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加湿器の選び方

加湿器の選び方

  • EE-TA60-BM [ソフトブラック]
  • HV-T55-W [プレミアムホワイト]
  • ダイニチプラス HD-LX1224(W) [スノーホワイト]
  • FE-KXY07-W [ミスティホワイト]
  • Korobaan400S KSY-4011 [ネイビー]
  • AHM-MH60-W [ホワイト]

「加湿器ってどうやって選べばいいの?」「気化式とスチーム式の違いは?」「ハイブリッド式ってどんなもの?」など、加湿器を選ぶ際に疑問に感じそうなことを解説。最適な加湿器を選んで、快適な湿度の部屋で過ごしましょう!

2024/12/12 更新

加湿能力と加湿方式を確認する

使用する部屋を十分加湿できる能力を備えている製品を選ぶのが大切。それと同時に、使いたい加湿方式を決めましょう。

部屋に適した加湿能力の製品を選ぶ

定格加湿能力 適用床面積
木造和室 プレハブ洋室
200mL/h 3畳 6畳
300mL/h 5畳 8畳
350mL/h 6畳 10畳
450mL/h 8畳 13畳
500mL/h 8.5畳 14畳
600mL/h 10畳 17畳
700mL/h 12畳 19畳
800mL/h 13.5畳 22畳
900mL/h 15畳 25畳
1,000mL/h 17畳 28畳
1,200mL/h 20畳 33畳

加湿能力は「○mL/h」というスペックで確認でき、数値が大きいほど加湿能力が高くなります。ただ、このスペックでは部屋に適しているかわかりにくいので「適用床面積」をチェックしましょう。なお、適用床面積は木造、鉄筋コンクリートなど建物のタイプによって異なります。加湿能力が足りないと最適な湿度になるまで時間がかかることもあるので、使用する部屋より適用床面積が小さな製品は選ばないほうが快適に過ごせるはず。また、天井が高い部屋で使用するときは部屋よりも適用床面積が大きい製品を選んだほうがいいでしょう。

加湿方式で電気代が大きく異なる

加湿方式による電気代の差をチェックしておきましょう。製品や運転モードによって異なりますが、ヒーターを使うスチーム式やハイブリッド式(温風気化式/加熱超音波式)は消費電力が大きく、電気代が高くなります。ただし、ヒーターを使うタイプのほうが加湿能力は高く、加湿スピードも速い傾向。

加湿能力300mL/hの加湿器の電気代比較

  消費電力 1か月(31日)の電気代
(1日10時間使用した場合)
スチーム式 250W 約2,400円
気化式 5〜11W 約48〜106円
超音波式 22W 約215円
ハイブリッド式(温風気化式) 11〜98W 約106〜942円
ハイブリッド式(加熱超音波式) 75W 約721円
  • ※ハイブリッド式(加熱超音波式)のみ350mL/h

  • ※1kWhあたりの電力量料金は31円で算出

加湿器の代表的なメーカー

象印(ZOJIRUSHI)

EE-DE50-WA [ホワイト]

全製品手入れが簡単なスチーム式

電気ポットと同じ構造で、水を沸騰させて蒸気を発生させるスチーム式を全モデルに採用。フィルターがないため、お手入れが楽で、交換コストがかかりません。蒸気を約65度まで下げて加湿する機能や転倒湯漏れ防止構造など、安全性も配慮されています。

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ダイニチ(DAINICHI)

ダイニチプラス HD-LX1224(W) [スノーホワイト]

使い捨てスタイルでお手入れの手間を軽減

全モデル、水を含んだフィルターに風または温風を当てて加湿する「ハイブリッド式(温風気化式)」。加湿フィルター(気化フィルター)やトレイのお手入れが楽になる、取り替えるだけで済むトレイカバーやフィルター(別売り)を提案しています。

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シャープ(SHARP)

HV-T55-W [プレミアムホワイト]

2WAYの給水方式

ハイブリッド式(温風気化式)を中心に展開。給水スタイルは、タンクを取り外して蛇口から水を入れる方法と、上から注ぎ入れる方法が用意されています。除菌効果のあるプラズマクラスターやタオルなどを通して本体内を拭き取れる構造など、清潔設計もこだわりのポイント。

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パナソニック(Panasonic)

FE-KXY07-W [ミスティホワイト]

電気代が抑えられるヒーターレスの気化式

ヒーターを使わない気化式を全モデルで展開。しかも、DCモーターを搭載しているので消費電力が小さく、電気代が抑えられます。壁際にピタッと設置できるのもメリット。清潔性については、モデルにより異なりますが、ナノイーやイオンの力で水を除菌するユニットなどで対策しています。

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機能やスペックについてもっと詳しく

設置タイプ

あると便利な機能

自動運転

自動運転

センサーを使い、最適な湿度になるように自動調節する運転モードが搭載されていれば、加湿不足や加湿し過ぎが防げます。

自動運転機能搭載製品を探す

タイマー

タイマー

時間を設定して、自動的に運転を開始/停止できる機能。製品により「入」のみ、「切」のみ、「入/切」両方を設定できると仕様が異なります。

タイマー機能搭載製品を探す

チャイルドロック

チャイルドロック

小さな子どもやペットがいるなら、操作ボタンが押されてても運転モードなどが変わらないようにチャイルドロック機能を搭載した製品を選ぶと安心でしょう。

チャイルドロック機能搭載製品を探す

アロマ

アロマ

アロマオイルをセットし、加湿と同時に香りも放出する構造を採用した製品もあります。

アロマ機能搭載製品を探す

よくある質問と回答集

湿度は40〜60%が最適。

湿度が40%以下になると肌や粘膜が乾燥するほか、ウイルスが活性化し、60%以上になるとカビが発生しやすくなるため、湿度40〜60%が最適です。

水道水を使いましょう。

水道水には微量の塩素などが含まれており、雑菌などが繁殖しにくいようになっています。きれいな水でも空気中の雑菌が混じって菌が繁殖する恐れがあるので、浄水器を通した水や井戸水、ミネラルウォーターなどは加湿器で使わないようにしましょう。

加湿タイプによっては離して設置したほうがいい。

超音波式やスチーム式の加湿器はミストやスチームが当たったり、濡れたりして故障の原因になることもあるので、精密機器から離して設置しましょう。

対応していない製品はNG

水タンクにアロマを入れると故障の原因となるほか、雑菌やカビが繁殖する恐れがあります。加湿と一緒に香りも楽しみたいときは「アロマ対応」の製品を選びましょう。

もちろん、問題ありません。

最近は、加湿機能を搭載していない空気清浄機の人気が高く、加湿器は別途用意する人が増えていますが、加湿空気清浄機を使っても問題ありません。設置スペースが抑えられるうえ、空気をきれいにしながら加湿できます。ただし、加湿空気清浄機で採用されている加湿方式は気化式となります。

用語集

定格加湿能力

室温20度、湿度30%時に放出できる「1時間あたりの水分量」のこと。この数値を基に「適用床面積」が決められているので、「定格加湿能力」が記されていない製品でも「適用床面積」で加湿能力がわかります。

加湿器病

加湿器内に雑菌やカビが繁殖した状態で使用すると、蒸気と一緒に雑菌やカビが室内に放出されます。その状況が長期間続き、空気と一緒に吸い込み続けたことで発症する肺炎が「加湿器病」(正式には「過敏性肺炎」)。加湿器病を防ぐために、フィルターやトレイなど、こまめなお手入れを怠らないようにしましょう。

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