更新日:2017年1月4日
海外でのスマホ・iPhoneの利用方法(ネットと通話)や注意点を解説
「海外旅行にスマホを持っていっても大丈夫なの?」
「ネットは使えるの?高額請求とか発生するの?」
スマホはバックグラウンドで自動アップデートやデータ同期など勝手に通信が発生する場合があります。
気付かないうちに、現地の通信会社に繋がって通信をしてしまい、身に覚えの無い請求がきた、などの事がないように海外への持ち込みには注意が必要です。
海外で安心してスマホを利用する方法を[ネット][通話][ネットも通話もしない]場合についてご紹介します。
この記事の目次
海外でもスマホでインターネットを利用する方法は大きく4つあります。
現地の通信事業者の回線を利用できるモバイルWi-Fiルーターを出発時の空港などでレンタルして現地で利用する方法です。
数百円/日〜(渡航先や事業者によって異なります)
現地に到着したら、モバイルWi-Fiルーターの電源を「ON」
スマホでルーターに貼付されているシールに記載されている、ネットワーク名(SSID)を選択し、パスワードを入力してルーターにWi-Fi接続すれば、インターネットが利用できます。
モバイルWi-Fiルーターの電源は日本や申し込みした国以外ではONにしないように注意してください。申し込みした国以外で通信接続してしまうと、定額サービス対象外となり高額請求になってしまう可能性があります。
機内モードとは?
飛行機の中など電波を発する事が禁止されている環境で、一度に通信機能を遮断できる機能です。
「ON」にすると電話、データ通信など電波を発する機能が停止されます。
「OFF」にするとWi-FiやBluetooth も「OFF」となりますが個別設定で利用可能です。
Wi-Fiとは?
電波を使って無線で通信を行う仕組みの事です。
海外Wi-Fiレンタルは、スマホのWi-Fi機能を利用してモバイルWi-Fiルーターに接続してインターネットを利用します。
モバイルデータ通信とは?
通信事業者の回線(日本の場合はドコモやauなど)を利用して通信を行うための機能です。「OFF」にすると通信事業者への通信機能が遮断されます。
この設定を「ON」のままにして海外で利用していると、現地の通信事業者の回線に繋がり、利用料金が請求される場合があります。
「OFF」の状態でもWi-FiやBluetooth の利用は可能です。
データローミングの設定を「OFF」にするだけでは、通信事業者の回線に繋がってしまう場合があるため、レンタル事業者はモバイルデータ通信の設定を必ず「OFF」にするよう呼びかけています。
クラウドサービス(iCloudやDropboxなど)やアプリの自動更新は、「ON」のままだと、自動的に通信が発生し大容量通信となってしまい、データ容量超過の通信速度制限の原因になりかねませんので海外渡航中は「OFF」にしましょう。
携帯電話大手3社(ドコモ/au/ソフトバンク)のスマホを契約中であれば、海外向けサービスが利用できます。所定の条件を満たしていれば、申し込み不要で海外で利用できます。
1,980円〜2,980円/日の2段階制
携帯電話大手3社が提供している海外向け定額サービスの比較日本で契約している携帯電話会社の国際ローミング機能を利用したサービスで対象国であれば、申し込み手続き不要で利用できます。
海外に到着し現地の電波に繋がると携帯電話会社よりSMSが届きますのでその案内に従い利用します。
無料〜(ホテルや空港、カフェやショッピングモールなどいろいろなところにあります)
無料Wi-Fiスポットで利用者の個人情報など貴重なデータが盗まれるケースが増えています。ツールを設置するだけで簡単に情報を盗めることから、もともと悪意をもった第三者が無料Wi-Fiを設置している場合や、同時接続をして通信を傍受するパターンなど手法はさまざまで、利用者のIDやパスワード情報などが簡単に盗まれる恐れがあります。無料のWi-Fiスポットを利用する際には、十分注意の上、利用しましょう。
数百円〜(渡航先や事業者によって異なります)
現地の空港などで購入して利用します。
SIMフリー機もしくはSIMロック解除したスマホで利用できます
国際電話対応のスマホの場合は、海外でも電話の発着信が可能です。発着信ともに国内より割高な通話料金が適用されます。国内と異なり着信でも通話料金がかかるので注意が必要です。
国際電話のかけ方は『+』『国番号』『相手先の電話番号』となります。通話料金は、利用する国や地域により異なります。
詳細は各事業者のページにてご確認ください
ネット接続がされていれば、インターネットを利用した通話アプリ「LINE 通話」や「Skype」などを利用して安価に通話する方法もあります。
海外でLINE通話を利用する海外でスマホを使って料金が発生するケースの殆どがデータ通信と国際電話です。
機内モードを「ON」にしておけば、データ通信や電話など電波を発する機能は利用できなくなります。通信が発生しなければ、料金は発生しませんので安心です。
機種やOSのバージョン、通信会社によって、設定方法は異なります。以下の方法を参考としてください。
機内モードに設定すると、飛行機のマークが表示されます
iPhone
「設定」⇒「機内モード」
Android
「設定」⇒「その他の設定」⇒「機内モード」
iPhone
「設定」⇒「モバイルデータ通信」
Android
「設定」⇒「データ使用」⇒「モバイルデータ通信」
iPhone
「設定」⇒「モバイルデータ通信」⇒「通信のオプション」⇒「データローミング」
Android
「設定」⇒ 「その他の設定」⇒ 「モバイルネットワーク」⇒ 「データローミング」
iPhone
「設定」⇒「Wi-Fi」
接続可能なWi-Fiのリストが表示されるので、繋げるネットワーク(SSID)を選択し、パスワードを入力して接続完了
Android
「設定」⇒「Wi-Fi」
接続可能なWi-Fiのリストが表示されるので、繋げるネットワーク(SSID)を選択し、パスワードを入力して接続完了
Wi-Fiレンタル
Copyright © Kakaku.com, Inc. All Rights Reserved. 無断転載禁止