
iPadと組み合わせて使用している周辺機器:「無線LANルーター」(90.5%)が断トツ1位
iPadと組み合わせて使っている周辺機器については、「無線LANルーター」(ポータブル含む)が90.5%と、圧倒的な多数となった。図3の回答結果からもわかるように、iPadのモデルでは、Wi-Fiモデルが7割を超えるシェアとなっているが、このWi-Fiモデルでインターネットを楽しむのには無線LAN環境が必要となるため、当然と言えば当然の結果と言えるだろう。また3Gモデルでも、大型アプリのダウンロードやYouTubeのHD再生などは、3G回線では行えないため、家庭では無線LANを使っているという人は多い。このような理由から、iPadにとって、無線LANルーターの存在はほぼ不可欠と言っていいくらいの大きな意味を持っている。
その他の周辺機器を見てみると、「スタンド・ドック」が17.1%、「キーボード」が15.7%と比較的高い使用率となっている。
【図7 iPadと組み合わせて使用している周辺機器(複数回答)】

無線LAN接続方法:1位「自宅の無線LAN環境」(87.7%)、次いで「持ち運び可能な無線LANルーター」(30.6%)
iPadに内蔵されているWi-Fi(無線LAN)機能を使う際に、主にどのような接続を行っているかを聞いた。もっとも多いのはやはり「自宅の無線LAN環境」(87.7%)ということで、図7の無線LANルーターの所有率とかなり近い数値になったことからも、家庭の無線LANルーター経由でインターネット接続を行っている人が9割近くいることがわかる。また、同じ無線LANルーターでも、最近製品数が増えてきた「携帯型の無線LANルーター」に関しても、30.6%という比較的高い利用率となった。まだ新しめの製品ではあるが、特にWi-Fiモデルを使用している人が、外出先でインターネットに接続するためには非常に便利で、今iPadユーザーを中心に熱い注目を浴びている製品だ。また、空港や駅などで使える「公衆無線LAN環境」を使っているというユーザーも30.1%おり、主にWi-Fiモデルの利用者が、こうしたサービスを積極的に利用していることがわかる。
【図8 無線LAN接続方法(複数回答)】

- iPadの所有率:15.1%。新型デバイスに対して敏感な価格.comユーザーならではの高い所有率
- 所有しているiPadのモデル:「Wi-Fiモデル」(71.0%)、「Wi-Fi+3Gモデル」(27.5%)
- iPadと組み合わせて使用している周辺機器:「無線LANルーター」(90.5%)が断トツ1位
- iPadで使用しているアプリ:1位「本」(71.8%)、次いで「ゲーム」(64.3%)
- iPadの利用場所:1位「家にいるとき」(66.4%)。家庭内におけるノートPC代わりとして利用する傾向
- iPadを購入していない人の今後の購入意向:「購入予定はない」が約半数。購入検討者は約2割
- 総評
- ご意見ピックアップ!購入してよかった点・不満な点