
iPad購入の決め手:1位「機能などが面白そうだから」(59.6%)、次いで「インターフェースが使いやすそうだから」(53.0%)
iPadの購入者を対象に、購入の決め手となった要素を複数回答で選んでもらった。
もっとも多かった回答は「機能などが面白そうだから」(59.6%)。次いで「インターフェースが使いやすそうだから」(53.0%)、「アプリケーションが豊富だから」(45.8%)、「デザインがいいから」(40.7%)という順になっており、機能やインターフェイス、デザインといった、iPadや販売元のアップルが得意とする部分に惹かれて購入を決めたというユーザーが多いことがわかる。逆に、「仕事に役立ちそうだから」という回答はわずか29.1%にとどまっており、あくまでもプライベートな個人用デバイスとして、iPadを購入する人が多いことがうかがえる。
【図5 iPad購入の決め手(複数回答)】

iPad機能別満足度:1位「デザイン」(60.2%)、次いで「液晶」(55.8%)
処理速度に不満なユーザーはわずか5.0%、「携帯性」には評価が大きく分かれる
iPadの機能別にその満足度を聞いた。満足度の高い項目としては「デザイン」「液晶」「バッテリ」「処理速度」「アプリ」といったものが上げられ、逆に満足度が低かったのは「付属ソフト」「携帯性」という結果になった。デザインや液晶といった要素は、iPadが最初からアドバンテージを持っていた部分だが、バッテリや処理速度については、予想以上にユーザーから支持されているという印象だ。特に処理速度については、「不満」と回答したユーザーがわずか5.0%しかおらず、多くのユーザーがiPadの処理の速さに一定の評価を与えている。ただ、ここには「起動の速さ」も含まれており、フリーアンサーのコメントでも「スイッチONですぐに使えるのがよい」など、パソコンに比べた場合の手軽さが高く評価されている。
また、iPadで期待された「アプリ」に関しては、「非常に満足」が23.7%と比較的少ないが、これは、まだiPad専用のアプリ(iPhone用ではなく)がそれほど多く登場していないことも原因となっているようだ。
なお、「携帯性」に関しては評価が大きく分かれたが、フリーアンサーのコメントでも「持ち歩くには重い」など、サイズよりも重量に関しての不満が比較的多く見られた。
【図6 iPad機能別満足度】

- iPadの所有率:15.1%。新型デバイスに対して敏感な価格.comユーザーならではの高い所有率
- 所有しているiPadのモデル:「Wi-Fiモデル」(71.0%)、「Wi-Fi+3Gモデル」(27.5%)
- iPadと組み合わせて使用している周辺機器:「無線LANルーター」(90.5%)が断トツ1位
- iPadで使用しているアプリ:1位「本」(71.8%)、次いで「ゲーム」(64.3%)
- iPadの利用場所:1位「家にいるとき」(66.4%)。家庭内におけるノートPC代わりとして利用する傾向
- iPadを購入していない人の今後の購入意向:「購入予定はない」が約半数。購入検討者は約2割
- 総評
- ご意見ピックアップ!購入してよかった点・不満な点