アンスリウムの特徴


| 名称 | アンスリウム |
|---|---|
| 学名 | Anthrium andraeanum |
| 属名 | Anthrium |
| 原産地 | 熱帯アメリカ、西インド諸島 |
| 草丈・樹高 | 30〜80cm |
| 着花/着果 | あり/あり |
| 花言葉 | 「恋に悶える心」「煩悩」 |

比較的育てやすい
- 耐乾性
- 多湿を好むので乾燥を避ける
- 耐陰性
- 日当たりを好む。室内なら明るい窓辺に
- 耐寒性
- 寒さに弱い。10℃以下になったら室内の暖かい場所へ
特に鉢植えに適した観葉植物で、華やかな見た目でインテリアに彩りを与えるのに役立ちます。近年、品種改良が進んだことで、多くの花が咲く多花性に優れた品種も増えています。鮮やかに色づいているハート形の部分は花ではなく、仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれる器官です。本物の花は、中央の突起状の部分にあって目立ちません。赤だけでなく白やピンク、紫などさまざまな品種があり、切り花としても人気です。ハワイではバレンタインデーにアンスリウムを贈る習慣があります。
アンスリウムの育て方
- 置き場所・日当たり
- 本来、日陰で育つ植物のため、強い日差しを受けると葉焼けを起こすので注意が必要です。炎天下には特に気をつけましょう。直射日光の当たらない半日陰か、明るい室内で育てましょう。
- 水やり
- 多湿の状態を好む品種ですが、土が常に湿っていると根腐れを起こしやすいので注意が必要です。土が乾燥していたら、たっぷりと水やりをしましょう。冬は水やりの頻度を下げて乾燥気味に管理してください。年間を通して霧吹きで葉水をやりましょう。
- 温度POINT
- アンスリウムは耐寒性が低いため、秋〜冬に気温が下がってきたら室内へ入れてください。冬季は冷気の当たる窓辺ではなく、できるだけ部屋の中央に移動してあげるとよいでしょう。
- 着花のコツ
- アンスリウムは葉が増えることで花が咲きます。葉が増えない場合、原因として日照不足、または肥料不足や根詰まりなどが考えられます。大きな鉢に移し替えるか、成長期(春〜秋)に緩効性の肥料を与えてください。また、いつまでも花を残しておくと次の花が咲かないので、色が悪くなってきたら株元から切りましょう。


