ケータイと連携して録画番組を視聴しやすくする「ミモーラ」もなかなか便利

パナソニックはSV-MV100の発表と同時に、DIGAシリーズ向けの番組情報Webサービス「ミモーラ(MeMORA)」を開始した。これはDIGAシリーズとパソコンや携帯電話などとを連携できるネットサービスで、対応端末はPC、携帯電話のほか、スマートフォン、前述の「SV-MV100」となっている。

DIGA用のWebサービスとしてすでに「ディモーラ(DiMORA)」があるが、これは番組表の検索や自動予約、リモート予約など、未来の番組を“録る”ためのWebサービスと言える。対して新サービス「ミモーラ」は、DIGAで録った番組を活用する、過去の番組を“見る”ためのWebサービスという位置付けとなっている。

ディモーラは無料サービスだったが、ミモーラはディモーラのメール通知サービスと併せて月額315円(2011年5月31日までは無料)となる。

パナソニックが2月14日にスタートしたDIGAシリーズ用のパソコン向け番組情報サービス「ミモーラ」 (画像クリックで拡大)

「ミモーラ」は、複数の提供元から入手したテレビ番組のメタデータ(何分何秒にどのような内容が放送されるといった情報や、紹介されたお店の住所など、さまざまな関連情報)を、DIGAで録画した番組と連携させることで活用できるサービスである。

言葉で書くと難しそうに思えるが、DIGAで録った過去の番組のハイライトシーンや見どころを検索できるサービスである。例えばニュース番組なら、Webブラウザーにニュースのヘッドラインが表示され、見たいニュースを選ぶと、ネット経由の操作でそのシーンがDIGAで自動再生される仕組みだ。

一覧から録画済み番組のタイトルを選択すると、番組の詳細が表示される (画像クリックで拡大)

シーンのタイトルと詳細が秒刻みで表示され、それを選択して「再生」を押すとそのシーンから再生される仕組みだ (画像クリックで拡大)

再生操作まで可能な機種はネットからの操作に対応している最新モデルになるが、検索だけなら「ブロードバンドレシーバー」機能の付いたDIGAシリーズで対応可能だ。この場合、各シーンは開始時間で表示される。

検索の対象となるのはNHK総合と民放キー局で、地方局は全国放送の番組に対応している。