2018年7月11日 17:20掲載
カシオ計算機は、電子辞書「EX-word(エクスワード)」シリーズより、「広辞苑 第七版」を収録した「XD-C400」を発表。7月20日より発売する。
10年ぶりに改訂された「広辞苑 第七版」を、小型モデルとして初めて収録したという機種。言葉の適切な使い方や誤用をくわしく解説した「明鏡国語辞典」とあわせて、言葉の引き比べや目的に合わせた使い分けが可能だ。
また、日本語コンテンツに加えて、英和辞典・和英辞典、海外旅行に役立つ、10か国語の外国語会話集など、教養から趣味まで幅広く活用できるコンテンツをバランスよく収録したという。
さらに、キーボードに50音配列を採用したほか、文字サイズを最大3段階(英和・和英辞典や外国語会話集は2段階)から切り替えられるなど、「シニア世代が使いやすい操作性や視認性にこだわった」のが特徴。落下・加圧・振動などの衝撃を軽減する「TAFCOT(Totally Advanced Force Control Technology:タフコット)」も採用した。
このほか主な仕様は、液晶表示が3.4型カラー液晶(384×216ドット)。電源は単3形アルカリ乾電池×1本を使用する。電池寿命は画面の「明るさ3」の設定で表示状態になった30秒後に暗くなる場合、約100時間(英和辞典の訳画面の連続表示時間)、約50時間(入力・検索5分/英和辞典の訳画面55分表示を繰り返したとき)。
収録内容は、国語系が7本、英語系が3本、生活・実用が17本、トラベルが10本、実務・情報が3本。本体サイズ(閉時の大きさ)は108.5(幅)×17.2〜17.7(高さ)×87(奥行)mm、重量は約175g(電池込み)。ボディカラーはシャンパンゴールド、レッド。
市場想定価格は16,000円前後(税別)。