単元未満株・ミニ株・るいとうとは?取扱い証券会社を紹介

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2016年12月25日掲載

株で儲ける投資法

単元未満株・ミニ株・るいとうとは?取扱い証券会社を紹介

株の売買に慣れていない初心者がまず驚くのが、投資金額の大きさでしょう。銘柄の中には、購入に数百万円必要なケースもあります。「ほしいけど手が届かないな」。そんな初心者でも少額で手軽に投資できる「単元未満株(たんげんみまんかぶ)」の仕組みやメリット、デメリット、注文方法などについて紹介します。

単元未満株とは?

そもそも、単元未満株とは何でしょうか?株を買うときは、通常の取引であれば、株価に1単元をかけたお金が必要です。1単元とは、株を売買するための最低株数のことで、たいてい100株と決められています。中には1,000株単位の銘柄もあります。

単元未満株とは、100株や1,000株といった1単元に満たない銘柄のことを指します。1単元が100株の銘柄であれば1〜99株、1単元が1,000株なら1〜999株が単元未満株です。1株に満たない株は「端株(はかぶ)」といいます。

こうした株は、単元株と同じように、証券会社で注文することで購入できます。1単元より少ない株式を売買するため、必要なお金も少なく、通常であれば1銘柄しか買えない資金でさまざまな銘柄に分散投資してリスクを抑えられます。

株式投資のために用意したお金が少なかった場合…

図:ミニ株投資の単元株と単元未満株のイメージ

単元未満株の買い方は、大きく分けて3つあります。一部のネット証券などでは、1株から「単元未満株取引」で購入できます。マネックス証券は「ワン株」、SBI証券は「S株」、auカブコム証券は「プチ株」という名称でサービスを提供しています。

ほかに、1単元の10分の1ずつ買える「株式ミニ投資(ミニ株)」、あらかじめ決めた金額の範囲内で毎月積み立てる「株式累積投資(るいとう)」があります。

単元未満株取引とミニ株、るいとうの違い

単元未満株取引 ミニ株
(株式ミニ投資)
るいとう
(株式累積投資)
最少売買単位 1株 単元株数の10分の1 金額に応じた単位(1万円から)
株式の名義 自分 証券会社 証券会社
取り扱い銘柄数 ETF,REITなどを除くほぼすべての銘柄(3,000銘柄強) 証券会社が指定した銘柄(多くて2,000銘柄前後) 証券会社が指定した銘柄(多くて2,000銘柄前後)
売買タイミング 1日1〜2回(午前、午後の始値) 1日1回(午前の始値) 月1回、あらかじめ決められた日
配当金 もらえる もらえる もらえるが、再投資資金になる
株主優待 企業によってもらえる可能性あり もらえない
(現金化して配分する証券会社もある)
もらえない
(現金化して配分する証券会社もある)
サービスを利用できる主な証券会社 SBI証券(S株)、auカブコム証券(プチ株)、マネックス証券(ワン株) SMBC日興証券など、対面取引中心の証券会社の一部 対面取引中心の証券会社の一部

それぞれの取引のメリット、デメリットについて、くわしく見ていきましょう。

1株から買える!単元未満株取引のメリット、デメリット

一番のメリットは、株価が高すぎる銘柄にも手が届くということです。上場企業の中には、株を買うときの投資金額が数百万円にのぼる例もあります。こうした銘柄でも、1株単位で買えば必要なお金は数万円で済みます。「大きなニュースが出て株価が上がりそうだけど、高すぎて買えない」という場合に、うってつけの投資法になります。

1株でも株主であることには違いないため、配当金も受け取れます。数は少ないですが、少数株主に株主優待をプレゼントする企業もあります。NISA(ニーサ、少額投資非課税制度)口座を使えば、値上がり益や配当金収入を非課税にできます。

ただし、デメリットもあります。まず、取引時間が限られていることです。証券会社によって違いますが、多くてその日の午前の始値と午後の始値の1日2回しか売買できません。注文方法も成行注文だけで、取引するタイミングによっては思わぬ高値で買ってしまうリスクがあります。

単元未満株の保有者は、株主総会に参加することができません。企業の株主総会に参加して会社の方針に賛否を表明できる議決権は、1単元以上の株主しかもらえません。

このほか、株を売買するときの手数料が、単元株の取引と比べ割高になる可能性があります。たとえば、auカブコム証券の「プチ株」の場合、約定代金の0.5%が手数料です。5万円の株を買う場合は275円かかり、単元株の売買に必要な手数料(99円)を上回ります。

ネット証券各社の違い(2021年7月14日時点)

売買手数料
(基本)
5万円分買った場合
(かっこ内は単元株の手数料)
発注時間と約定タイミング
auカブコム証券
(プチ株)
売買代金の0.5%(最低52円) 275円
(99円)
  • 00:01〜10:00当日午後の始値
  • 10:01〜23:00翌営業日の午前始値
  • 23:01〜24:00翌営業日の午後始値
  • 休日翌営業日の午後始値
SBI証券
(S株)
売買代金の0.55%(最低55円) 275円
(0円、アクティブプラン)
  • 00:00〜07:00当日午前の始値
  • 07:00〜10:30当日午後の始値
  • 10:30〜13:30当日午後の終値
  • 13:30〜24:00翌営業日の午前始値
マネックス証券
(ワン株)
買付時:無料
売却時:約定金額の0.55%(最低52円)
無料
(110円、取引毎手数料コース)
  • 00:00〜11:30当日午後の始値
  • 17:00〜23:59翌営業日の午後始値
  • 休日翌営業日の午後始値

