シャープ株式会社
広報室
東京広報グループ主事
井上 淳之氏 |
―― このたびはカテゴリ大賞の受賞おめでとうございます。受賞に対しての率直なご感想をお願いします。
井上氏 液晶テレビという競争の厳しいカテゴリにおいて、このようにユーザーの皆さんから高いご評価をいただけたことは率直にうれしく思います。
―― この「AQUOS LC-37GE2」については、どのような点が評価されたと思いますか?
井上氏 本製品はフルハイビジョンに対応した高解像度が特徴ですが、私たちは、画質、サウンド、デザイン、使い勝手、コストパフォーマンスなどを含めたトータルのバランスが優れた製品だと思っております。画質はもちろんですが、1ビットデジタルアンプ内蔵のサウンドや、テレビを見ていないとき、つまり画面が真っ暗な状態でも美しく見えるということをコンセプトに作られた本体デザイン。こうしたトータルのバランスが評価されたのではないでしょうか。
―― 「AQUOS」シリーズについては、やはり画質に関する評価が高いのですが、何かこだわりのようなものがあるのでしょうか?
井上氏 近ごろは液晶テレビ全体の性能も非常に高くなっていますが、液晶パネルというのは非常に生産が難しい製品で、どこかの性能を上げるとどこかの性能が下がるというような微妙な特性を持っています。この点、シャープは、30年前から液晶を作り続けてきた長年の開発・生産の経験から得た独自の生産技術を持っており、結果としてトータルで見た場合にバランスのよい高品質な製品を生産することができていると思います。 また、AQUOSの絵作りの基本コンセプトは、「見たままの自然な色を忠実に再現する」というところにあります。その分、他社製品に比べるとシャープの画質は売り場ではおとなしめに見えるかもしれませんが、人間が意図的に作った鮮やかさというのは、ご自宅で長時間テレビ番組を見ているうちに飽きてくるものなんです。AQUOSの絵作りは、なるべく自然のままの色合いを出すようにこだわっていますので、ご自宅で長時間テレビを見ていても飽きることはないと思います。
―― 最後に消費者の皆さんへメッセージをお願いします。
井上氏 液晶テレビというのはまだまだ開発の可能性の高い分野だと思います。 私たちシャープも、その時点で最高の品質のものを、ある程度コストパフォーマンスも見ながら提供させていただきたいと思っています。また、AQUOSシリーズに関しては、お客様のライフスタイルに合わせて選択できるフルラインアップで今後も展開していきたいと思います。
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