歴代HDD/DVD(BD・HD DVD)レコーダー 名機ベスト10（ジャモさん）

HDD/DVDレコーダー史上に燦然と輝く名機。
アナログW録＋W-GRT（ゴーストリダクションチューナー）、スカパー！連動といった当時一級品のハードウェアスペックはもちろん、卓越した編集機能とネットdeナビに代表されるネットワーク関連機能でマニアのハートをガッチリ掴んだ逸品。

EX化（有償アップグレード）しないと予約録画追従機能が非搭載など弱点もあったが、アナログ放送用HDD/DVDレコーダーとしては一つの完成系。

ROM規格に対応した初の第二世代BDレコーダー。
i.LINK(TS)入出力・二層BD-R/-REに対応し、Rec-POTやBDドライブの無いHDD/DVDレコーダーにHV番組を録りためていた数多のユーザーを救ったエポックメイキングな逸品。

MPEG-4 AVC圧縮が下位機種にも普及した現在と違って、HV画質でBDメディアに残すにはDRしか選択肢がなかったが、それでも発売時、世間に与えたインパクトは今とは桁外れに大きかった。

人生初のDVDレコーダー（DMR-EH70V）がダメダメで買い換えた機種。

スカパーSDと地上アナログ放送を死ぬほど録画し、殻RAMやDVD-Rに死ぬほどダビングしたのはいい思い出である。
この機種には特別愛着があるので、修理不可になるまで使い倒す予定。

もし購入したのがデジタルチューナー非搭載のX5なら、ここまで現役で使い倒すことは出来なかっただろう。
そういう意味でもX6には感謝している。

MPEG-4 AVC圧縮録画に対応した最初の世代のBDレコーダー。
当時物凄い品薄だったのを覚えている。
（入荷まで3ヶ月待ちとか…）

音声オートでの互換性問題とか弱点もあったが、2007-2008年当時最も欲しかったレコーダー。

初めて庶民がどうにか買うことのできる、まともな値段で発売されたHD DVDレコーダー。

RD-X6等のRDシリーズからTSタイトルを移動できる機能を備え、将来性に不安はあったものの、RDユーザーがディスクメディアにHV画質のまま番組を保存できる道を開いた。

それ以外にも従来機より動作が高速化し、デジタルW録時の制限が緩和されるなど、ハイビジョン対応HDD/DVDレコーダーとしても一つの完成系と言ってよい傑作。

HD DVD規格が消滅した現在となっては、唯一HD DVD-R/-R DLにMPEG-4 AVC記録できるHD DVDレコーダー。
2007年年末、本機とA600のどちらを買おうか悩みに悩んだ。

結局はHDD容量と見た目のカッコよさでA600を選んだが、あの当時財力があれば多分両方買っていただろう名機。

おまかせ録画にデジタル二番組同時録画、ジョイスティック搭載リモコンの操作性も相まってサクサク動かせるGUIなど、現在の目で見ても、とても3年前の機種とは思えないほど完成度が高いDVDレコーダー。

デザインも抜群にカッコ良い。
ただし前面扉の開閉は手動なのが残念。

目のつけどころがシャープなBDレコーダー。

HDD非搭載なのでBD-RかBD-REに直接録画するしかないが、おそらくライトユーザーや機械オンチな層を狙っての戦略的な判断だろう。
どうもその判断は裏目に出たようで、全くもって売れた気配はない。

ただ、東芝機などの外付けBDドライブとしては使えそうで、自分も一時期、真剣に購入検討した。
結局ディスク上での編集が全く出来ないので見送ったが…

初のデジタル二番組同時録画に対応したHDD/DVDレコーダー。
HDD容量1TB、実勢価格20万円以上と強烈かつ先進的な印象をユーザーに与えたが、いかんせん信頼性が低く故障が続出した悲運の名機。

現状、スカパー！HDを録画できる唯一のBDレコーダー。
今すぐにでも欲しいが、先立つものがないので当分お預けである。

機能は向上しているものの、今世代から急激に筐体デザインが安っぽくなったのはどうにも納得できない。