ガス自由化関連ニュース
更新日:2016年9月15日
中部電力 ガス自由化で参入することを発表 関電、東電に続き3社目
中部電力は、9月13日に経済産業大臣へガス小売事業の登録申請を行ったことを発表しました。東京電力エナジーパートナー、関西電力に続いて3社目となります。
まずは、都市ガスを供給している東邦ガスの供給区域である愛知・岐阜・三重の3県で、来年4月から家庭向けにガスを小売りする計画とのことです。電気とのセット販売などで、現行よりも低いガス料金を実現したいとしていて、5年間で東邦ガスの供給件数の約1割に当たる20万件の獲得を目標としています。
大手の電力会社は、今年4月に開始した電力自由化によって、ガス会社へ顧客を奪われています。中部電力も東邦ガスなどの新規参入事業者(新電力)に顧客が流れており、ガス自由化によって巻き返しを図りたい考えです。今後、ガスや電気などエネルギーの供給をめぐる競争は激化しそうです。