ミニ株投資(株式ミニ投資)のメリット、デメリット

ミニ株(株式ミニ投資)は、1単元の10分の1の株数で売買できるサービスです。1単元が100株ならば10〜90株の範囲内で、購入株数を指定します。1,000株が1単元であれば、100〜900株売買できます。

ミニ株のメリットは、単元未満株取引と同様に、ほしい銘柄を少額から購入できることです。分散投資がしやすくなり、配当金も受け取ることができます。証券会社によっては、NISA口座を使って値上がり益や配当金収入を非課税にでき、少額で始めたい初心者にも向いています。

しかし、単元未満株と比べてデメリットが多く、あまりおすすめできません。

デメリットの1つは、株の名義です。ミニ株は、投資家本人でなく証券会社の「ミニ株口座」になります。そのため株主総会に出席できないのはもちろん、株主優待も受け取れません(優待を換金して投資家に分配する証券会社はあります)。

加えて売買できる銘柄や取引時間は、単元未満株取引と比べ、少ないことが多いです。取り扱う銘柄数は多くて2,000銘柄程度で、ほぼすべての上場企業をカバーし、3,000銘柄強売買できる単元未満株取引と比べて少ないです。取引時間も翌営業日の午前始値の1回のみが一般的です。

ミニ株は、対面中心の証券会社が提供するサービスで、手数料もやや割高になっています。たとえば、SMBC日興証券は1回の売買につき770円(オンライントレードなどの場合)かかるため、売買コストはかさみます。

るいとうのメリット、デメリット

るいとうは、正確には「株式累積投資(かぶしきるいせきとうし)」といい、定期的に一定金額の株を買い、積み立てる仕組みです。たとえば、月に1万円ずつ自分がほしい銘柄に投資するなど、投資信託と似た感覚で株を買えます。配当金も受け取れ、受け取った配当金は、自動的に再投資のための資金にあてられます。

メリットは、株価水準に関係なく、1銘柄につき1万円から購入できることです。ETF(上場投資信託)など、もともと1株(投資口)ごとの売買で、単元未満株がない銘柄も買うことができます。少額投資のため、複数の株に分散投資しやすいこともメリットです。

加えて、投資信託のように「時間分散」の効果もあります。毎月一定金額を買い付けるため、高いときは買う量が少なく、安いときに買う量が多くなります。こうすることで、購入単価を抑えられ、高値で買う心配がなくなります。長期間にわたりコツコツと積み立てるため、NISA口座での投資にも向いています。

一方で、デメリットもあります。株の名義は証券会社の「株式累積投資口」になるため、株主総会には出席できません。積み立てられる銘柄も大手証券でも2,000銘柄前後と、単元未満株取引と比べて少ないです。

売買に必要なコストもかさみます。大手証券では売買代金の1%強が手数料として必要なほか、るいとう用の口座の管理に年数千円ほどかかる場合があります。

単元未満株などの少額投資に最適な証券会社

単元未満株の購入は、どの証券会社でもできるわけではありません。少額投資に最適な単元未満株取引ができる証券会社をご紹介します。

auカブコム証券

現物取引の手数料が安く、信用取引が建玉残高に応じて0円から取引できます。トレーディングツール「kabuステーション」などの取引ツールを豊富に用意。

  • 単元未満株(プチ株)をしています。

    私はこの証券会社を使って単元未満株取引をしています。この証券会社のいいところは取扱市場に名古屋証券取引所(以下名証と表記)があるところです。おかげで名証単独上場の銘柄の売買が可能なところです。私はこれを使って名証単独上場の銘柄を単元未満株でいくつか持っております。取引できる市場がたぶん一番他のネットの証券会社と比べても多いのではないかと思います。名証単独上場の銘柄を取引するならお勧めです。 満足度:5

SBI証券

多彩な商品ラインナップと業界屈指の格安手数料が魅力。カスタマーサービスのサポート体制も充実。2019年7月20日から、Tポイントで投資信託が買付できる「ポイント投資」もリリース。

  • 単元未満株の取引きが便利

    主にNISA口座で単元未満株の取り引きをするのに利用しています。学生であまり資金がなく単元株だとほとんど買えないので、単元未満株を取り扱っている証券会社は助かります。NISA口座だと普通の取引の手数料は無料になるのですが、単元未満株の取引の場合は手数料がかかります。 満足度:5

マネックス証券

株式売買手数料が業界最安水準の最低100円(税抜)〜と、株式取引をリーズナブルに始められます。米国株や中国株、FX、海外ETF、外国債券など、海外投資商品を豊富に取り揃えているのも特徴です。

  • マネックス証券こんなもんかな

    私はマネックス証券にしてから約4年ほど経ちましたが、なかなかいいと思いますよ。数年前は手持ち金が少なくワン株から始めました。今現在でもたまに利用しますが、ワン株取り扱いしてるのはマネックスを含め数社しかありません。手持ち金が少なく株式投資に興味がある方なら、まずはワン株から始めても良いと思います。投資金も1万円前後から始められますし、何よりもリスクが少なくて済みます。 満足度:4

まとめ

単元未満株は、1単元に満たない株のことです。ネット証券では、こうした株を1株から売買できるサービスを提供しています。単元株と比べ必要な資金が少なくて済み、高くて手が出なかった銘柄も買えます。単元株では1銘柄しか買えない資金でも、たくさんの銘柄に分散投資できます。

ほかに、単元株の10分の1単位で売買できるミニ株や、毎月一定金額を積み立てる、るいとうというサービスもありますが、対象銘柄が少なかったり、取引コストがかさんだりする場合があります。単元未満株サービスの中では、手数料が安く、ほぼすべての上場企業をカバーしているネット証券の「単元未満株取引」がおすすめです。

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