¥1,774(83) | ¥2,023(64) | ¥2,887(33) |
| 2012 | ¥813(51) | ¥1,290(45) | ¥1,651(55) | ¥1,735(41) | ¥2,715(27) |
| 2013 | ¥947(18) | ¥1,159(28) | ¥1,589(39) | ¥1,602(31) | ¥2,362(21) |
| 2014 | ¥880(15) | ¥1,027(23) | ¥1,514(37) | ¥1,541(29) | ¥2,185(23) |
| 2015 | ¥865(9) | ¥1,188(13) | ¥1,335(18) | ¥1,331(16) | ¥2,025(12) |
| 40〜42インチ | 42〜46インチ | 46〜52インチ | 52〜60インチ | 60インチ〜 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 2007 | ¥6,669(2) | ¥6,669(2) | -(0) | -(0) | -(0) |
| 2008 | ¥5,908(5) | ¥6,335(8) | ¥7,197(9) | ¥8,172(3) | ¥12,015(3) |
| 2009 | ¥5,016(19) | ¥5,485(20) | ¥5,974(22) | ¥7,386(13) | ¥7,601(2) |
| 2010 | ¥3,870(37) | ¥4,492(34) | ¥4,809(36) | ¥5,660(24) | ¥5,652 (3) |
| 2011 | ¥3,100(32) | ¥3,291(24) | ¥3,477(23) | ¥4,614(16) | ¥4,768(5) |
| 2012 | ¥2,815(31) | ¥2,820(16) | ¥3,021(24) | ¥3,929(19) | ¥5,422(11) |
| 2013 | ¥2,433(20) | ¥2,459(14) | ¥2,778(25) | ¥3,929(20) | ¥6,123(14) |
| 2014 | ¥2,207(23) | ¥2,365(12) | ¥3,184(38) | ¥4,496(27) | ¥6,730(19) |
| 2015 | ¥1,963(13) | ¥2,349(10) | ¥2,995(17) | ¥4,177(20) | ¥6,422(7) |
- ※年間電気代(平均)は、価格.comに登録されている製品の電気代を各年度ごと・画面サイズごとに単純平均した結果です
- ※()内は集計した製品の件数です
- ※電気代は、年間消費電力量から電気代を換算したものです。電力料金は、電力会社ならびに各ご家庭の使用電力量によって異なりますが、目安として1kWhあたり27円(税込)として算出しています
液晶テレビの電気代が安くなる省エネ機能
液晶テレビは省エネ化が進んでいます。テレビは待機時消費電力の大きい家電製品の1つでしたが(省エネルギーセンターの「平成24年度待機時消費電力調査」では家庭内の全待機時消費電力のうち10%をテレビが占めています)、最近機種ではかなり改善されています。中には待機時消費電力が1W以下やほぼ0Wというものも登場しています。
省エネのための代表的な機能
-
無信号自動オフ
一定時間信号がないと自動的にスイッチを切る機能です。
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無操作電源オフ
一定時間操作をしないと自動的にスイッチを切る機能です。
-
明るさセンサー
周囲の明るさを検知して自動的にディスプレイの明るさを変える機能です。
-
LED搭載
バックパネルに消費電力が小さいLEDを搭載し省エネ化を実現しています。
液晶テレビを買い換えて電気代節約
かつてはプラズマディスプレイやブラウン管のテレビもありました。プラズマディスプレイの場合は、40V型クラスで300〜400W程度(液晶テレビの3〜5倍)、ブラウン管の場合は20インチクラスでおよそ80〜120W程度でした。それに比べて現在の液晶テレビはかなり省エネ化が進んでいるようです。もしプラズマテレビやブラウン管のテレビを使っている場合は、テレビを買い換えるだけで電気代の節約ができます。
買い換えるときは、省エネ基準達成率をチェック!
省エネ基準達成率とは、省エネ法(エネルギーの使用の合理化に関する法律)に基づいて定められた製品ごとに設定されている省エネ性能の目標基準値をどのくらい達成しているかを%(パーセント)で表したものです。省エネ基準の達成率によって、多段階評価が決定します。
液晶テレビの場合、画面の大きさや付加機能(動画表示速度、画素数、録画機能)により分けられた区分ごとに省エネの目標基準値が設定されています。省エネ基準達成率が高いほど(多段階評価の★の数が多いほど)省エネ性に優れ、年間電気料金が安くなります。
今すぐできる液晶テレビの節約方法
テレビは使い方次第で節約することができます。
-
画面を暗くする
- テレビ(32V型)の画面の輝度を最適(最大→中間)にした場合
- 年間で27.10kWhの節電となり約730円の電気料金の節約
-
見ない時は消す
- 1日1時間テレビ(32V型)を見る時間を減らした場合
- 年間で16.79kWhの節電となり約450円の電気料金の節約
その他にもある液晶テレビの電気代節約方法
- ホコリがあると暗く見えるため、こまめに画面を掃除する
- 音量をおさえる

